麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

東経44.83北緯20.50と演劇(3)

2014年11月11日 | 制作公演関連
同じ題名で11/9に(2)をアップした。
なんと(1)は9/21、約八週間前だ。
そんなに間があいてたのか~。

その間『バルカンのスパイ』ねたに
まったく触れなかった訳ではないが


とにかくまずは改めて概要を・・・

日本・セルビア演劇交流プロジェクト
『バルカンのスパイ』
作/ドゥシャン・コバチェビッチ
翻訳/亀田和明、演出/杉山剛史

出演/田中徹、チェ・ヘミ、
東ケ崎恵美、服部晃大、清藤昌幸

2014年11月21日(金)~23日(日)
ブレヒトの芝居小屋
金19時、土14時と19時、日14時
全四回。前売3500円

ベオグラード郊外に暮らす
イリヤ(田中)とその妻ダニツァ(チェ)、
娘のソーニャ(東ケ崎)は歯科医師免許を
持ちながら仕事がない。
その家にはもう一人、ペータル(清藤)が
フランスから帰り、下宿している。

ある日、警察から呼び出されたイリヤは、
下宿人についての事情聴取だったことから、
彼に小さな疑念を持ち、尾行する……。
その「スパイ」活動はエスカレートし、
実弟のジューラ(服部)も巻き込み、
暴走化していく・・・。

で、初日までは十日。
ただ四日後には早々に劇場入りする。
東京演劇アンサンブルの拠点、
「ブレヒトの芝居小屋」はブラックボックス。
常設の客席はないので、
土曜日に舞台設営及び客席作りから始める。
月曜日には照明の釣り込みや明かり作り。
火曜日から場当たりに入って、
そこからは贅沢に「劇場」での稽古となる。



美術、照明、衣装のプランナー、
舞台監督らの前で通し稽古を終えた
今日の稽古場でやりきった感(?)の
俳優陣・・・。

実はフレームの外では
スタッフ会議が展開していた。
それが済んでから、役者には
演出の杉山から細やかな駄目出し。

あ、そうそう。
あけて11/12は杉山剛志の誕生日。


おめでとうございます
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光夫と小百合と仲間と和田と

2014年11月10日 | 身辺雑記
僕よりも少しお姉さんお兄さん達は
浜田光夫・吉永小百合コンビの
映画をたっくさ~ん観たことだろう。

その後もスターダムを歩き続け、
日本を代表する女優となった小百合。
一方、1966年の事故を機に
二枚目からの転進を図った光夫。

ゴールデンコンビといえば
山口百恵・三浦友和。
「赤いシリーズ」
十作品(スペシャルドラマ含む)あって
大半が二人の主演と思いきや、
「疑惑」「衝撃」と、引退記念作品の
「死線」の三本なのは意外だ……。

さらに最高視聴率はシリーズの
代名詞的作品「運命」ではなく
「激流」だったりもする。
音楽大学を舞台にした
水谷豊・竹下景子コンビのドラマ。

さて水谷豊といえば、
『傷だらけの天使』『熱中時代』。
そして『相棒』。
現在season13がオンエア中。

その第一話「ファントム・アサシン」
(初回二時間スペシャル)で
仲間由紀恵と和田聰宏が共演した。

2004年7~9月の「月9」。
本格ラブストーリー初主演となった
仲間の相手役に抜擢されたのは、
無名の和田聡宏(当時)だった。
あれから十年・・・。
仲間は結婚し『相棒』ではメインゲスト。

和田はロシア人スパイに協力する
七人のうちの一人だった。

大リーガー田中将大と巨人の坂本勇人。
小学生時代のバッテリーは
ともにプロ野球に進んだ。
捕手だったマー君は投手に。
投手だった坂本は内野手に。

あるいはON。
オンじゃなく王と長嶋です。

バレーボールの熊田と川合。
ある時期、輝きを放ったコンビの
その後のそれぞれの道、
興味深い「ものがたり」です。

「赤い」シリーズとともに
一世を風靡したのが田宮二郎主演の
「白い」シリーズがあった。
第三弾「地平線」のロケーション撮影が
僕の通ってた小学校で行われた。
田宮ほか森田健作、松坂慶子らが来た。

そりゃ、もう大騒ぎ。
子供以上、ママ達が田宮二郎に熱狂。
確か僕が小二か小三の時だ。

脚本担当はジェームス三木。
まさか三十数年後に、
仕事をご一緒することになるとは。

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東経44.83北緯20.50と演劇(2)

2014年11月09日 | 制作公演関連
ハローウィンの盛り上がりに
賛否が語られる昨今です。
確かに、俄かに熱くなってるな~。


イルミネーションは少し前から
定着しているけれど……
その「点灯式」の露出が
今年各段に多い気がするのは
僕だけかしら?

節電からの脱却のアッピール?
勿論、景気を上向かせる
ひとつのアイテムにはなる、
とは思うのだが・・・。



いずれにしろ豊かだからこそ。
イルミネーションなどなかったろう
1980年代前半のユーゴスラビアを
舞台にした『バルカンのスパイ』の
主人公・イリアの家の窓の外は暗い。

と、宣伝っつうか稽古状況レポに
持っていくわけですが・・・
いよいよ11/21開幕の芝居は、
連日長めの時間を使って、
スープをじっくり作るかのように
ことことと煮込んでおります。

勿論「比喩」だけれど、
その丁寧な進め方は、あたかも
老舗の味を守るシェフの仕事を
見ているようだ。
決して妥協は許さず、
初日まで二週間になっても尚、
新しい発見を拾いながらの稽古を
重ねております。

演劇の本場ロシア。
国立モスソヴィエト記念劇場
主任演出家ユーリー・エリューミンの
演出助手を務め、日露を行き来する
杉山剛志の面目躍如!

それに応える役者陣も、
彼の演出を良く知る五人が揃い、
双方向発信が成り立っている。

詳細はフェイスブックの
《日本・セルビア演劇交流プロジェクト》
のページで、イリアの娘役・
東ケ崎恵美が連日アップ中!

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お見合い記念日

2014年11月07日 | スポーツ
11月6日は「お見合い記念日」
だったそうーです

戦争で婚期を逃した男女368人が
集団お見合いをしたことに由来。
1947年のこと。
それから67年後の昨日、
カープのホープ堂林翔太が
年内に結婚すると発表。
お相手は女子アナ。かつ年上。
歴代のスタープレーヤーに
まずは私生活の面では名を連ねた。
さあ、是非「本業」でもビッグに!
その可能性は大だと思う。



11月6日、サッカー日本代表も発表され、
ザックジャパンを支えた
ベテラン達が召集された。
これまで遠まわしに言ってきたが
アギーレは早々に諦めた方が良い。

就任時、何もしないうちから
吹いていた「逆風」が、
逆に結果を出せてない中、
マスコミに出てくる評価が
思いのほか低くないことに、
違和感を覚えるのは俺だけか?
勿論、結果が全てではない。
それは、まあ、いい。
ビジョンが見えないのがダメ。

協会なりスポンサーあたりから
圧力でも掛かってるんじゃね?
と勘ぐりたくもなる。

※※※

ここまで書いて「下書き保存」。
(11/6)

なんと《協会がアギーレを事情聴取》
というニュースを今日(7日)耳にした。
協会、圧力かけてなかったのか?
ポーズでないことを期待する。



スポーツネタが続いたからには
「陸上長距離」は避けて通れない。

さる11月3日に開催された東日本駅伝。
男子はコニカミノルタが三連覇
(通算八回目)
花の二区にルーキーの設楽啓太を器用。
今年の箱根駅伝で優勝した東洋大の
主将として山を登った男は、
各チームのエースを押さえ見事区間賞。

その中には双子の弟・悠太の姿も。
二人は初めて袂を分かち、
昨季の副将はHoNdaに草鞋を脱いだ。

さて東洋大といえば、柏原である。

すっかり名前を聞かなくなったが
怪我と付き合いながら、今回は
富士通のアンカーとして彩の路を走り、
区間四位と復活の兆しをみせた。

四位。
東日本の前日(11/2)に行われた
全日本大学駅伝での東洋大の順位だ。
駒沢が圧勝。
昨年も、僅か8区間106.8kmの
愛知~三重間では敗れている。

箱根では、勝つ
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ROSE at theaterX vol.14

2014年11月05日 | 制作公演関連
連休最終日。
成田から走ってきたリムジンバスから
降りた御婦人が思わずこぼした
「寒いっ」という声を聞いた。
暖かい国から帰還したのだろう。
その脇を抜けて稽古場へと急いだ。

※※※

志賀が共同代表を務める
東京演劇アンサンブルの公演があり
二ヶ月お休みした「月一連続上演」の
『ROSE』(シアターΧにて)。
11月4日14時からvol.14を無事終えた。

八十歳のローズはアメリカにいる。
けれどソ連のユルティシュカで
生まれた彼女の人生は、
ワルシャワやハンブルグ、
パレスチナ、フランスのセット等々、
世界を巡る波乱の歳月だった。

前段の海外旅行組の方々も、
そんな何処かを訪れたかもしれない。

昨日、両国へ旅しに来た方々との
アフターミーティングは大いに盛り上がった。
2013年シアターΧに場所を移して
ロングランに挑んで以来、終演後
ロビーで観劇者と交わしているけれど、
作夕は作品の感想から発展して、
ユダヤ人論にまで及んだ。

実はvol.14から衣裳が変わった。
秋の装いといおうか……
死者に捧げるユダヤの「シヴァ」という
弔いにふさわしい装いに。

ベンチが一つだけの舞台。
登場するのは彼女が飲む薬、
そのための水、コップくらいだが、
そのコップも少しゴージャスに。

また照明の微妙なタイミングを
変化させたことでシーンが
劇的にシャープになった。

※※※

志賀は明日からベトナムへ。

そして次回『ROSE』は
12月16日(火)19時~
さらに進化した舞台を届けます。

観劇料は1000円。
どうぞ何度でもお運びください。

初演(ブレヒトの芝居小屋)の
5ステージを加えると、
師走は節目の二十回目。
成人式を迎えるのだな~。

通常の演劇公演なら、
一日二回の公演日もあるから
二週間もあれば20ステージ行く。

2012年11月7日からゆっくりゆっくり
歩みを刻み、二年超の時間をかけて。
でもまだまだ一つの通過点・・・
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文化の日。でもお話は一日のこと。

2014年11月03日 | 制作公演関連
11月1日。
一並びでなんだか縁起が良さげな日、
かみさんは結婚パーテーィへ。
自ら主宰するラヴィニアの
舞台に出演いただいたり、
ライブに「昭和ジャンプ」とゆー
ユニットでゲスト出演いただいたりの
渡辺英雄氏の祝宴へ。
で、オオトリで歌も歌ったらしい。

 

雨が降ったりやんだりのその日。
僕は田無で銀河ラボの芝居を観た。
西東京市の演劇講座から生まれた
社会人劇団だ。
なんと開演が11:00
観る方も大変だが
役者はもっときつかったろう!
言うまでもなく「早起き」が、
ではなく舞台に立つために、
声を含む体を「起こす」のが
大変なのである。

下北沢に移動して。
J-Theater『風に立つライオン』
(12/2~4、小劇場楽園)の
顔合わせが15:30~。
出演者の一人・西村ちなみが
ライブに出演しており、
その昼と夜のステージの合間に
集まったのだが、総勢15名が
一堂に会する場所を見つけられず、
馴染の居酒屋の座敷を借りた。

ランチ営業中の一角で、
まず台本作りが始まった。
テキレジを終えて
印刷を終えたばかりの頁組み。
J-Theater初参加の役者も多かったが
不思議な一体感が生まれた。

シモキタのはずれでは
日本セルビア演劇交流プロジェクト
『バルカンのスパイ』が、
その日も朝から夜までの長い稽古。
ただその日は19:00~、
美術中心のスタッフ会議。
役者は早めにあがって、
演出の杉山剛志、美術の加藤ちか、
舞台監督・吉田誠に制作の僕、
さらにプロデューサー宗重博之、
舞台スーパーバイザー古舘裕司で
濃密なミーティング。21:30過ぎ迄。

駅前に戻りJの二次会に
顔合わせの座敷には宴席があったので
テーブル席に移動して飲みに突入した
『ライオン』チーム。
バルカンの稽古に向かう僕と
ライブのあった西村以外で乾杯。
スタートは17:30くらいだったか?

会場を変えた二次会もほぼお開き状態。
22:00になろうとしてたもんな。
僕が着く直前に多くが帰って、
いたのはたったの三人きり。
会計をすませ、僕はさらにもう一軒。

遊劇社ねこ印工務店の面々がいる
ワインバーへ足を向けた。
『十二夜』の配役などを肴に飲む。

本日は18:00~J-Theaterの
『ライオン』と併演される若手公演の
顔合わせが勝どきにて。
詳細は改めて。

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