タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

南の国への夢

2014年12月11日 | タカの渡り
タカ長が所属しているARRCNの第9回目のシンポジュームが来年の9月に開かれます。

場所はタイのチュンポンです。その案内のメールが届いています。

    

そこに紹介されているウエブサイトに紹介されているグラフですが、、、、、

10月の初旬にはハチクマをメインとした山があり、下旬にはBlack Baza(クロカッコウハヤブサ)の多く渡ることを示しています。

一日のトータルで初旬が15,000羽から20,000羽、下旬が40,000羽から45,000羽、半端な数字ではありません。アジアでもトップクラスの観察地だといって間違いないはずです。

上には上があるもので、世界に目を転じると一桁上の渡りが見られるところもあるようですが、それらはタカ長の手に届かない別世界、何とか届く可能性があるのがこの観察地、カオディンソー(鉛筆山)なのです。

その観察地に行ったことがあるので、渡りの様子をイメージできるのですが、、、、、、

                 

     

このようなタカ柱が何本もたち、、、、、観察地の上が暗くなる(?)ほどのタカが舞い、、、、そして、、、

     

南に向けて流れて行きます。タカ柱のときは混沌、、、、パニック、、、、、、しかし、、、、

流れてゆくときは整然としており、ある目的地に向けて渡っていることが良く分かります。

     

その流れのなかにはタカ以外の鳥がまぎれこんでいたり、、、、、

    

大型のワシを見ることができます。

このように書いただけではタカとの距離がお分かりいただけませんが、、、、これらすべては肉眼で見ることができ、、、、、

     

270ミリのレンズで小型のハイタカ類やハチドリなども、タカ長のウデでこのように撮ることができるのです。

例のキャノンの50倍を持って行くと、わざわざ遠くのタカを狙うことになるかも???

あの日のとことを思い出すと、、、、もう一度行ってみたいし、、、、、、

あれをすればこれができなくなるし、とうすい財布を見つめながら、、、、、南の国への夢をふくらませているところです。

明日から九州へ行くので来週の火曜日くらいまでブログの更新ができないはずです。

土産話をお楽しみに、、、、、、