タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

オオルリの巣箱

2011年12月25日 | 山歩きから
      

 今朝のタカ長観察地は冬らしく晴れました。空気はクリア、しかし、冷えました。

 昨夜からの雪が積もるのか???と思っていましたが、雪はすぐに上がったのでしょう。積雪はゼロの状態です。

      

 この犬は「ゴンチャン」です。ゴンチャンもまた観察地の常連です。小型犬ですが年寄りです。そのためなのかどうか、観察地に着いたらすぐに車から出ましたが、、、、、寒さに震えて腰をガタガタさせていました。

 すぐに暖房の効いた車に退避してしまいました。猫はコタツで丸くなり、犬は庭を走りまわるような歌をその昔習ったような気がしますが、、、、、、、この頃は犬の世界も高齢化して、年寄りの犬は庭を走りまわることはないのでしょうか?

      

 その雪の中、相棒とオオルリの巣の移動や掃除をしました。繁殖の実績のない巣を別の場所に移動したり、巣材を取り出してそのあとをたわしできれいにしたり、、、、、、。

 わが裏山には10戸のオオルリ用マンションを設置していますが、今年利用が確認されたのはそのうちの5戸です。今日はそのうちの5戸について移動や掃除をしたわけです。

      

   

 今日作業をしたところは成績が良くて5戸のうち4戸で繁殖を確認しましたが、そのうちの一つの巣は何かトラブルがあったのか巣がなくなっていました。そのあとに水苔が少し残っていただけです。

      

 これらの巣には番号をつけて裏山の地図に記録しています。

 売れ残った5戸が何故売れ残ったのか????

 タカ長としてもオオルリ用マンション経営の経験が少ないので確たることが言えないのですが、それでもそれなりに考えて、、、

 たとえば、巣箱のまわりが狭くて開けていないところは成績が悪い????

 また、沢床からの高さが高いと成績が悪くなるのか???

 あれこれ考えて、いままで成績の良くなかった5戸の移動先などを検討しているところです。