タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

未踏の尾根歩き

2019年03月23日 | 山歩きから
    

yamakashi君と未踏の尾根を歩いてきました。

ハチクマの季節になると登る峰から見ると、このような岩が見える尾根です。

超マイナーな山なので正式名も分からない山(647メートル)に通じる尾根です。

その尾根を歩いてきました。

    

地図で見当をつけたところから山に入り、想定した通りの尾根を歩くことが出来ました。

しかし、低山なのでどこも茂っています。

だから、落葉期に行ったわけです。

    

所々で下界が見えますが、全体的にみれば展望を楽しむ尾根ではありません。

しかし、、、、、

    

これだけはタカ長のヨミがあたりました。

イワカガミの群落が、大きくみれば2ヶ所ありました。

    

マニアックな山歩きですが、イワカガミを見に行くことは難しくありません。

4月の花期に時間を見つけてもう一度行って見るつもりです。

    

スッキリとした展望とはいえませんが、この程度の展望もここでは貴重だといえます。

この程度の展望ですから、展望のことなど考えないで、イワカガミだけに的を絞った登山がお勧めだといえます。

    

名前もない山なので「仮称北窓山」としました。

広島では有名な窓ヶ山の北にある尾根の、小さなピークだからです。

その北窓山で昼食の後、北東に縦走して桜ヶ峠のほうに下りるつもりでした。

しかし、地図ではハッキリ見える尾根が、現地に行くとヒノキの人工林で見通しが悪く、尾根を探すのも難儀な状態でした。

それなら右手の尾根を下がってふもとの集落へ、と考えたのですが、、、、

この尾根にも地図にはない岩場があり、それを巻いて下りるのは急だったのでひき返すことにしました。

この時間、時雨模様になり、暗くて遠くを見通せなかったのでこの判断になったわけです。

もし、この尾根を強引に下がって周回するとしても、このあたりは人が歩いた気配はほとんどないので、思わぬ藪漕ぎを強いられるかも分かりません。

このブログを広島の人もご覧いただいていると思いますが、我と思う人はあの尾根を下りてみてください。

山経験のある人なら問題なく下りられると思いますが、高齢登山者としては遠慮しました。

    

正確なデータではないようですが、内容があった割には距離が無く、歩数も少ない登山でした。

距離は裏山歩きにも劣りますが、初めて歩く未踏の尾根歩きは「充実度200%」と言いたい、満足できるものでした。

そのような山歩きを無事に終えて、今日もハッピーなタカ長です。