昨日、相棒と歩いた下見登山は天気に恵まれ最高でした。
松笠山の尾根に登るまでは、市街地に近い小さな山とは思えないような急登がありますしたが、尾根に登ってしまえばルンルン気分(?)の山歩きを楽しむことが出来ました。
といっても、いつも相棒に置いて行かれ(?)、、、、それでもタカ長はマイペースでついて行きます。
そのあたりの呼吸はお互い分かっているので、適当なところで待ってくれます。
無理は禁物、チョッと急いで足でも傷めたら、それこそ大迷惑をかけることになります。
だから、マイペース、マイペース、です。
というようなことを言いたくてこの画像を出したのではありません。
タカ長が気にしているのはこのササのようなものです。
タカ長はミヤコザサだと思うのですが、間違っていたらごめんなさい。
そのミヤコザサと思われるものが、松笠山の山頂まででなく、昨日のコースでは多く見られました。
そのほとんどすべてが枯れたような状態でした。
それを見て、これはニホンジカの食害ではないか、と思いました。
奈良県十津川村から釈迦が岳に登ったときに撮ったものです。
黄色く見えているのはすべてシカの食害を受けたミヤコザサです。
もうずいぶん前からシカの食害は問題になっていますが、そのことを現実問題として実感したのはそのとき(2013年)が初めてです。
そのようなことが広島の市街地に近い山でも起こっているのでしょうか?
そういえば、このあたりは獣くさいと相棒が言っていました。
本当のことは分かりませんが、もし本当だとしたら気になります。
関西の山、たとえば大台ケ原ではシカの食害でミヤコザサが枯草状態になり、その陰で繁殖するコマドリが激減した、と言われていました。
バーダーとしてはチョッと気になる、昨日の縦走登山でした。