武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

麻生タイタニック号から退避せよ。 広田照彦の完全犯罪。

2008年12月10日 | 人間の欲望
漢字読めない総理大臣。
先の党首討論で、「一次補正の執行が行なわれているから、二次補正は1月で大丈夫だ」と語ったが、12月に入って不況台風が吹き荒れている。
この「アホウ総理」をチェンジすることが日本の景気対策だ。
今、麻生太郎の腹の中は、前門の虎、後門の狼の気持ちだろう。
選挙怖い、反乱怖い。そして、己の体中を満たす麻生財閥のプライドの中、このまま突き進んで解散を断行した場合、自民党の歴史的惨敗を見ることは火を見るより明らか。そして、その総大将は麻生太郎であったと、死後100年経っても政治史に汚名として残るだろう。それを考えれば、潔く総理大臣の職を辞することもありうる。それさえも決断できないとすれば、年明け1月の自民心中解散か、問責決議による追い込まれ解散か、己の死命を決する剣ヶ峰に立たされることを覚悟しなければなるまい。

昨日、久しぶりに小泉さんを見た。
郵政民営化堅持の会合に出て一席ぶったが、少し見ない間に随分老け込んだのは少し驚いた。政界引退の発表をした政治家にはオーラがなくなる。
さて郵政民営化は小泉さん個人の悲願であったが、民営化法が国会を通ってから、なぜ12年もかけて民営化を果たそうとしたのか理解に苦しむ。その答えは、郵政官僚の死にもの狂いの抵抗で、実質、民営化は頓挫したと言ってもいい。郵政公社は1年前に日本郵政株式会社と株式会社に名称を変えたが、郵政3事業について一切の経営権を持っていないのだ。経営権を持っているのは、その上部に存在する日本郵政機構という郵政官僚が握っている。郵政株式会社は郵政機構から仕事の委託を受けているアルバイト会社だ。本当に民営化するならば、法律成立後の2年以内には完全民営化をするべきであった。小泉さんは最後には、郵政官僚と手を握って、花の実は官僚に取られ、名だけを分けてもらったが、その名さえも今後どうなるか分からない。

日本綜合地所(東京高輪、社長・西丸誠)。
100万円を払うから内定取り消しだという、マンション不動産屋。
東証一部、資本金141億円、年間売上973億円、従業員310名。
内定を取り消した53人に対し、補償金として100万円を支払うという。
払うだけ良心的なのか、しかし取り消された学生にとっては人生の歯車を狂わせられた格好だ。真面目な話、この会社からは危なくてマンションを購入できない。そういう評判のほうが怖いのではないのか。
あるいは、そういう破綻が目の前に来ているのかも知れない。

日産ディーゼル(埼玉・上尾市)。
派遣労働者3人が8日、労働組合を結成した。 契約途中の今月18日での解除を通告された為だ。 契約途中で解雇するというのは駄目だ。 それをするなら契約満了までの賃金を払わなければならない。 また住宅の補償もしなければならない。
3人は住んでいる寮からの退去も迫られているというが、人間は野良犬ではない。
アホウ自民党の無策。

京都家裁の書記官、広田照彦の知能犯罪。
35歳の働き盛りで何を血迷ったか。 億円単位の金に目が眩んだか。
法律の知識と実務を悪用し、振り込め詐欺の金をかすめ取ることを思いついた知能犯。京都大学法学部卒。 何度も頭の中で犯行のシミュレーションを行なったことだろう。 この犯罪は見破られないと確信して、決行したはずだ。 架空の「馬場」という戸籍を裁判所命令で作成し、「馬場」を基点に犯行シナリオを建てていく。 馬場が住むアパートを大阪府島本町に借り、馬場を当事者にした本物の判決書を作成し、遠隔地の裁判所に送付し、凍結された銀行口座から、「振込み詐欺救済法」 の下に、「先優先」 の原則で振り込み詐欺に使われた口座から金を馬場の口座に振り込ませ、広田が引き出していた。 分かっているだけで1千万円以上。 偽造判決書には裁判所でしか付けられないパンチ印 「裁の契印」が押された精巧なものだった。 つまり本職が作った本物の偽物。例えていえば、財務省の造幣局で1万円札を自分用に印刷して自分のポケットに毎日入れていたようなものだ。 さらに、「馬場」の名前を使った偽造判決書は、少なくとも札幌、函館、東京、大阪にも送られている。
なぜ、その完全犯罪は見破られたのか、それは次回述べよう。
(ムラマサ、鋭く一閃)
コメント
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