タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

宗箇山に登る

2011年12月06日 | 山歩きから
それって無いでしょう、、、

 広島市西区の三滝寺の背後にある宗箇山に登ってきました。心配された天気も回復して、雨の心配をすることも無く市街地を見下ろす山を楽しんできました。

       

 今年の紅葉は悪いとは言っても、この時期はそれなりに楽しむことが出来ます。それは良かったのですが、山を下りて寺内の茶店に寄ったら、、、

 18名の団体は予約しないと対応できないと、口では「すみません」と言うようなことを言いながら、いかにも迷惑そうにキャンキャン怒鳴りたてるような対応をされて、それまでの楽しい気分が吹っ飛ぶような気がしました。対応できないのなら断られることは仕方ないとしても、ものは言いようでしょう。今日は団体が多くて、、、などと言うようなことを言い訳にしていたけど、そのようなことはお客さんには関係のないことです。いい年をしていて、そのようなことが分からないのですか?

 あれでは店を訪ねた私たちにはキャンキャン怒鳴りたてられたような印象しか残っていませんよ。あの対応ぶりを動画に撮って世界に公開してやりたい気分でした。モノは言いよう、あれではどのように贔屓目に見ても客商売の人の話し方ではありません。第一あのような店に予約までとって行く人がいるの?山を下りて時間があるからチョッと寄る、と言う程度の店ではないですか?

 もうあの店には絶対に行ってやりません。怒り心頭のタカ長です。

      

 上の写真は宗箇山の稜線から見た広島の市街地、中心部方面です。この写真は北側の市街地、遠くに山陽自動車道も見えています。ところどころでそのような展望を楽しみながらの山歩きでした。

 宗箇山は戦国の武将で茶人の上田宗箇が広島市内の庭の借景に使った山として知られています。しかし、いまはビルが林立しているので市街地を歩きながら宗箇山を見ることは出来ないはずです。

 上田宗箇は茶道宗箇流の祖であり、タカ長も若かりし頃宗箇流の先生にお茶の手ほどきを受けたことがあります。宗箇流はマイナーな流派かもしれませんが、武家手前なので男性がやるのはなかなか良いものです。

      

 今日の山歩きは三滝寺をゆっくりと楽しみ、そこを基点に宗箇山、高峠山を歩いてきました。JR三滝駅からの往復で15,800歩、のんびり歩きの一日でした。

      

      

 三滝寺は809年空海によって創建された古刹で「三滝観音」として市民に親しまれています。1945年の原爆投下のときは、爆心地から3.18kmしか離れていないのに奇跡的に被害を免れ、そのときは被災者の救護所にもなった歴史を持っています。

 寺の格式も歴史も申し分ないのですが、、、、、それにしてはお粗末過ぎるあの茶店の対応、どう考えても残念ですね。