タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

夜神楽を見て

2014年12月18日 | 旅行のことなど
日本列島は寒波につつまれていて荒れ模様の天気がつづいているようですが、私たちの団地ではほとんど雪も降っていません。しかし、気温は下がっています。

本当は裏山歩きでもしたいのですが、路面は凍結状態なので、無理しないことにして自宅で雑用を済ませるつもりです。

    

高千穂の夜神楽を見に行ったのは今回が2回目です。前回は2007年12月8日でした。

前回は夜神楽のことはまったく分からなくて、、、、、、7年たった今ではどこで見たのかも分からない状態でした。

高千穂の夜神楽は11月初旬から翌年の2月初旬にかけて高千穂町の各地の「神楽宿」と呼ばれる、あらかじめ指定された一般の民家に氏神様をお迎えして行われるものです。

しかし、一般の家で神楽をするのはその家の負担も大きく、最近では地区の公民館などで行われることが多くなっているようです。今年は11月8日から2月7日まで、合計20の神楽宿で行われますが、民家を神楽宿にしているのは8ヶ所だけです。半数以上が公民館などで行われていると言うことです。

前回も公民館のようなところで見たことだけは覚えていたのですが、、、、、、、それがどこだったのか????

今回の神楽宿「野方野公民館」にタクシーで行ったときも、初めての神楽宿のつもりだったのですが、、、、、、、上の写真の人を見てハッと思い出しました。

この写真、左が今回のもので右が2007年に写したものです。同じ人でしょう。この人が接待のため私たちの近くに来られたときはじめて「この人は見たことがある」、、、、、、ということに気づいたのです。

うかつと言えばうかつ、偶然といえば偶然ですが、前回と同じ神楽宿に来ていたのです。

今回の12月13日は上押方公民館と野方野公民館で行われることは調べていたのですが、そのどちらに行くのが良いのか分からなくて、地元の観光情報センターに相談して野方野に決めたのです。

結果として同じ神楽宿で同じ人たちの舞う神楽を見たわけですが、それでも良いものは良かったですよ。その神楽の一部です、、、、、、。

    

徹夜するか、早朝夜明け前に行かないと見ることのできない岩戸開きの舞です。岩戸開きの序曲舞といえる「伊勢」の舞です。

    

それから「柴引」「手力男」「うずめ」、、、、とつづいてゆくと手元の資料には書かれているのですが、、、、

実際に行われた順番は少し違っていて、そこをどのように理解したらよいのか分からないので、下手なコメントはしないことにします。

    

「うずめ」といわれる「あめのうずめのみこと」の舞です。「うずめ」の漢字が出てこないのでひらがなのままにしました。

    

    

「戸取」といわれる舞で、手力雄命(たぢからおのみこと)が岩戸をはらうところ(写真下)です。

    

    

先日書きましたように、13日の20時ころ神楽宿に行き、翌朝の9時過ぎまで見ました。13時間神楽宿にいたことになります。

下の写真を見るとお分かりのように、ここでは外が明るくなっていますね。

この間こころのこもった「ふるまい」をうけました。このふるまいは年に一度降臨された神々と里人が、神人一体になる直会の儀式料理で、その地区の慣習によって行われているようです。

それに要する費用や労力は大変なものがありますから、一夜の氏子としては「初穂料」などを事前に供えるのは当然のことですね。

ホテルで夕食を済ませていってから、手厚いふるまいを受けたので腹はいつも満腹状態、ここで体重が少し増えたようです。それを落とすために少し歩かないといけないのですが、、、、、、、、、この寒波ではねヶ、、、、、、。






寒波がやって来て

2014年12月17日 | 日々雑感
    

第一級の寒波がやって来ました。日本列島は大荒れの天気になっているようですね。

    

拙宅の庭も雪景色、これでも私たちには珍しい「大雪」なのです。その雪はいまも降り続いています。

この雪は私たちの団地の活動にも影響し、タカカノたちは今日予定しているボランティア活動の対応に奔走しています。

    

タカ長の関係では、今夜は団地の広報委員会で、、、、何もなくても出席率の悪い広報委員会なので、、、、、

この雪では出席者が無くなるのではないかと心配しているところです。

山の関係では、19日に予定している登山を、登山口までの安全が確認できないので延期しました。

当日は,西日本の冬型の天気図はゆるむ予報ですが、気温が下がっているのが問題なのです。

登山口までの道に、距離は短いのですが、北斜面のヘアピンカーブを上るところがあり、その上りがタカ長のノーマルタイヤでは上れないだろうというわけです。

ノーマルタイヤで走れない日は車を運転しないのがタカ長流なので、そのような危険が予想される山には近づかないことにしているのです。

    

これが明日の予想天気図ですが、、

この天気図のときは、少なくとも山らしい山には登らないのが良いですね。高い山には登れないでしょうね。

19日行く山は低い山で、山そのものには問題ないでしょうが、登山口につけないようでは登ることになりません。

    

この程度の雪でアタフタするのを見ると、雪国の方から笑われそうですが、私たちにはこれでも「大雪」で、いろいろな活動に影響が出てくるのです。


阿蘇山の噴煙

2014年12月16日 | 旅行のことなど
昨夜9時半ころ無事帰宅しました。この時間に帰宅することは、、、、、

現役のころは普通のことで、福岡あたりに鳥を見に行ったときは、暗くなってから現地を出発していたこともあります。しかし、歳をとると夜の運転を敬遠したい気がしてきて、最近はこの時間の帰宅はめずらしいですね。

でも、実際にやってみたら、、、、、まだ大丈夫ですね。300kmから400kmはしっての、途中で日がくれてのドライブも問題なしです。わが家から西に向けてのドライブ、いつも太陽を背にして走るので、疲れも少なかったのだと思います。

昨日は高千穂を出て、阿蘇山の東側を北上して日田に行き、そこで短時間の観光と小鹿田焼きの窯元めぐりをして帰りました。

そのときの阿蘇で写した写真です。

    

いつかは登ってみたいと思いながらいまだに登っていない阿蘇の根子岳です。これだけ見ると普通の山に雲がかかっているように見えますが、、、

更に走って行くと中岳の噴煙が上がっているのが見えました。しかし、そこには車が止められないのでしばらく行くと、、、、、峠のようなところに上りつき、そこに駐車できるスペースがありました。これ幸い、、、、さっそく車を降りてカメラを向けました。

    

噴煙の状況は刻々変わるので、その気になって撮影を始めたら帰ることができなくなります。そのため例によって「チョイ撮り写真」ですが、、、

それでもさすが自然ですね。火山の息吹を感じました。

高千穂から阿蘇に向けて走っているときは風下になっていたので、南側の高森方面からはこのような風景は見ることができなくて、山に雲がかかり、風景はもやっている感じでした。

しかし、このコースを走り、この風景に出会うことができたのは幸いでした。

    

    

    

    

    

ご存知のように噴火しているのは阿蘇の中岳です。その手前にに大きく見えているのは高岳です。

その高岳をここから見ると北面が寒々としていて、、、、、、燃える中岳とは対照的でした。

    

優しい姿を見せる草原状の山と火を吹く山、阿蘇はいい山ですね。

そしてこれは、、、、、、おまけです。

    

車のその外に遠く見えるのは久住の山です。白くなっていて登りたくなりましたが、その時間も支度もナシでした。そして、、、、

バックミラーに見える中岳の噴煙、、、、、、、面白い構図でしょう?、、、、、、、と考えながら勝手に喜んでいます。






高千穂の夜神楽

2014年12月14日 | 旅行のことなど
高千穂の夜神楽を見てきました。今回の旅の第一目的でした。

    

    

昨夜8時ころ会場に着き、徹夜で神楽を見ました。日付がかわるころ眠くて、ホテルのことが頭に浮かんだのですが、タカカノたちが頑張っているので、、、、、、タカ長も負けずと頑張り、、、、、、

夜明けころには帰るのかと思えば、、、ここまで頑張ったのだから岩戸神楽を見ないと意味がない、、、、、言っていたので、そのままつき合い、、、、、

    

多くの人が帰ったり、、、、、、、横になる人が多くなるまで見ました。思ったほど眠くはならなかったですが、、、、

でも、正直言って疲れました。

    

岩戸神楽を全部見て、、、、、残りが二つになったところでタクシーを呼び、ホテルに帰りました。10時を過ぎていました。

それから3時間くらい仮眠して高千穂を観光し、、、

入浴も夕食も済ませ、、、、、

今夜は早々に寝ることにします。明日は広島までハンドルを握らないといけないのですから、、、、、、、。

広島に帰るとたくさんの写真の整理が待っています。そのまえに、、、、、、とにかく、、、、、事故をしないで帰ることですね。


椎葉村の旅から

2014年12月13日 | 旅行のことなど
今日は宮崎県の椎葉村に行ってキまいた。

高千穂町から車で約1時間、途中の国見峠あたりは行きも帰りも雪模様でした。今は2700mを超えるトンネルが開通しているので問題なく行くことができましたが、もしあれがなかったら途中でひき返すことになったかも分かりません。

九州でもこのあたりは雪国みたいでした。

椎葉村では観光協会の人にガイドしてもらって「利根川重要伝統建造物群保存地区」とそのそばにある「八村杉(国指定天然記念物)」と「大久保のヒノキ(国指定天然記念物)」をみました。

その写真を並べます。

    

      

    

    

時間がないので説明は省略しますが大きな木であることだけはお分かりのはずです。

    

利根川重要伝統建造物群保存地区も良かったですが、写真の整理もできていません。要はこれらの建物は人家ですが、、、、、

そのむかし平家討伐に来た那須の大八郎が陣を置いたところで、椎葉村では一番日当たりの良いところだそうです。ということでここに住んでいた人は裕福な人たちだということでした。

そのあと上椎葉に行き「椎葉民俗芸能博物館」で、そこに展示されているものについて詳しく説明していただきました。

    

ここでそれを書く時間はありませんが、、、、

ひとことでいえば、、、、、「ここが日本???」、、、、という印象を受けました。アジアのどこかの国を旅しているような気もしました。

正月から始まって一年のいろいろな風習、習慣、祭りの様子、、、すべてが私たちの町とは違うのです。

    

最後に「鶴富屋敷」に行きました。ここは鶴富姫と那須大八郎の恋物語の舞台として有名ですね。

    

その鶴富屋敷では神楽の準備がされていました。椎葉神楽の神楽宿になっていると言うことでした。

ということが分かっていたらここに宿泊予約しておけば良かった、、、、、、、と言っても後の祭りですが、、、、、、。

私たちはこれから高千穂の夜神楽を見に行きます。




熊本から高千穂へ

2014年12月13日 | 旅行のことなど
パソコンを持ってきました。ホテルの部屋で使うことができます。そこで簡単な更新です。

昨日早朝広島を出発して熊本城へ直行。

熊本城では本丸には上がらないで「本丸御殿」を見学しました。その写真の一部です。





整理も何もできていないのでノーコメントです。

とにかく昨日は寒かったです。

熊本城から高千穂に来るまでに山都町の通潤橋を見学しました。

放水をしていないので、、、、、、タカ長のおしっこみたいな水がチョロチョロ落ちているだけでした。

詳細は後日。

今日は椎葉村に行きます。椎葉村は雪予報だとか、、、、、、しかし、ここ高千穂は雪は降っていません。冷えています。

椎葉村からかえったあと夜神楽を見に行きます。

忙しい一日の始まりです。元気に遊んでいます。


南の国への夢

2014年12月11日 | タカの渡り
タカ長が所属しているARRCNの第9回目のシンポジュームが来年の9月に開かれます。

場所はタイのチュンポンです。その案内のメールが届いています。

    

そこに紹介されているウエブサイトに紹介されているグラフですが、、、、、

10月の初旬にはハチクマをメインとした山があり、下旬にはBlack Baza(クロカッコウハヤブサ)の多く渡ることを示しています。

一日のトータルで初旬が15,000羽から20,000羽、下旬が40,000羽から45,000羽、半端な数字ではありません。アジアでもトップクラスの観察地だといって間違いないはずです。

上には上があるもので、世界に目を転じると一桁上の渡りが見られるところもあるようですが、それらはタカ長の手に届かない別世界、何とか届く可能性があるのがこの観察地、カオディンソー(鉛筆山)なのです。

その観察地に行ったことがあるので、渡りの様子をイメージできるのですが、、、、、、

                 

     

このようなタカ柱が何本もたち、、、、、観察地の上が暗くなる(?)ほどのタカが舞い、、、、そして、、、

     

南に向けて流れて行きます。タカ柱のときは混沌、、、、パニック、、、、、、しかし、、、、

流れてゆくときは整然としており、ある目的地に向けて渡っていることが良く分かります。

     

その流れのなかにはタカ以外の鳥がまぎれこんでいたり、、、、、

    

大型のワシを見ることができます。

このように書いただけではタカとの距離がお分かりいただけませんが、、、、これらすべては肉眼で見ることができ、、、、、

     

270ミリのレンズで小型のハイタカ類やハチドリなども、タカ長のウデでこのように撮ることができるのです。

例のキャノンの50倍を持って行くと、わざわざ遠くのタカを狙うことになるかも???

あの日のとことを思い出すと、、、、もう一度行ってみたいし、、、、、、

あれをすればこれができなくなるし、とうすい財布を見つめながら、、、、、南の国への夢をふくらませているところです。

明日から九州へ行くので来週の火曜日くらいまでブログの更新ができないはずです。

土産話をお楽しみに、、、、、、

山見知り

2014年12月10日 | 山歩きから
タイトルの「山見知り」ですが、このような日本語はありませんね。

岩崎元郎さんの近著「今そこにある山の危険」山の危機管理と安心登山のヒント(山と渓谷社)で知った言葉です。

岩崎元郎さんが考えついたばかりの言葉ですから辞書にも載っていませんが、何となく雰囲気は分かりますね。「人見知り」という言葉の「人」を「山」におきかえた造語です。

    

先日下見に行った広島県大竹市の高鉢山の軌跡ですが、、、、、

このあたりはタカ長にとってはまったくの暗黒地帯でした。登山口となる谷和集落にも行ったことがありません。

このあたりにはこれと言った山がないのか、、、、、、高い山がないのか、、、、、、ガイドブックに紹介されている山がないのか、、、

山歩きを始めて50年以上になりますが、、、、、、、とにかくこの地域に足を踏み入れたことがなかったのです。

しかし、行ってみたらことのほか面白くて、、、、、、

    

この地図の空白を埋めてみたい気持ちになっています。

先日歩いた軌跡の南側や西側です。西側に見える白滝山には何度か登っているのですが、弥栄ダムを隔てた東にある黒滝山はまったく知らない世界なのです。白滝山から見ると岩がゴツゴツしていて、何となく面白そうには見えるのですが、、、、、、、。

    

素直な目で見ればいい山はどこにでもあるはずです。しかし、、、、、

何となく、、、、、、人見知りをする子どものような感じで、、、、一歩前に踏みだせない感じの山があるのです。

遠くの山ばかりではありません。わが裏山でも、、、、、

ひとつ尾根をかえ、小さな谷をひとつ隔てるとまったく知らない風景にあうことができるのです。

これからは体力も落ちて大きな山には登りにくくなりますが、山見知りしないで、素直な目で探せば私たちにも登れるいい山がたくさんあるはずです。

これからはそのような小さな山を探してみたい、と考えているのです。

山はいつも呼んでいるのですから、山見知りしないで山のふところに飛び込んで行きたいものですね。


ジジ色は嫌

2014年12月09日 | 山歩きから
    

今朝の入山風景です。まるで葬列のような、ブラックとグレイではなくなっているようですね。

「迷ったら派手な色」とメンバーにはお願いしているのですが、、、、、、少しずつその成果が出てきた???

迷ったら、というのは道に迷ったらではありませんよ。山用品など買うとき、AにしようかBにしようか迷ったら、その二つのうちの派手なほうを買ってくださいと何度もお願いしているのです。

    

私たちの平均年齢は70歳を超えているはずですから、世間的には立派な老人部隊です。老人は老人らしく地味な色、という考え方もあるかも分かりませんが、タカ長としては老人だから派手な服装、派手なグッツを使いたいのです。

    

今日は15名で歩きましたが、皆さんの間隔が少しひらくと、まだまだ派手な服装のグループにはほど遠いようですね。

山ガールといわれているような登山者のような派手な服装はできないにしても、、、、、

ズボンは地味でもシャツだけでも派手にしてもらいたいと考えているのです。

ちなみに今日のタカ長は「赤シャツ」でした。

    

とか何とか勝手なことを言っても、わが裏山の風景自体が地味になってきましたね。

派手な季節と地味な季節があるのが日本の良いところかも分かりませんが、、、、、、、それにあわせて服装や山用品をそろえることの出来ない私たちとしては、やはり派手めなほうがよいと思うのですが、、、、、、、、。

    

今日は傘が雨傘や日傘になるような変わりやすい天気でした。しかし、午後は安定したようです。

何となくこころせわしい師走ですが、今日は15名が参加しました。タカ長の歩数は12,500。

今日はチョッピリワイルドなコースを歩いたのでこれで満足です。


これではねぇ

2014年12月08日 | 日々雑感
    

今日は団地の長寿会の忘年会。青年団の忘年会といいたいのですが、この歳ではねぇ、、、、、。

そのような冗談はどうでもよいのですが、そこで行われたビンゴゲーム、、、、

    

これだけ穴が開いて「リーチ」が八つあるのに、なかなか「ビンゴ」にならなくて、、、、、

これだけ当たらないのも珍しいのかも知りませんが、タカ長にはよくあることで、、、、、

そう、タカ長はこの種のものにはまったく弱くていい思いをしたことがないのです。

    

そして今日も、、、、、、48人中の43番目で、、、、、、この賞品でした。

これではねぇ、年末ジャンボを買っても期待は持てませんね。

ということで今年は買っていません。タカ長はダメですから、どなたか当たったらおすそ分けをお願いします。