麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

先に見えるもの

2012年05月18日 | 制作公演関連
力のある俳優達が、かつ
適材適所に配役された
ピタパタ公演『ジョマクノギ』
(作・演出/今井一隆)

スタッフも顔を出し始めて、
大まかな全体像が見えてきた。

どの公演もそうだけれど、
ここいらで創造という名の
「山登り」の勾配がきつくなり、
当然、肉体的精神的負荷も増す。

さらに詳しく言えば。
一度選んだ道を諦めて戻ったり、
焦る気持ちにブレーキをかけて
切株に腰を下ろして話し合う……
そんな稽古場の逡巡や決断を
繰り返す中で目指す頂上が
見えてくる。

勿論、この「見える」はまだ、
肉眼で捕らえるそれではなく
稜線の先の、雲に霞んだ
「見えるだろう」頂のイメージ。

正直地味な作品ではある。
大音量のなか叫んだり踊ったり、
壮大な場面展開や本物の炎や
大量の雨や紙吹雪が舞うことも、
どれも全くない芝居だ。

だけれど。
『ジョマクノギ』という舞台の
頂上から見える風景は、
今までなかったものになる、
という予感が強い。
まだ五合目にも達していないが。

これまた地味な仙川って街で
6月14日~17日に上演の舞台へ
足をお運びくださいませ。
「素晴らしい眺め」を
是非ご覧あれ。

コメント
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