名探偵じゅうめい登場。
6億円横領事件、徳島。
おととい、この事件を取り上げたが、何か腑に落ちない。
事件は単純な横領事件ではなく、背後に深い闇があるのではないのか。
何と6億円の公金を横領して、バカ息子(32)にくれてやった母親。
その名前は大川ひとみ60歳だが、大川は土地改良組合で長年経理をやっている。いくらバカ息子の為とはいえ、横領金額の桁が大き過ぎる。
この大川ひとみはバカ親ぶりを演じているが、用意周到に計画された確信犯ではないのか。
そのように考えると辻褄が合ってくる。数千万円の横領なら、うま味は無いが、6億円ともなると話は違ってくる。少々の罰は食らっても、そのマイナスを補って余りある金が転がってくる。動機は借金だろうが、どうせ着服するなら大金のほうがいい。500万円でも6億円でも同じこと。
例えバレても返済しようにもできない。持っている財産などは雀の涙だ。
そうすればやり得だ。いずれバレるから短期間にやるだけやって、バレそうになったらきれいに白状する。但し、罪をかぶるのは母親一人の単独犯だ。
業務上横領罪は10年以下の懲役だが、初犯で悔悛の情を認められれば、懲役2~3年だろう。うまくすれば執行猶予が付く。仮に実刑で最悪のケースでも懲役5年がいいところだ。仮釈放になれば実質4年で刑務所から出て来られる。そうすれば自由の身だ。民事の損害賠償は身ぐるみ剥がれても雀の涙で痛くも痒くもない。
さて、今のところ、逮捕容疑は、6億円の横領金額では無く、500万円なのだが、これは「とりあえず」なのか、それとも将来的にも500万円のままなのかが一つのポイントだ。大川のオバサンが一人でやった6億円の横領なのか、それとも複数犯による使途不明金なのか。グループがからんで計画したとすれば、6億円の行方は、誰が陰で笑っているのか。大川ひとみ一人が罪をかぶって、後は俺達にまかせろと口止めされていたとしたら。
裁判が終わり、刑期を終えて晴れて自由の身になったら、息子と母親、そして誰か黒幕が高笑いするのだろうか。謎は謎を呼ぶ。
一方、貰った息子は、「あくまでも母親から貰ったもので、横領せよなどとは指示していない、横領しているとは知らなかった」と主張すれば善意の第三者になる。
長年経理をやっていた大川ひとみだ。テレビの前で錯乱していたが、あれは演技と見た。2年前にも前の理事長が2億円の横領で逮捕されている。からくりをどうするか、周到に考えたはずだ。
そして、理事長の横手に不審なカネの動きを問い詰められて、「後はどうとでもやってくれ」とケツをまくったそうな。
この組合の怠慢とズサンさ。 断わっておくが、事業資金は我々の税金だ。
この土地改良区というのは、農水省の巨大利権で、土改連が元締めで、その親玉は自民党のボス野中広務である。徳島県1箇所の組合だけで120億円の金が動き、農水省が仕切る金額は全国で6600億円、これだけの金を使っても、食料自給率は39%だが、穀物の自給率は何と28%の低さだ。
どこにこの金は流れているのか。
我々の税金は、 全国に6千とも7千ともいわれる土地改良事務所に流れているのだ。しかも、驚いたことに、経理監査の為に税理士や公認会計士のチェックが許されていないのだ。 こんなことがあっていいのか。不正をやってくれということか。この農水省の利権は、恐ろしい闇の中の闇にある。
★
大分県の不正教師。
矢野哲郎、矢野かおる夫婦の長女(23)が、佐伯市立小学校教師を23日辞職した。 長女は両親の逮捕後、学校を休んでいたが、その後いったん復帰した。
しかし、今月5日の両親の再逮捕後、7日から再び休んでいたが辞めることになった。
当然と言えば当然だが、毎年40名の合格者のうち半数の20名が、不正採用だから、「なぜ私だけ」という思いはあったろう。 言ってみれば人見御供だ。
長女の両親が教育審議監の二宮政人と義務教育課参事の江藤勝由に商品券100万円分ずつ計200万円を贈った。江藤は、2007年の採用試験で長女の得点をかさ上げして合格ラインに届かせた。
そして、浅利幾美の長女も不正採用と言われるが、現在、佐伯市の小学校に勤務し、高学年のクラス担任だという。
事件発覚直後2週間ほど休んだが、教師を続けたいという意向を持っているというが、佐伯市立蒲江小学校長だった浅利幾美は、長男と長女を合格させようと、江藤に現金計400万円を渡している。長女と長男はともに合格し、今年4月から素知らぬ顔で勤務しているのだが。
言ってみれば、これらの不正教師たちは、我々の税金から給料をもらって、子供に不正の仕方を教えるのだろうか。先生の職は金次第だから、賄賂のやり方を伝授するということだろうか。許せぬ。
(ムラマサ、鋭く斬る)
6億円横領事件、徳島。
おととい、この事件を取り上げたが、何か腑に落ちない。
事件は単純な横領事件ではなく、背後に深い闇があるのではないのか。
何と6億円の公金を横領して、バカ息子(32)にくれてやった母親。
その名前は大川ひとみ60歳だが、大川は土地改良組合で長年経理をやっている。いくらバカ息子の為とはいえ、横領金額の桁が大き過ぎる。
この大川ひとみはバカ親ぶりを演じているが、用意周到に計画された確信犯ではないのか。
そのように考えると辻褄が合ってくる。数千万円の横領なら、うま味は無いが、6億円ともなると話は違ってくる。少々の罰は食らっても、そのマイナスを補って余りある金が転がってくる。動機は借金だろうが、どうせ着服するなら大金のほうがいい。500万円でも6億円でも同じこと。
例えバレても返済しようにもできない。持っている財産などは雀の涙だ。
そうすればやり得だ。いずれバレるから短期間にやるだけやって、バレそうになったらきれいに白状する。但し、罪をかぶるのは母親一人の単独犯だ。
業務上横領罪は10年以下の懲役だが、初犯で悔悛の情を認められれば、懲役2~3年だろう。うまくすれば執行猶予が付く。仮に実刑で最悪のケースでも懲役5年がいいところだ。仮釈放になれば実質4年で刑務所から出て来られる。そうすれば自由の身だ。民事の損害賠償は身ぐるみ剥がれても雀の涙で痛くも痒くもない。
さて、今のところ、逮捕容疑は、6億円の横領金額では無く、500万円なのだが、これは「とりあえず」なのか、それとも将来的にも500万円のままなのかが一つのポイントだ。大川のオバサンが一人でやった6億円の横領なのか、それとも複数犯による使途不明金なのか。グループがからんで計画したとすれば、6億円の行方は、誰が陰で笑っているのか。大川ひとみ一人が罪をかぶって、後は俺達にまかせろと口止めされていたとしたら。
裁判が終わり、刑期を終えて晴れて自由の身になったら、息子と母親、そして誰か黒幕が高笑いするのだろうか。謎は謎を呼ぶ。
一方、貰った息子は、「あくまでも母親から貰ったもので、横領せよなどとは指示していない、横領しているとは知らなかった」と主張すれば善意の第三者になる。
長年経理をやっていた大川ひとみだ。テレビの前で錯乱していたが、あれは演技と見た。2年前にも前の理事長が2億円の横領で逮捕されている。からくりをどうするか、周到に考えたはずだ。
そして、理事長の横手に不審なカネの動きを問い詰められて、「後はどうとでもやってくれ」とケツをまくったそうな。
この組合の怠慢とズサンさ。 断わっておくが、事業資金は我々の税金だ。
この土地改良区というのは、農水省の巨大利権で、土改連が元締めで、その親玉は自民党のボス野中広務である。徳島県1箇所の組合だけで120億円の金が動き、農水省が仕切る金額は全国で6600億円、これだけの金を使っても、食料自給率は39%だが、穀物の自給率は何と28%の低さだ。
どこにこの金は流れているのか。
我々の税金は、 全国に6千とも7千ともいわれる土地改良事務所に流れているのだ。しかも、驚いたことに、経理監査の為に税理士や公認会計士のチェックが許されていないのだ。 こんなことがあっていいのか。不正をやってくれということか。この農水省の利権は、恐ろしい闇の中の闇にある。
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大分県の不正教師。
矢野哲郎、矢野かおる夫婦の長女(23)が、佐伯市立小学校教師を23日辞職した。 長女は両親の逮捕後、学校を休んでいたが、その後いったん復帰した。
しかし、今月5日の両親の再逮捕後、7日から再び休んでいたが辞めることになった。
当然と言えば当然だが、毎年40名の合格者のうち半数の20名が、不正採用だから、「なぜ私だけ」という思いはあったろう。 言ってみれば人見御供だ。
長女の両親が教育審議監の二宮政人と義務教育課参事の江藤勝由に商品券100万円分ずつ計200万円を贈った。江藤は、2007年の採用試験で長女の得点をかさ上げして合格ラインに届かせた。
そして、浅利幾美の長女も不正採用と言われるが、現在、佐伯市の小学校に勤務し、高学年のクラス担任だという。
事件発覚直後2週間ほど休んだが、教師を続けたいという意向を持っているというが、佐伯市立蒲江小学校長だった浅利幾美は、長男と長女を合格させようと、江藤に現金計400万円を渡している。長女と長男はともに合格し、今年4月から素知らぬ顔で勤務しているのだが。
言ってみれば、これらの不正教師たちは、我々の税金から給料をもらって、子供に不正の仕方を教えるのだろうか。先生の職は金次第だから、賄賂のやり方を伝授するということだろうか。許せぬ。
(ムラマサ、鋭く斬る)