麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

烏と象

2012年05月27日 | 身辺雑記
宮部みゆきの小説
『ぼんくら』には
烏(カラス)が登場する。

その中に。。。
烏は頭も良いので、
長年のあいだに
町の人々が自分らを
嫌うことを理解し、
よほどの早朝か夕暮れ
でなければ、姿をみせない。
。。。というような
描写がある。

江戸時代の深川あたりが
舞台の作品だ。

そして彼らは
僕が小さい頃もそんな
暮らしぶりだった。



これはある日の新宿。
ランチの見本を、まるで
「どれにしようかな?」と
悩むみたいに眺めるの図。

さて。猪や熊だのの獣が
山から下りてくる昨今。



昨日みた象さんです。
スカイツリーに程近い、
本所消防署の玄関脇。



隣に防災館があって、
結構楽しめます。

『ぼんくら』が描いた
江戸下町界隈。
昨日はよく晴れた土曜。

東京スカイツリーは
猛烈な賑わいをみせていた。

345メートルの塔を
見に行ったわけじゃない。
劇団桟敷童子の公演
『軍鶏307』を観劇し、
遠目から確認しただけ……。

ぼんくらに暮らしていると
同じ毎日を繰り返して
変化なく過ぎて行くように
感じちゃうけど、
烏が生活圏を変え、
世界一のテレビ塔が建ち、
当たり前だが変貌し続けている。

もっと目を凝らし
耳を澄ませなきゃと
改めて思いました。
コメント
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