慶喜

心意気
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「本能に無い行動」「言葉でも変わる行動」「危険への生理的反応」

2024年04月23日 | 生命科学
🌸人間の本能2

⛳困難な新しい行動の組み立て
 ☆人が経験を通して学び取るのは
 *行動の発現や行動の強度の調節などである
 ☆例、怒りを感じて誰かを攻撃する際
 *子供はそれをストレートに行動に移す
 *大人は状況を察して攻撃を抑制したり
 *穏やかに言葉で論したりする
 ☆行動の組み立て、あるいは行動中枢そのものを
 *経験を通して作り上げることは、わずかしかない
 ☆言葉による行動の変化
 *経験を通して言葉の意味を理解する
 *言葉を一定の規則に従って並べて意味のある文章を作り上げる
 *言葉の学習は長い時間をかけ、発達し完成する

生得的に兼ね備わっていない全く新しい行動
 ☆行動中枢を新規にくみ立てるには、長い時間練習することが不可欠
 ☆(例)スキーのジャンプ
 *人類の祖先が決して経験することがなかった全く新しい行動
 *祖先の普段の生活の中で、このような行動が要求されたことはない
 *この新しい行動は繰り返し練習することでしか会得できない
 ☆進化的に獲得した行動中枢と関係のない、新しい行動中枢の組み立て
 *いかに困難であるか、裏返せば、多くの筋肉を協調的に駆動して
 *意味ある行動を組み立てる行動中枢の重要さを再認識してもらい
 ☆そんなにも高度かつ精密に組織化された生得的行動中枢
 *すなわち本能がいかに奇跡的であるかない他ならない

危険に備える本能
 ☆人も他の動物同様に、危険に対する防衛行動を身につけている
 *危険を予感させる状況(夜間の一人歩き等)
 *直ちに脳と自律神経に働きかけ、人が危険を察知すると活動を高める
 *副腎からはアドレナリンやコルチブールなどのホルモンが放出される
 *体はこれに敏感に反応します
 *心臓は大きく収縮/弛緩を繰り返すと同時に、拍動速度を高める
 *心臓の活動の高まりと同時に、呼吸運動も高まる
 *肺は多くの空気を吸い込み、血液に酸素を供給する
 *血中の酸素は血流に乗って直ちに筋肉に送られ
 *筋肉の活発な活動に必要な酸素を供給する
 ☆危険に備える体の生理的反応
 *防衛行動や攻撃行動などの激しい行動に備えるために重要な反応だ
 *この緊急時の生理的反応は、訓練して得られるものではない
 *これらの生理的反応はすべて人の無意識下で、自動的に発生し
 *進行する本能的な生理的反応
 *緊急時の行動を支えるこの生理的反応、進化的に古い行動的性質
 ☆人類の進化的起源は数百万年前のアフリカのサバンナに求められる
 *祖先はヒョウやライオンなどの大型のネコ科の動物や
 *リカオンなどのイヌ科の動物の危険にさらされていた
 *祖先は、ホモ・ハビリスはじめて石器を作った人類である
 *祖先はここに述べた適応的な生理的仕組みを進化させ
 *生命の維持を図ってきた
 *その仕組みは今もなお、我々現代人の中で息づいている
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『本能―遺伝子に刻まれた驚異の知恵』






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