武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

民主党のジレンマ

2008年07月13日 | 人生の意味
民主党
9月の代表選は小沢一郎で決まりだという。
対抗馬は出るかもしれないが、党内は鳩山、菅直人、横路グループが小沢を支持するから覆らない。
もう小沢の時代でもないと思うが、小沢神話に取り憑かれているのか、民主も人材難か。 鳩山由紀夫は代表になったことがあるが、全くの力量不足であった。 菅直人は敵が多すぎて袋叩きにあってしまった。だから、今は、小沢の後ろに隠れてチャンスを狙っている。
横路? 遅れてきた青年だが、かつての社会党のプリンスは副議長に棚上げされて終わってしまった。かつて、土井たか子は衆院議長になったことがあったが、後日、議長などやるべきでなかったと彼女自身述懐している。 つまり立場上、意見を鮮明にすることが出来ないから政治家としては事実上終わりだという。
小沢は自民党そのものだ。 角栄の薫陶を受け、角栄の息子のように寵愛されたが、なぜか総理大臣になろうとしなかった不思議な男だ。機を見て熟さずと判断したのか、それとも裏の総理に君臨して影から院政を敷こうとしたのか、もう一つ分からない。
民主党には、やはり50歳代の元気がいい人に出てきて欲しい。
年齢を別にすれば、長妻昭、枝野、小沢鋭仁、渡辺周、代表経験者では復活の岡田、前原、若手では山井、馬淵、櫻井、長島、安住がいる。 モナ細野は次の選挙でみそぎを済ませてからだ。 野田はニセメールでダメージを受けた。 対応の不手際が、その体型にあいまってドジ亀に見えた。
河村はナイスだがなぜか党内で人気が無い。尾張弁が損をしているのか。
さて、自民党も座して死を待つ気もないだろうが、今、総選挙をやれば100議席は失う。 へたをすれば150議席の攻防だ。 そうとすれば天地が逆さになったって解散はできない。来年の任期満了解散か、あるいは予測できぬ政界流動化現象が発生するか。 自民と民主の分裂、離合集散によるガラガラポンはある。
それは福田の内閣改造に火種が生まれ、臨時国会での福田内閣総辞職、後継総理を目指しての権力闘争で自民党が分裂するときだ。
既に安倍晋三が山崎拓を利権政治家と罵倒し始めたように、加藤紘一が小泉グループを批判し始めたように、さらに鳩山邦夫が若林正俊を批判し始めたように、それぞれの政界再編のマグマが動き始めている。
(ムラマサ、月光に蒼く冴える)

コメント
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