麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

雪、が少し降った。

2021年01月29日 | 制作公演関連

1月28日、予報になかったけれど雪が降った。

短い時間……東京に。

俳優座の次回公演『雪の中の三人』の

DM発送作業だったから

天気が計らってくれたのだろうか?

 

  

 

そんな一月の末、六本木では俳優座の

『正義の人びと』の上演が続いていて、

高円寺では日韓演劇交流センターの

「韓国現代戯曲ドラマリーディングX」が

27日に開幕した。

『激情万里』『椅子は悪くない』

『加害者探求‐付録:謝罪文作成ガイド』の

三作品が交互に上演される。

 

前々回まで制作末席をつとめたイベント。

というか、前回のオーディションにも何故か居た。

集まった役者たちと演出を前に制作が

「僕の友人です」と紹介し、笑いが起きた。

Vol.8に続いて参戦するはずが、急遽……

それはともかく。

 

東京とソウルで隔年ごとに開催された

リーディング公演が節目の十回目で一度終わる。

実は主たる目的は、両国の戯曲の翻訳・紹介で、

五本ずつ、合計五十本の韓国の現代戯曲が出版され、

(韓国では日本戯曲が五十本)

vol.3までは五本、以後は三本を舞台にした。

 

そうそう。

作家やセンターのメンバーの人的交流も、

二十年の時間のなか積み上げられた

大いなる成果のひとつと言える。

 

      

 

また、公募制で演出と役者が決まるが、

その出会いは日本演劇界に高く寄与している、

というのは贔屓目が過ぎるだろうか。

 

話が前後するけれど、関わったのは

vol.5(2011年、於シアタートラム)から

vol.8(2017年、座・高円寺)までと

8の翌年のエクストラエディションの五回。

 

エクストラ~は、本来隔年開催の谷間の年に

戯曲集に載りながら上演されなかった中から

二本を取り上げた「特別編」だった。

 

友人としてvol.9も三本松すべて観た。

今回も一観客として『激情~』『椅子~』

『加害者~』を観たいと思っている。

 

1月29日、晴れ。

劇団俳優座No.344『正義の人びと』

(作/カミュ、訳/中村まり子、

演出/小笠原響、於/俳優座劇場)は

今日を含めて、あと三回となった。

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