タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

平成最後の山登り

2019年04月27日 | 山歩きから
昨日の記事は「予約投稿」したもので、タカ長たちは広島県では有名な深入山(1152.7m)に出かけました。

この登山は仲間たちと行く、山グループのプランでしたが、何故かしらキャンセルが相つぎ、最終的には2名になってしまいました。

yamakashi君と二人です。私たちのグループでは参加不参加の判断は各人に任されているので、ここは予定通り出発しました。

この先も色々な予定があるので先延ばしできないのです。

    

その軌跡です。昨日は反時計回りに歩きました。

一日かけて行くには小さすぎる、というのがタカ長の認識ですが、いま「里山キング」にトライしているので、そのためにはどうしても山頂で記念撮影をしないといけないのです。

と言うことですから、極論すればその写真を撮るために登った、ということになります。

    

私たちの町の天気は悪くなかったのですが、現地についたら霧雨模様でした。

そこで山頂での山メシはあきらめて、昼前に下山するつもりで歩き始めました。

    

yamakashi君がご覧の色のポンチョを使っていたので、写真的にはよく映えました。

山焼きが終わったばかりの地面にこの色、いいですね。しかし、、、、、

    

高度を上げると風が強くなり、ポンチョの出番は終わってしまいました。

雨具も派手な色にしてくれるといいのですが、私たちの仲間は皆さん地味好みのようで、、、、、

写真的にはうれしくありません。でも、こればかりは各自の好みですから、タカ長とてごちゃごちゃ言えませんね。

    

山頂についても展望はゼロ、風もあって寒いので、写真を撮っただけで早々に下山開始。

少し高度を下げると風も弱くなり、、、、

    

ショウジョウバカマなどの花を撮りながらゆっくりと下りて行きました。

この時間、タカカノたちは裏山でワラビを採っているはずですが、ここ深入山では出始めたばかりのワラビが時どき目につくだけでした。

    

さらに高度を下げると若葉が目立つようになり、サクラの花も咲いていました。

全国的にみたら「低山」としか言いようのない小さな山ですが、それでも山の春は里よりも遅いですね。

というような、当たり前のことを考えながら下りていたら、前方から幼稚園児のグループが登ってきました。

これを見たタカ長、片膝をついて彼らを待ち、先生を含めた全員とハイタッチをしながら言葉をかけ、短時間の交流を楽しみました。

    

もう少し下りると、今度は別ルートから歩いてきた小学生のグループと一緒になりました。

とにかく小さな子どもの好きなタカ長、今度は彼らとおしゃべりしながら一緒に下山しました。

山を下りながら向かい側の尾根を見たら20名くらいの登山者が登っているのが見えたり、このような小さな子どもたちのグループに遭遇したり、、、、

深入山は近郊では有名な山なので、雨模様の日でも訪れる人が多いのでしょう。

    

予定通り昼前に下りてきました。相変わらずの霧雨模様で、まわりの山の山頂部は雲の中でした。

それでも駐車場には4台の大型バスがいました。

次の登山は4月30日に予定していますが、天気予報が良くないので、そのプランは5月に延期しました。

ということで、タカ長にとってはこの深入山が平成最後の登山となります。

霧雨と風のため必ずしも快適な登山ではありませんでしたが、わが裏山では考えられない子どもたちとの出逢いもあり、印象に残る登山になりました。

令和最初の登山は5月2日を予定しています。その最初の登山は好天に恵まれてほしいですね。