タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

成り行き登山

2020年01月21日 | 山歩きから
仲間たちとの山歩き。今日の目的地は岩滝山、標高192メートルの低山です。

と言っても広島以外の人にはお分かり頂けないでしょうが、広島駅から3駅東にある海田駅から歩いて登る小さな山です。

いつもよりかなり遅い、8:54発のバスに乗ること、そして目的地はその岩滝山。

それだけ決めて、その先は成り行きまかせの山歩きです。

    

タカ長にとっては初めての山です。いや、参加者全員が初めての山でした。

スマホの地図を見ながらまず岩滝神社を目指します。

一応参拝しましたが、その時に会った神社の人らしいご婦人、話がチョッとかみ合わないような、、、、。

もしかして、始まっている???(失礼)

この神社にはサクラの季節に来ると良さそう。

    

神社のそばから登り始めます。さっそく階段です。

    

    

小さな石仏に導かれるように登ります。その道は尾根に出るまで階段で、正直言って嫌な登りでした。

しかし、少し登ると、、、、、

    

展望が開けてきます。中央の白い建物群が車のマツダ本社工場群になるのでしょうか。

その先の海は広島湾です。

    

尾根に登れば楽勝の道ですが、皆さん足が速くて(?)、、、もしくはタカ長の足が遅くて、、、、

大汗をかきながら登ることになりました。

その様にして着いた岩滝山の山頂は展望もなく平凡で、おまけに寒い風が吹いていたので、記念写真を撮っただけで先に進むことにしました。

と言っても初めての山、もちろん山の状況も分かりません。これから先は本当に「成り行き登山」です。

昼食には少し早い時間だったので、とにかく、もう少し歩くことにしました。

そのまま歩いて行けば、どこか日当たりの良いところもあるだろうから、そこで昼飯にすればいい、というわけです。

    

その様な気持ちで歩いて行くと、鉄塔が現れ、日当たりの良いところで昼食がとれそうでした。

良いところが見つかったので迷うことなくここでランチタイムとしました。

強い風も吹かなくて、この時期としたら快適なランチタイムでした。

     

さて、昼食後は下山です。

もう少し尾根道を歩きたいような気持ちもありましたが、歩けば歩くほど海田駅までのアスファルト道が長くなりそうなので、

何と読むのか知りませんが、この案内に従って下山することにしました。

    

この道も雰囲気の良い道でした。

尾根道を歩いて行くと、前方に日浦山が思いのほか大きく見えてきました。おまけに市街地はまったく見えないで、どこか山奥の、大きな山を歩いているような雰囲気がありました。

距離は短いアスファルト道までの下山ですが、この下りは良くて、チョッと得をした気分でした。

    

3D画像です。赤く見えているのがその日浦山です。

その日浦山も小さな山であることを考えると、今日は狭いエリアをチョコチョコ歩いたのだと、あらためて思いました。

    

それにしても「成り行き登山」です。

考え方によってはずいぶん無責任な山歩きですが、、、、

広島の山なので、大きな意味では土地勘みたいなものはそれなりにあり、その上いまはスマホの時代、リアルタイムで現在地を確認しながら歩くことが出来ます。

その様な時代ですから、たまには風まかせの、成り行き登山もいいような、、、、、

そのようなことを考えながら歩いていました。