トヨタ。
世界の自動車メーカーが青息吐息なのに、一人、三河の田舎で笑い転げているだろう。 昨日、名古屋にあるトヨタの新しい高層インテリジェンスビルにおける赤字発表を聞いていて、そのように思った。 トヨタの一人勝ちではトヨタも困るのだ。 1500億円の営業損は予想見込みであって、それでも最終純益は500億円の黒字見込みだから、来年3月の確定決算では、「頑張った結果、数千億円の黒字でした」 などと発表するのだろう。 役員ボーナスの100%カットは、どこかで埋め合わせするから今回は我慢してくれという大本営発表で、世間に対する「はばかり」を示さねばなるまいという三河商法だと漏れ聞こえてくる。 そして来年4月にはめでたく豊田家の直系である豊田章男(52)が念願の社長に就任することになり、晴れて豊田家への大政奉還の運びとなる。 (昨日の渡辺社長会見の終わりに、作業服姿の労働者が渡辺社長に詰め寄ったが、そのシーンを映したテレビはなかった)。
さて、2000年から昨年までは1兆円単位の経常利益であり、昨年度は2兆数千億円の黒字だった。つまり、トヨタはボロ儲けしているのだ。それまで長年に渡って積み上げてきた内部留保は韓国の国家予算20兆円を下回ることはあるまい。今の世界恐慌において、アメリカのビッグ3が倒産の危機に瀕し1ヶ月間、全工場が停止だと言っている中、トヨタにとって、最大のチャンス到来だ。但し、トヨタの周りにある下請け会社は業績不振に陥るが、岩に歯をたてても頑張ってトヨタに付いて行かねばなるまい。
トヨタは言う、「技術開発費のカットはしない」、「F1を始めとして他の自動車レースも撤退しない」 と2~3年後を見据えたビジョンは自信満々だ。 テレビは中国で作れても、未来カーは逆立ちしたって作れない。 自動車のない生活というのは世界中ありえないのだ。 そして期せずして、トヨタの小型車の本格拠点である宮城(県)工場が2年後の完成を目指して昨日着工した。 ホンダが埼玉の新工場をストップしたが、トヨタは、「威風堂々」 と旗を揚げた。 宮城県知事は、「ホットした」 と破顔一笑だ。 トヨタは表向き、しかめツラをしながら、腹のなかはルンルンだろう。 3年後の自動車世界地図を俯瞰したときに、トヨタは断トツのリードを見せて独走態勢に入る。
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佐藤栄作。
1965年、日本の首相として初訪米した際、マクナマラ国防長官との会談で、中国と戦争になった場合、「米国が直ちに核による報復を中国に対して行うことを期待する」と、核による即時報復を要請していたという。 同時に、佐藤栄作は、日本は核兵器の開発能力を持つが核兵器製造の考えがないことも強調した。それに対してジョンソン大統領は、「核の傘」で日本を守ることを「私が保証する」と明言したそうな。但し、この会談で佐藤栄作は同時に、「中国が核を持つなら日本も持つべきだと考える」と発言したということが1998年、米国の公文書で明らかになっている。
本ページは、憲法改正、国防軍の創設を訴えるが、日本は核武装をするべきではないという主張である。なぜなら、核兵器などは50年前の政治軍事思想であり、今はメリットより、デメリットの方が大きい。中国、北朝鮮、ロシアの核の脅威については、米軍が日本の番犬様だ。何と言っても、米軍の最高司令本部(HQ)は、今や首都圏のキャンプ座間にあるのだ。最強の原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀を母港として24時間、中国、北朝鮮を仮想敵として核攻撃の体勢にあり、F15新鋭戦闘機350機を擁し、6万人の海兵隊を動員できる。
さてさて興味は、なぜ今、この公文書が日本側から発表されたのか。言わずとも、中国、北朝鮮に対する警告だろう。そして韓国に対するメッセージも含まれる。日米軍事同盟のプレゼンスを極東エリアにおいて明らかにするということだ。
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キャノンの御手洗富士夫。
昨日、経団連の会合で、契約期間中の派遣切りは行なわないようにと、目を伏せながら喋っていたが、薄汚い男だ。キャノンの大分カメラ工場では、契約期間中の派遣切りがバンバン行なわれたのだ。デジカメはキャノン以外にもたくさんある。またプリンターにしてもエプソンもあればHPもあるから、キャノンはなくても困らない。
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自民党の代議士、山内康一(神奈川9区)。
ICUを卒業し、国際協力機構の役人になり、小泉チルドレンで代議士に当選した。
事件は、政策秘書が在職中に借りた4千万円や3千万円について使用者責任を問われ、東京地裁に提訴されているという。 「お宅の秘書に貸した金が返ってこない」という苦情が事務所に持ち込まれ、山内議員はこの政策秘書を9月5日に辞めさせた。
しかし、退職後も新たに2件の借金が判明し、相手はともに元秘書の知人という。 この小泉チルドレンも35歳と若い。 自民党のドブ川に引っ張り込まれたということか。
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韓国の飲食店。
他の客が残したキムチを使い回して他の客に出すことは普通のことであり、「公然の秘密」だ。残飯使い回しの実態は韓国のテレビ局で、今年2008年9月に放映された。KBSの調査では、80%の飲食店が使い回しをしていた。使い回しに対して営業停止の罰則を設けようとするが、飲食店の反発が大きく改善されない。個人的には韓国全土の食堂でシクサをしたが、お腹を壊したことはないので大丈夫だろう。そういう意味ではコチュ(唐辛子)が毒消しの役割を果たしているのではないか。 ある日本人が言っていたが、「気合で食べれば大丈夫」だ。
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中国と韓国。
経営破たんで夜逃げする韓国企業の責任を、中国は国境を越えて追跡するという。韓国企業の夜逃げに対しては、最後まで真相を究明し、中国人の利益を保護する」と声明を出した。夜逃げの主犯は、韓国企業だという。北京当局は、「夜逃げは主に韓国の中小企業だが、今後は韓国の大企業にも広がる可能性を否定できない。青島地区だけで昨年、夜逃げした韓国企業は87社に上った」と述べた。「従業員の賃金を支払わない、税金を払わない、仕入費を払わない」。韓国人は、やばくなれば逃げる。
さて、韓国・双竜自動車は21日、全従業員に対し12月分の給与を支払えないと発表した。会社側は親会社の中国・上海汽車本社に緊急の資金支援を要請したが、双竜の労組が中国人経営陣の退陣を求めたことを理由に拒否したという。
中国と韓国の感情のもつれは、歴史的な属国関係と文化の違いにより増幅され、負のエネルギーとして爆発するだろう。
(ムラマサ、鋭く斬る)