武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

オバマとホリエモンの未来

2008年07月26日 | 国際外交の真実
アメリカのオバマ。
今週、ヨーロッパを回ったが各国で熱烈な歓迎を受けた。
ベルリンでは20万人が野外公園に集まり、オバマの英語の演説に聴き入った。
おそらく理解した人は殆どいなかっただろう。何しろドイツ人は英語は堪能ではないのだ。それでもあの熱狂振りには驚いた。しかも彼はまだアメリカの大統領ではないばかりか、まだ民主党の代表にも正式には選出されていないのだ。
そして、パリ、サルコジ。
オバマを熱烈に出迎え握手し、異例の共同会見まで行なったサルコジの興奮振りを見ていたら、我が日本が情けなくなってきた。
福田さんにヨーロッパで人気者になれとは言わないが、1千億円もかけた洞爺湖サミットで、フランス、イタリアから首脳会談をドタキャンされ、「サミットは成功だった」とのたまう我が総理大臣に、それ以上何を言うべきか。
オバマの演説を聴いていると、「政治哲学」と「変革の希望」を語っている。
我が官邸は、質屋の親父と番頭が苦虫3匹ほど口に噛んで、砂を噛むような官僚作文を読んでいては政治家をやっている意味は無い。

ホリエモン。
百数十億円の個人資産を持ち、バベルの塔・ヒルズに月500万円の賃料で住んでいる。 その資産は、3300人が200億円の損害賠償を求めて裁判を起こしていることから分かるように、他者の財産を騙し取ったものだと言っていい。
ライブドア事件の堀江貴文(35)の判決が25日、東京高裁であった。
「反省がない」 と裁判官から鋭く指摘され、懲役2年6月の実刑が言い渡された。
ホリエモンは無罪を主張していたが、この判決を不服として最高裁に上告するという。
株式分割、粉飾決算、メディア宣伝、近鉄買収、ニッポン放送・フジテレビ買収で資金力をつけ、IT産業という表の看板とは裏腹に、実態はサラ金・金融とポルノ販売という裏社会の会社だった。 ホリエモンの片腕だった野口英昭は、ライブドア強制捜査直後に沖縄で惨殺されたのは、逮捕によってライブドアと裏社会のカラクリをゲロされるのを防ぐ口封じだったといわれる。
さて、ホリエモンの主任弁護士は、元・東京地検特捜部のコワモテの鬼検事で、弁護料をホリエモンからせしめているが、もはや最高裁で有罪の判決が引っくり返ることは無い。
(ムラマサ、鋭く斬る)

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