タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

連れまわし、連れまわし

2018年01月29日 | 山歩きから
吉松山の下見に行った日のことです。

退院翌日にタカ長をひっぱり出す相棒は人使いが荒い、、、、、と先日書きましたが、、、、、

タカ長もまけていません。家を出たら最後、、、あちらへ行ってくれ、、、、、こちらへ行ってくれ、、、、と。

 

右上の吉松山の下見を終わったあと、相棒に連れられて怪しげな(?)ラーメン屋で昼食。

そのあと2月4日に行く火山の登山口確認に行きました。

この山には数年前に登っていますが、、、、結論から言えば行って良かったです。

    

登山口近くから見上げる火山の岩峰です。

この峰を見ながらどこから登り始めるのか、、、、、正直言って忘れていました。

この確認をしないで行ったら、2月4日は30名以上の団体が登山口を探してモタモタするところでした。

その登山口を見つけて、、、、そこでやっと、、ここから尾根にとりついたことを思い出しました。

それが済んだら、、、、、

上の地図の下側の軌跡が一番左に記録されているところにある浦岳山の登山口を確認して、、、、、

 

そのまま海岸沿いの道を素直に帰り始めたら、対岸にある陀峯山の岩尾根が気になり、どうしても見たくなりました。

あれが陀峯山だと、火山に行く前に相棒に教えられ、その時から気になっていた岩尾根です。

対岸を走りながら観察すると、陀峯山の山頂につきあげる尾根は最後のところが岸壁になっているようで、、、

普通の登山者には登れないように見えます。しかし、、、、あの尾根なら可能では???

有難いことに、その尾根のとりつきには携帯電話の基地局みたいなアンテナが遠目にも確認できました。

そこまで行ってみよう、、、、とハンドルを握っている相棒に依頼して、とにかくその基地局に下につきました。

ここでgpsロガーのスイッチを切りました。これで基地局に位置を地図上に記録できました。

    

登山口の案内みたいなものはありません。

道路の擁壁の上に登れそうなところを探して、、、、、簡単に基地局のところに行くことが出来ました。

このカメラ位置の後ろにはなだらかな尾根があります。ここなら登れる、、、、という確信をもって、、、、

    

対岸に見える火山(右のピーク)を撮ってその日の下見を終わりました。

思い返してみれば1日に4ヵ所の確認。

ご存知のように島の道はどこも曲がりくねっていて、見た目より距離があります。

それを承知で連れまわすタカ長も人使いが荒いですね。

これが退院翌日の行動ですから、、、これって稀有なこと、、、奇跡的なことかも分かりません。

有難いと言えば有難いことです。