タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

青天井の下で

2017年04月04日 | 山歩きから
    

今日は山仲間たちとの花見の日です。

その前に裏山を軽く歩く、ということにしていたのですが、、、

いつもの時間にいつもの駐車場に現れたのはタカ長を含めて4名だけ。

皆さん、満を持して花見に参加、ということなのでしょうか?

    

その4名も男性ばかり、色気はまったくありません。

歳は取ってもやはりババ様がいてくれると嬉しいのはタカ長だけではないはずなのに、、、、。

    

軽い裏山歩きの後、佐伯運動公園の一角を借りての花見の宴です。

最初は飲み(?)喰いが忙しくて、カメラを出したときはこのような状態になっていました。

青天井の下、ブルーシートの上での宴です。

    

こちらの参加者は26名でした。

裏山歩きよりはるかに多い参加者、皆の脚力が微妙に落ちていることの表れでしょうか?

本日の最年少は、、、、奥のほうのあの子です。

    

何しろゼロ歳ですから、これだけで本日の平均年齢はぐっと下がりますね。

余談ですが、、、、

この子とお母さん、先日のタイガース戦に行き、延長で決着がつくまで観戦していました。

ゼロ歳でも赤い服装、野球観戦も入場料以外にも出費があって親も、、、、いやいや、、、本当はジジババかも分かりませんが、、、

とにかく大変、野球観戦も安くはないようですね。

    

さて、肝心のサクラですが、ブルーシートの上はこの程度でした。

ここより標高が少しだけ高い観察地の標準木は今日が開花日。

それよりは少しだけ花の数は多いのですが、この状態では「花より団子」と言っても、少し寂しいですね。

今日は気温も上がり、開花が一気に進みそうなので、、、、

「夜桜まで頑張ったら咲くかも、、、、」と言っていましたが、この歳ではそこまで頑張られる人は一人もいませんね。

    

サシバが増える?

2017年04月03日 | タカの渡り
今日の記事はこのツアーに参加した鳥友のものも使用させてもらっています。

先月タカカノたちが行ったフィリピンのルソン島へのエコツアーは単なる物見遊山の旅行ではありませんでした。

そのことはすでに書いたと思いますが、このツアーのミッションの一つは、サシバの密漁防止に取り組んでいる地元関係者の活動を側面から応援すること、、、、

と言っても良いのではないかと、ツアーに参加していないタカ長は認識しています。

その活動を支援しているのが、タカ長も所属している(と言っても不真面目な会員ですが、、、、)アジア猛禽類ネットワーク(ARRCN)です。

今回のツアーはそのARRCNの「会長様御一行」ですから、地元の皆さまから歓待されたようです。

その地元自治体の市長さんもこのプロジェクトには積極的に関与されており、その成果も確実に上がっています。その成果の一つがルソン島でのサシバの密漁が急激に減少していることです。

    

地元自治体のひとつ、Sanchez Miraの市長さんは女性ですが、そのプロジェクトの活動のために何度も現地を訪ねられているようです。

今回のツアーの参加者はパトカーに先導された市長さんの車列にはいって移動したようです。

    

市長さんをはじめ地元研究者や学生などが取り組んでいるのが、地元住民への啓発活動です。

彼らが密猟しているサシバが、彼らが忌み嫌う虫を食べるということ、サシバは彼らにとって「益鳥」であることを教育している、、、、

と言っていいのだと思います。

タカ長は実際に参加していないので歯切れのいいことを書けないのですが、ここに書いていることは大筋では間違いないはずです。

    

食事だけでなく研究発表会のような場も設けられていたようです。

Sanchez Miraの市長さんには豪華の食事で歓待されたようですが、、、

食いしん坊のタカカノは食べるのが忙しくて(?)写真はほとんどとっていませんでした。

    

次に訪ねたPamplanの市長室。

中央の若い女性が市長さんです。タカカノの土産話を聞いていると、フィリピンでは女性が政治の世界や教育の場で、日本以上に活躍されているような印象を受けました。

教育関係といえば、タカカノが持参した図鑑の著者も女性で、その先生に現地で偶然お会いし、図鑑にサインをもらって帰りました。

    

日本では、市長さんと言えば高齢の男性、、、、、というイメージですが、、、、

このような若い女性が市長さんなら一緒に活動をしてみたい、、、、と言う気持ちになりませんか?

さて、サシバの話題です。

タカカノたちがマニラから関空に飛んだ3月23日にルソン島からサシバの大きな群れが飛び立ちました。

3月29日、30日には宮崎で大きな群れが記録されました。

4月1日には高知で過去最高の渡りを記録、翌4月2には奈良でも過去最高のサシバを記録しました。

サシバの渡りルートは解明されていないところもあって、これらの数字が連動しているのかどうか、軽々には言えないのですが、、、、

単なる会費納入要員でしかない不良会員のタカ長としても、私たちの活動の成果がフィリピンでの密猟の減少と言うかたちであらわれ、、、

その結果として高知や奈良で過去最高の渡りを記録した、ということであれば嬉しいですね。

広島ではサシバは多く記録されていませんが、そのなかで多く記録されるのは4月10日ころ、、、

来週の月曜日か火曜日ころ「過去最高」のサシバが広島の空を飛んでくれると嬉しいのですが、、、、、、。




下の句はいかが?

2017年04月02日 | 日々雑感
今日も色々な予定があるので早朝の更新です。

    

このところタカ長の身のまわりは何かと騒がしくて、、、

〇〇さんがガンで死んだとか、、、

手術をしたとか、、、、精密検査をすることになったとか、、、。

そのようなことに接することが多くなる歳なのでしょうか?

    

独り来て 独りで還る この命

先日来このような上の句が頭に去来しています。

当たり前と言えば当たり前、これが私たちの人生の姿です。

そのようことを考えるのは、この歳になると自分なりの死生観を確立しないといけない、ということかも分かりません。

    

縁あって町内の活動の末席をけがすようになり、、、

それをきっかけに山の仲間などいい友だちをたくさん得ることが出来ました。

そのような友たちと活動しながら、頼まれごとを忘れることも多くなり、、、、

ドジばかりして仲間に迷惑をかけることばかり、、、、

そこで「タカ長にものを頼んですんなり事が運ぶと思うほうが間違っている」と開き直っておられるのも

心優しき仲間たちにかこまれているからこそ。

というような日常を考えるとタカ長の下の句は、、、

友にかこまれ 過ごす幸せ

ということになるのでしょうか?

    

昨日仲間たちと歩いた、広島湾に浮かぶ島の、サクラを見ながら歩く山歩きの写真です。

本当はサクラのトンネルを歩くつもりでしたが、昨日は開花したばかり、満開はもう少し先になりそうです。

今日は町内会で昼食会、4日は山仲間との花見、そして7日は小学校の同級生と昼食会、、、などなど、、、

一週間で4回の食事会をかかえています。

交際費も大変ですが、今日の次に明日があり、一週間の予定が予定通り過ぎて行く、、、

このような普通の日が続くことは最高の幸せですね。

そこにいつも友だちがいるのは本当に幸せなことです。感謝、感謝、感謝あるのみ、ですね。

与一野のしだれ桜

2017年04月01日 | 今日の一枚
小学館発行の雑誌「サライ」4月号に与一野のしだれ桜が紹介されています。

その場所は広島県安芸太田町、タカ長宅から遠くない日帰り圏です。

私たちのグループでは「サクラめぐり」と称して県内各地のサクラを見てきました。

当然このサクラを見たことがあります。



一日に何ヵ所か行くので先を急いだのでしょうか、事情は記憶していませんが、このサクラは道路から撮影しただけです。

このサクラは皇紀2600年奉祝の記念として植えられたそうです。

そのサクラが大きく成長し、写真愛好家の知るところとなり、今では多くの観桜客が過疎の集落を訪ねるようになりました。

9年前からは地元の与一野自治会の人たちが観桜客のもてなしを始められたとか、、、、、。



集落のいたるところに花を植えておられるのも、そのもてなしのひとつなのでしょうか?

サクラの季節に与一野を訪ねると、そこは花の集落になっています。

今年は久しぶりに訪ねて見たくなりました。

皆さまもいかがですか?