新劇交流プロジェクトⅡ『美しきものの伝説』
作/宮本研、演出/鵜山仁
時/2022年6月16日(木)~26日(日) 全12回
於/俳優座劇場(港区・六本木)
読み合わせが昨日まで、俳優座5階稽古場にて。
少し休息して14日から劇団東演稽古場へ。
さて、改めて思うのは、キャストだけで29名、
スタッフを含めると当然40名弱となる
テーブル稽古は圧巻でした!!
おっと、忘れてはいけない登場人物紹介。
(『美しき~』関連の弊ブログは、公演関連の話と
個性豊かな歴史に名をなす登場人物の二本立てで)
ルパシカは小山内薫。「新劇の父」と呼ばれ、
1909年の自由劇場結成、1924年の築地小劇場の設立など
日本の演劇界の革新に半生を捧げた人物。
画家藤田嗣治は従兄弟。
1881年広島生まれ、1928年没(47歳)。
ちなみにルパシカは、ロシアの民族服の一つで
白麻製のスモック風の上着。
襟や袖口等に刺繍があり、腰帯を締めて着用。
ん、今時「スモック」は通じるのかな?
頭からかぶって着る衣服が語源で、
文字通り筆者は幼稚園の頃かぶって着ていたが。
一方、ルパシカは最近めっきり見掛けない。
・・・そんな今日は5月3日。憲法記念日。
この演劇作品に登場する人々は皆、政治と近しい。
あたりまえに「まつりごと」に通じている。
時代もあるのだが。善きも悪しきも。
それもまた『美しき~』の魅力です。
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