今年の「箱根」での一番の驚きは
東洋の総合4位ではなかったか?
卒業生だから言うのではなく。
出雲7位、全日本は14位で
そのシード権を失い、
「箱根でもシード落ちか…」と
危険視する声は高かった。
しかし「1秒を削り出す」走りで
大手町箱根間を鮮やかに10人で繋ぎ、
下馬評を覆してみせた。
史上初の〈2年連続三冠〉に
王手を掛けていた駒澤大学は
死角なしと見られ、確かに戦力は盤石!
が、しかしそれを超える
「魔」が箱根には存在している。
そう容易くはいかない。
故に、驚きでいえば前者!
さて「今年」と書いたが、
箱根はシーズンとしては昨季になる。
大学駅伝は、今年もスポーツの日に
「出雲」から始まった。
我が東洋は昨年、最上級生4人、
3年2人、2年3人と経験重視の
オーダーだったが今年は・・・
1区=緒方澪那斗(市立船橋/3)
2区=濱中尊(西武台千葉/2)
3区=網本佳悟(松浦/3)
4区=迎暖人(拓大一/1)
5区=西村真周(自由が丘/3)
6区=宮崎優(東洋大牛久/1)
・・・4年生不在の布陣。
フレッシュといえばフレッシュ
けれど、主将の梅崎蓮はじめ
昨季の三大駅伝フル参戦の小林亮太、
エースと期待されつつ故障に泣いた
石田洸介ら鉄紺の汗と涙を知る4年生が
襷を掛けられない苦しい台所事情。
戦国駅伝は容易くいかない!
結果は、11位。
関東勢の最下位に沈んだ。
一走・緒方の区間7位以外は二桁
(濱中11位、網本13位、迎10位、
西村12位、宮崎11位)。
長い距離が得意な「鉄紺」ゆえ
スピード駅伝の出雲は不得手だが、
加えて「流れ」が全く作れなかった
次戦全日本まで約三週。
出雲で経験を積んだ下級生に加え、
エントリーには4年生の名前もある。
最終目標の「箱根」に向けて
11月、伊勢路106.8kmを駆ける。
目標の「鉄紺の復権」の実現へ、
力強い一歩を
※※※※※
タイトルの「ペガサスプラス」は
ナイキのランニングシューズで、
昨今人気の「高反発」ながら、
圧倒的シェアのアルファフライや
ヴェイパーフライより膝等への
負担の掛からないカテゴリー。
夏合宿で東洋が積極的に使用。
「ペガサス」の響きも良いので、
三大駅伝については
この題名で綴っていきまーす
【伊勢路の巻につづく】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます