タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

風光る

2020年01月29日 | 山歩きから
    

スマホから投稿したように、急に思い立って山口県の上関に行きました。

女房殿のご意向です。

天気予報は終日くもりでしたが、実際はご覧のような天気でした。向こうの、右側の山が皇座山(526.7m)です。

上関に行くのなら、今回は上盛山(314.7m)に上ることにしました。登りではなく上り、そうです。徒歩ではなくて車で上ったのです。

タカ長にとっては初めての山です。

    

山頂に展望台があることは承知していました。もちろん、そこに上るつもりでした。

上ってみると山頂は小さな公園になっており、水仙が咲いていました。

海が光っている方向が大分県の国東半島の方向です。

    

平素は写真を撮らない女房殿もスマホを出してご覧の通りです。

    

昨年は角島で水仙を見ましたが、水仙の数はその角島のほうが多くて、見事でした。

でも、300メートル級とは言え、山頂から海を見下ろしながら見る水仙も悪くありません。

    

山頂からの展望はもちろん360度です。

車で簡単に登れる山ですが、今は途中に車道工事中のところがあり、距離は短いですが、狭いところがあります。

その途中には御汗観音がありますが、工事中のため行くことが出来ませんでした。工事の人に聞くと4月に大祭があるようで、工事もそれまでには終わるようです。

    

天気は良くて、風は微風、もちろん寒くはありません。まさに風光る春です。

そこで絵葉書のような一句。

   風光る足下に瀬戸の光る海   鷹蝶

    

ふもとの城山歴史公園では河津桜が咲き始めていました。

やはりいつもより早い開花なのでしょうか?

思わぬ好天に恵まれ、女房殿といい時間を過ごすことが出来ました。