地元の登山者に教えられて、何の不安もなく紅葉谷コースに入ることが出来ました。
このコースへの入り口はツゲが茂ていて、初めての登山者には戸惑いそうなところですが、茂った道は長くはつかずすぐに歩きやすい道になりました。
それにしてもあの登山者、山頂であったとき上半身裸で着替え中だったため挨拶は最小限で済ませました。
いくら男同士でも、そのような時は長々と話すことは出来ません。
そのためでしょうが、地元の登山者と言うこと以外は何も聞いていないのです。チョッと残念です。
せめてこの「タカ長ブログ」くらい宣伝しておけば、このブログを通じてお礼が言えるのに、、、、、、。
しばらく行くと落葉樹の森になりました。足にやさしい楽勝の道です。
昨日紹介した軌跡が右に折れているところに、、、、、
青色の案内プレートがありました。
そのプレートも、これから先にあるテープもあの登山者によるもののようです。そのように話されていました。
このような地形のところを下がってゆきます。どこでも歩けそうですが、よく見るとかすかなふみ跡があります。
このようなところを「紅葉谷」というのでしょうか?タカ長にはよく分かりませんが、地形的には紅葉平と言いたいところです。
適当に写真を並べてみましたが、このような雰囲気のところです。新芽が芽吹く前でとても明るい森でした。
誰が見てもわかるような道は見えません。地形的にはどこでも歩けそうですが、コースを外れてゆくとその先には急な地形が待っています。
ここは気を抜かないで、あの人が巻いてくれた小さな赤テープを見ながら下りてゆきます。
このようにかすかなふみ跡を探して歩くような山歩きはタカ長のほうがタカカノよりも何枚も上ですから、細かな指示をしながら下りて行きました。
それにしてもこのテープの巻き方、タカ長は大賛成です。
写真にはほとんどテープは写っていません。小さなテープがかなりの間隔で巻かれているからです。
タカ長的にはこれが正解で、このテープの巻き方を見るだけであの人が本物の登山者であることが分かりました。
どさくさに紛れてタカ長の自慢をするようですが、このようなところを歩くのはタカ長の得意技だと思っていて、タカ長が「ここはこのように下りてゆく」と思う先に小さな赤テープがありました。
それにしても、、、おそらく二度と会うことがないだろうあの登山者に、何の連絡方法を持たないのが今も残念です。
紅葉平と言いたいような地形が狭い尾根に収束されるにしたがい傾斜が急になってきました。
そしてトラロープが現れ、、、、最初は不要と思われたそのトラロープが、終わりにはトラロープなしには下りれないような急な下りになりました。
しかし、その距離は短く、無事に沢床に下りることが出来ました。
足場の悪い小さな沢を渡ると、その先に今朝ほど登った道がありました。
その道を慎重に下りてゆきます。
いつも言っていることですが、最後の最後が一番危ないのです。
タカカノも何度か失敗しているので、このような道も、時には横向きに下りていました。
やっと林道終点の駐車場に下りてきました。
見えている車は山頂で出会ったグループの人たちのものでしょう。福岡ナンバーでした。
ここまで下りても、あのコースに「紅葉谷」という名前がつく理由は分かりませんでした。
理由は分からなくても、雰囲気の良いコースだったので、登りか下りに利用したいですね。
このあとは紹介していますが、時系列的には山仲間復活?そして古処山を下りてと続きます。
これで古処山の記事は終わりにします。