麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

猫、開幕する。

2022年11月06日 | 俳優座

 

「いい推しの日」、11月4日に開幕した劇団俳優座No.351『猫、獅子になる』

(作:横山拓也、演出:眞鍋卓嗣、於:俳優座劇場、11月13日まで)は

おかげさまで多くの皆様にお運びいただき、ありがたいことに温かい拍手のなか、

2ステージを終えました。

アンケートやSNSでの長い長い感想や短い一言から、本作への感動が伝わり、

積み上げた稽古に自信をもって千秋楽まで、さらに深めていきたいと思う日曜日。

 

本日は作者の横山拓也さん(iaku主宰)を迎えてのアフタートークもございます。

聞き手は出演者の若井なおみ。

『猫~』では劇団ドリームランドの代表柳井真奈役を演じており、

いわば劇団を率いるトップ同士の対談・・・という建付でお届けいたします。

本編とともにお楽しみいただければ幸いです。

 

アフタートークは明日も! ゲストはジャーナリストの池上正樹さん。

KHJ全国ひきこもり家族会連合会の理事でもあり、

本作のテーマである8050問題に関する著書や講演多数。

舞台では描ききれない「ひきこもり」のことを

分かりやすく解説いただく予定です。7日月曜日。

 

さらに8日はプレトーク。

開演の15分前より、演出の眞鍋卓嗣が作品の魅力を語ります。

 

そして10日木曜日にもイベントあり。

ラストは劇団ドリームランドの座員たち

(野々村貴之、小泉将臣、滝祐里、髙宮千尋)による

本作の舞台裏を、多方面から!!

 

『猫、獅子になる』は「推し」の公演

冒頭書いたように、残席僅少のステージが多くなっております。

興味のある方はお早めにお求めください。

 

横山拓也×眞鍋卓嗣×俳優座による「いきもの」シリーズ第三弾。

見逃さないでください

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白鷹同窓会2022改訂版

2022年11月03日 | 身辺雑記

文化の日。

朝からミサイルが飛んで、宮城、山形、新潟に

「北朝鮮からミサイルが発射された模様です。

建物の中、または地下に避難して下さい」と

テレビは繰り返し伝えたのだった。

視聴者は全国民だったろう……。

 

僕は詳しいことも知らずに劇場へ。

明日開幕の、劇団俳優座No.331『猫、獅子になる』の

専門的な用語でいえば「場当たり」のために。

 

 

さて、前述の3県のなかの山形県といえば。

10月25日付の弊ブログで取り上げた合宿免許の与太話。

堂々と1993年だと言い切って書き切ったのだけれど。

ほんとは1991年だったと指摘あり。

なので、そういう時間軸で《訂正版》をお届け。

 

**********

 

学生が春休みに免許を取る際に

合宿を利用するのは今尚ある話である。

遡ること1991年。

ということは31年前になるわけだが、

山形県の、とても小さな町「白鷹」の

雪深い時期に出会った五人が再会した話。

 

ただ、うち四人は既に何度か盃をかわしていて、

その度、それぞれの現況や当時のメンバーの行方が

酒の肴になっていたのだが(当たり前に呑めた時代)。

20人ほどの大学四年から高三までの面子の、

リーダー格Sの足取りを、たまさかIが突き止めて、

それが前回の宴新橋でのトピックだった。

 

だったのだけれど。

暫くして世の中はCOVID19禍に襲われ、

またそれに加えて、せっかく連絡の取れたSに

「白鷹」の記憶がほぼほぼないことも分かり、

一度暗礁に乗り上げたのであった。

 

さて91年といえば、ソ連崩壊の年。

モータースポーツでは

セナが、F1でドライバーズチャンピオンに

二年連続三度目の輝いた年だ。

その栄誉を本田宗一郎に捧げた年でもある。

そして、その後「音速の貴公子」は

年間王者に立つことなく2014年サンマリノで……。

 

その点でいえば。

90-91シーズンのアメフト界では日大フェニックスが

1月3日の「ライスボール」で松下電工をくだし三連覇

が。

学年のかわった91-92シーズンの11月23日、

東日本の大学の頂点を決するパルサーボウルで

専大グリーンマシーンに敗れる波乱!

これも結果的な話になるが、「赤い悪魔」と言われた

常勝軍団・日大は低迷期に入り、

2007年(名称はクラッシュボウルに)まで

東日本優勝から遠のく。

 

・・・そんな91年に初々しくハンドルを握り、

時には卓球などにも興じた数週間・・・

高校生だったOとFもアラフィフになり、

二人よりちょいとお兄さんのSにいたっては、

「役職定年退職」という河原乞食には耳慣れない

準備をはじめているという。

 

主には、抜群の記憶力を誇るAG大学卒のIが

M大フィギュアスケート部主将(当時)に

「白鷹」のことを聞かせながらの数時間。

果たして30年超の「空白」はどこまで埋まったのか。

 

ロシアが崩れ落ちそうな2022年。

次の「白鷹同窓会」が開かれたとき、

「東」の巨大な国はどうなっているのだろう?

 

**********

 

文化の日、ミサイルが飛んだ。

平和をあらてめて考える、祝日となった。

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