タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

被災地の山

2018年01月20日 | 山歩きから
相棒と下見登山に行きました。

時間が半日しかないので、目指したのは広島市可部にある高松山です。標高は339メートル。

登り1時間の低山です。

そのため、、、、ハッキリ言えば、、、、これまでバカにしてきた山です。

この下を国道54号線が走っていて、その54号線の先にタカカノの実家があります。そのため結婚したころから何度も、何度もこの山を見てきました。

しかし、登ろうとしたことは一度もありません。

このあたりは2014年8月19日夜から20日未明にかけて降った豪雨で大きな災害が出たところです。

そのため、、、登山口の様子も変わっているのではないか、、、、その確認に相棒が行きたいというので同行したわけです。

    

高松山のまわりは災害復旧作業が行われていました。週末の今日も重機が動いていました。

詳細な説明は不要?写真をならべてみます。

    

    

    

    

被災地のそばを登り、尾根に出ると展望が開けてきます。

    

その展望を楽しみながらのんびりと登り、、、、、

    

またまた休憩して、、、、、山頂を目指します。

タカ長が傾いているように見えますが、石に寄りかかっているのです。センターがくるったわけではありませんよ。

    

被害が出たのは一つの谷、一方向だけではありません。

これは別方向の谷を見下ろしているところです。

与助丸、三の丸、二の丸と登り、、、、、

    

高松城本丸跡です。ただ広いだけですが展望は360度あります。

この高松城の歴史は鎌倉時代にまでさかのぼりるようですが、、、、その歴史は勉強していません。

下山路も災害あと、難路でした。

谷すじの道ですが、荒れていて、そのうえ登山道の表土が流されて悪路になっていました。

難儀した有田の黒髪山を思い出しました。

    

    

下山のあとの昼食はこの店で、、、、、。相棒お勧めの喜咲庵です。

このような店に行ったのだからさぞ豪華な昼食を、、、、、と思われるでしょうが、、、、

    

ここは「お出し」の製造する会社の売店みたいな店です。

いわゆる「懐石料理」を楽しむ料亭ではないようです。

ということで、食べたのはこれです。税込540円。

登山のあとはこの店で昼食して、、、、ということにすれば、本番の参加者も増えそうですね。

高松山は思いのほか深い山で、、、、339メートルの山とは思えませんでした。

これまで何十年もバカにしていてゴメンね、と素直にあやまることにします。

ともあれ、いい下見が出来ました。来月には本番の登山がしたいですね。