麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

銀座のクラブ

2005年08月09日 | 身辺雑記
およそ演劇人とは縁のない「銀座のクラブ」
…噂では座ってナン萬とゆー、
我々にとってはほぼ「犯罪の世界」である。
          
で、当然普段は下北沢だの新宿の居酒屋で
おチャケを飲む演劇人の一人の私なのだが、
銀座に一軒だけ、顔を出せるクラブがある。
出島関とか、あとは厚労省等のお役人様、
その他様々な民間企業の偉い方々が常連の店で・・・

とゆーか、正確には間もなく「あった」になる。
8月10日で閉店するのだ。
なので久しぶりに、しかも初めて一人で顔を出した。



制作とゆー仕事柄、応援いただいている会社の社長さんに
いつもは連れて行ってもらうのだが、何度行っても酔えない。
次から次へと水割りを作っていただくのですが・・・
そもそもソファの、あのフワフワがかえって落ち着きません。
目のやり場に困る女性の方々も、むしろ緊張を生みます。
昨日はカウンターだったので、少しはアレでしたが
やはりキョロキョロ……
とにかく仕事を何とか切り上げて
お世話になったママに一言ねぎらいの言葉をかけに
行っただけなので、時計は零時近かったが、店は盛況だった。

祭好きの鯔背(いなせ)な、侠気(おとこぎ?)満点のママで、
だから昨夜も結局、払った倍くらいの値段のワインを
  両手いっぱい抱えさせられて帰ってきた。

一時期業績が落ちて、でもそれは他の店も同様・・・
最近はまた持ち直してきていたらしい。
ただ、更新が近づいたある時、何かがストンと落ちたらしい。

つい先日、「大魔神」佐々木が引退会見がありました。
過去にも江川卓の小早川に投じた一球や、
ウルフ千代の富士が貴花田に敗れた一番など、
「引き際」の決心をする瞬間があったように、
ママにもそんな「時」があったのだろう・・・。
本当におつかれさまでした。

    ※    ※    ※

さて。本日は8月9日、長崎原爆忌・・・
その前日8月8日の日常を淡々と描いた青年座
『明日-一九四五年八月八日・長崎』の稽古が
いよいよ最終。本日夜、小屋入りです!





コメント
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