麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

待ちぼうけの町0810

2022年08月10日 | 俳優座

8月9日、『待ちぼうけの町』の稽古場には、

照明、音響、衣裳の各プランナーに作曲家が集い、

ほぼ形の整ってきた芝居を見つめた。

キャストの積み上げたものにスタッフの技が重なります。

 

さて。

弊ブログ8月7日付に新聞取材の一部をアップしたけれど、

FMラジオへの露出等、伝えきれていないことも多い。

演出の川口への新聞取材は月曜にも一件あった。

 

 

上は、六本木交差点ちかくの「ROPOONGI7VISION」。

いわゆるデジタルサイネージ(動画広告)である。

画面を背に、十字路を右手に渡ればアマンド、左手に進めば交番、

つまりはスギ薬局、富士そばの並びの山室ビルの映像に

劇団俳優座No.350公演の情報も流れております。

  

六本木にお立ち寄りの際は是非覗いてやってください。

写メなので、チラシ表面のみが写っていますが、

キャッチコピーなど含め実際は動いています。

 

で、裏面がこちら。

 

と、ここでご注意。

弊団はおもに俳優座劇場、俳優座スタジオと

六本木にて上演することが多いわけだけれど

『待ちぼうけの町』は両国にあるシアターχが会場。

お間違いのないよう

 

そして、劇場のある墨田区の商店街との連携も模索中。

より多くの方々に届けたい! とCOVID-19禍ながら、

制作チームも細心の注意をはらいながら動いております。

 

最後にどうでも良い話。

堀江安夫作、川口啓史演出の本作はナンバー公演として

節目の350作目になるのだけれど、偶然も偶然、

「敏腕Pの日々の徒然」における、俳優座カテゴリーの

栄えある350本目が前回8/7付だったりした。

 

初日まで23日。

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よこはまチャチャ

2022年08月08日 | 身辺雑記

なんなんだろう?

突然、曲が降って来るのは・・・

少し気持ちが弱くなって、ふと好きな曲を

無意識に口ずさむというのとは別に、

格段お気に入りでもなかったメロディが

湧いて出てくる、あれ

 

♪チャチャどこにいるのかチャチャ

よこはまチャチャ♪

と、遠い昔のヒット曲が数日前、急に。

しかもこの部分しか知らないので、ループで。

歌唱者もわからずググってしまいました。

[本文中敬称略]

 

小野さとる。

1983年の歌謡賞レースで17冠とのこと。

 

ああ、少しずつ記憶が蘇ってまいります。

「花の82年組」の翌年、残念ながら

「不作」と称されたその年のレコ大新人賞は、

岩井小百合、大沢逸美、桑田靖子、小野さとる、

そして「たのきん」のよっちゃんこと野村義男率いる

THE GOOD-BYEの、以上5組が戴冠し、

最優秀はジャニーズが持って行ったのでした。

ほかにこの年デビューは松本明子、森尾由美、

徳丸純子、小林千恵、木元ゆうこ等々。

 

余談ながら「歌謡大賞」はグッバイと岩井が分け合い、

「有線大賞」は風見しんごが最優秀。

蛇足ながら「レコ大」は日本レコード大賞

かつては名誉ある一大イベントでした。

かわりゆく世相の中、不作と言われながら、

今尚芸能界で頑張っている83年組。

そうそう。

数年前、デビュー35周年を記念し、

大沢、桑田、松本、森尾、徳丸、小林、木元が

「お神セブン」というユニット名で

イベントを開催しましたね

勢いで調べたら、会場は博品館劇場でした。

ぜひ40周年にも期待したい。

小野さとるも現役で活躍されている由。

 

♪よこはま 港のみえる丘

 なくした恋だけ 灯がゆれる

 よこはま ホテルのゆがんだ窓

 こぼれた愛だけ 灯が消える♪

という歌い出し。

 

作詞は、伊達歩。

他に『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』など

たくさんの作品を世に生み落としていますが、

作家・伊集院静という方が通りが良いでしょう。

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待ちぼうけの町0807

2022年08月07日 | 俳優座

 

劇団俳優座、東日本大震災テーマに舞台「待ちぼうけの町」、9月2日から、失われた命胸に前向く姿描く:中日スポーツ・東京中日スポーツ

東日本大震災の記憶をとどめようと劇団俳優座は9月2日から東京・両国シアターXカイで舞台「待ちぼうけの町」(堀江安夫作、川口啓史演出)を...

中日スポーツ・東京中日スポーツ

 

 

昨日、東京中日スポーツ紙に取り上げていただきました。

下は少し前になりますが、日経新聞に。

(ただWEB版は、会員限定になります)

 

 

海が見える家 岩崎加根子

一緒にいると気持ちが軽くなる。歯科医師の伊野千恵子さんには、いつもお世話になりっぱなしだ。疲れていると、何も言わなくてもすぐに察されてしまう。出会いはいまから25...

日本経済新聞

 

 

そして稽古場には、作家の堀江安夫さんの姿も。

役者が次々に囲んで、これまでの稽古で出てきた課題等

質問責めになりました。別室では大道具打合せ、

稽古後半は振付の藤間章吾さんによる「竜虎舞」の指導と

推進力のある土曜日となりました。

 

龍虎舞は架空の芸能

 

そうそう虎といえば、『待ちぼうけの町』で

元棟梁の橋立を演じる河野正明が出演している

映画『とら男』が、渋谷の「ユーロスペース」で

封切られた日でもあります。

 

映画『とら男』公式サイト

 

1992年に実際に起き、時効となった事件。

担当刑事だった西村虎男を主役に、

セミドキュメンタリータッチで描かれるミステリー。

 

本日は日曜日、稽古はオフ。初日まで26日。

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待ちぼうけの町0806

2022年08月06日 | 俳優座

 

(前列左から、平田朝音、安藤みどり、岩崎加根子、釜木美緒

中列左から矢野和朗、河野正明、加藤佳男、島英臣、川口啓史

後列左から、山田定世、田中孝宗、藤田一真、川井康弘)

 

劇団俳優座第350回公演『待ちぼうけの町』

作/堀江安夫、演出/川口啓史

時/2022年9月2日~11日、於/シアターχ

 

冒頭は集合写真。キャストと演出家。

(一名、外部出演で沖縄に飛んでいて欠けています)

7/20付のblogお尻にも添えましたが、今日は頭に。

 

7月上旬のプレ稽古を終え、

俳優座特別公演『戦争とは……2022』本番時をオフ、

先月20日から稽古を再開いたしました。

そして25日から早くも立ち稽古に……。

 

 

チラシおもて面。

東日本大震災から7年後から始まる作品ということで

重い舞台と思われる方も多いでしょう。

勿論、ズシリと響くストーリーではあります。

けれどもラストには希望が・・・

そんなわけで、明るい宣材をこしらえました。

 

第七波の猛威の中、新規感染者のとてつもない数に

ひるむ日々ではございますが、

我々は正しく恐れて、万全の対策を施しながら、

開幕に向かい、無事に閉幕までと稽古に励むのみ。

 

奇しくもヒロシマの日から『待ちぼうけの町』について

徒然に綴ってまいります。

初日まで27日。

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劣夏富春

2022年08月05日 | 身辺雑記

なんとも品揃えが微妙な薬局が、

我が家からわりと近いところにあった。

東京芸術劇場の脇を走る「劇場通り」に面して、

薬もあるけど、お菓子やお酒も売っていたから、

むしろ「よろず屋」という方が当たりな店舗。

半年も経たずに潰れて、レストランになった。

 

 

亡くなった父の名前が富春だったので、

吸い寄せられるように目が行って、パチリ

生きていれば84歳の、年男だった。

マイトガイこと小林旭さん世代。

弊団でいえば中野誠也が1938年生まれ。

 

で、タイトルは針小棒大みたいな四字熟語。

もちろん創作だ。

天候不順を「劣」に託して今年の夏を表現。

劣に対して「富」、富なら貧との組み合わせだろうが、

しっくりこなかったので。

 

さて「上海富春小籠」という店名だから、

上海料理で、小籠包が自慢なのだろうと検索したら、

本国(上海)では地元民から観光客までに愛され、

「地球の歩き方」にも掲載されている名店なんだそう。

そして、池袋の駅の反対側・東口に一号店があるらしい。

知りませんでした。

 

そんな8月5日19時過ぎ。

昨日紹介した「演劇は生きる力」も無事開幕。

バナナマンライブの長蛇の列に負けじと満席。

 

日を改めての配信があります。

興味のある方は、そちらを是非!

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バナナマンと雷雨と

2022年08月04日 | 身辺雑記

 

地獄の釜茹でのような暑さ……いうなれば「獄暑」から

一転、8月4日は時折雷雨の不安定な天候でした。

我が座の一階、俳優座劇場ではお笑いコンビ「バナナマン」の

単独ライブ『bananaman live 2022 H』が初日でした。

三年ぶりの開催は、初めてライブビューイングも。

 

弊ブログは二週間以上ごぶさたしての、

かつ8月最初の投稿が何故に「バナナマン」?!

……なんと、四国・松山に行った話以来。

東京は涼しかったけれど、

新潟県下越、山形県置賜には線状降水帯が発生し、

昨夜から被害が大きく出た。

置賜地域には「白鷹町」があって、

学生時代、自動車教習所に通ったまちだ。

いわゆる合宿免許

 

明日も19時開演の「バナナマン」。

負けじと我が座の稽古場「俳優座スタジオ」では

(公財)日本劇団協議会主催の

「演劇は生きる力!~脳科学の視点から検証する~」が

同時刻から開催されます。

司会を弊団の眞鍋卓嗣、パネラーに西海真理氏(劇団朋友)、

そして講師として茂木健一郎氏。

・・・演劇と教育シリーズvol.13!

 

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