タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

年の終わりに

2014年12月31日 | 日々雑感
今年もあと少し、雨の歳末になりました。

今年もあっと言う間に過ぎ去ったようですが、、、、、

それでも多くの山に登り、また、済州島や角島などで渡りを見たり、それなりに充実した一年だったような気もします。

   

春には久住山にも登りましたし、、、、、

   

秋には四国の山に仲間たちと足跡を残すことができました。四国の山は広島の山より足腰にこたえるといいながら、事故もなくやり遂げることができました。

   

冬には瀬戸内の陽だまりハイクを楽しむこともできました。この古鷹山では思わぬ積雪を見て緊張することもありましたが、スリップ事故などもなくて何よりでした。

    

夏には大万木山で、念願のサンカヨウの花を見ることができました。

あっと言う間に過ぎてゆく一年ですが、こうして一つ一つの山をふり返ってみると、短い一年の間にもいろいろなドラマがあり、こころに残る経験が積み重ねられていることに気づきます。

    

2015年も、あれもしたいこれもしたいと考えるばかりで、具体的なことは決められていない状態ですが、、、、

山の面でも鳥のほうでも、こころに残るものを刻んで行きたいと考えているところです。

今年もあと少し、、、、、、2015年も今年以上に充実した一年になるよう願ってやみません。

今年も一年間ありがとうございました。皆さん、一緒によい年を迎えましょう。

ハルラ山に登る~11

2014年12月31日 | 韓国情報


前にも紹介したことがあるハルラ山の軌跡、標高差を示したものです。

左から登り右に降りる。こうしてみると斜度の差はほとんどないようですが、でも、よく見ると右側のほうが急であることが分かります。

このような場合、私たち高齢者は急のほうを登って斜度のきつくないほうを下りる、というのが一般的な考え方だと思うのですが、ネットで見る限りではソンパナクから登り観音寺に下りる人が多かったので、自分たちはどのようにするか最後まで考えました。

その結果は、、、、、、下手なことを考えても仕方ないので、、、、、、とにかく登りやすいほうから登り、下りはそのときの状況をみて判断する、ということにしたのです。

結果としてはそれが正解で、多くの人が歩いている通りに歩いて良かったようです。何しろ10時間コース、実際はそれ以上かかるロングコースですから、どちらのコースをとっても劇的な差はないのです。

    

    

ということで、迷うことなく観音寺登山口に下山することにしました。

その下山コースも最初は木道で、斜度もほとんどありません。天気は良いし、ルンルン気分の下りでした。

    

    

このような道が続くことは、どこかで急斜面の下りを強いられることは分かっていますが、、、、、、、

広い景色を見ながらこのような道を歩くのは嬉しいものです。それからしばらく行くと、、、、、

    

だんだんとそれらしい下りになります。でも、時間をかけて下りれば問題はありません。

    

足元に注意しながら、、、、それでも周りの風景を楽しみ、楽しみ下りて行くと、、、、

    

チョッとしたビュウポイントにでました。

このような風景を見ると、ハルラ山としてはアルペン的で、、、、、

と言っても北アルプスの雰囲気はありません。強いて言えば「南アルプス的」ということになるのでしょうが、いずれにしても同じ道を引き返していたのでは、ハルラ山のもうひとつの面を見ることができないわけです。

やはり、このコースを降りる決断をして良かったと思いました。