武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

小泉純一郎の笑い。 キャノンの脱税幇助

2009年02月12日 | 人生の意味
小泉純一郎。
小泉さんは、麻生太郎が総理になった時、10月冒頭解散に踏み込まなかったことを見て、「絶好の機会を逃した。このままでは坂道を転げ落ちるばかりだろう」と予言したのは、さすが政局の達人だ。自民党内でYKKと持て囃された時代、加藤紘一はプリンス、山崎拓は策士、小泉は一人寝の用心棒と言われ、後に小泉がカリスマ総理になるとは誰が予想したであろうか。加藤の乱の際には、本会議場において加藤と小泉は隣り合わせの席であったが、小泉は盛んに加藤に対して翻意をするように説得したが、加藤は聞く耳を持たなかった。 その加藤と小泉は決別し、3度目の総裁選で田中真紀子の神がかりの天佑により、小泉さんが一国の宰相にまで伸し上がったのは今では伝説ですらある。
そして総理の椅子に座った一匹狼の拠り所は、派閥ではなかった。人事差配で各派閥を恐怖に陥れ、派閥に頼らない分、権力の基盤を補強したのは官僚群であったと言えよう。郵政民営化によって印象付けられた「構造改革」の旗印は、実は小泉マジックの絶妙な仕掛けであった。小泉さんのブレーンは各省のキャリア官僚であり、見栄えのするところは小泉にくれてやり、果実は官僚ががっしりと握った官僚帝国の栄華ではなかったか。外交的にはブッシュへの対米追従に己を賭けたのは小泉さんの鋭い勘と読みだろう。その結果、米国は小泉さんを庇護した。今また、郵政民営化の是非が騒がしくなっているが、郵政民営化を推進させたのは米国の意志であり、その目的は郵便貯金の預かり金200兆円という莫大な富を、米国外資に食い込ませるか、泡よくば米国外資の経営の下に置くという米国化計画である。8兆円の税金を注ぎ込んだ長銀を米国の投資会社リップルウッドに10億円という「タダ同然」でくれてやり、しかも「瑕疵担保責任付き」という持参金まで付けたのだから、自民党政治の黒い闇は深い。それを差配したのは故・宮沢喜一と谷垣禎一であったことは100年先まで売国の名前として残さなければならぬ。さて小泉・竹中平蔵の郵政民営化の虚偽、道路公団民営化の嘘、製造派遣の労働崩壊、後期高齢医療の姥捨て山、介護崩壊、障害者への厳しい政策は、日本を第三の敗戦に導いたのか。そして今、日本郵政の金融コンサルタントは、米国メリルリンチ証券だというのだから、日本の郵便局を第二の長銀にしたいというのか。ストップ・ザ郵政民営化。

キヤノンの不正。
ダーティーキャノンは叩けば叩くほど埃が出てくる。御手洗会長の国会喚問が必要だ。裏金脱税幇助、公共事業への不当介入、偽装請負を解明しなければならぬ。キャノン、大分県、鹿島、大賀規久は、我々の税金を食い物にしていたのではないのか。悪の連鎖構造が浮かび上がってくる。
公共機関である大分県土地開発公社に対し、鹿島へ発注をするようにキャノンが「要請文」なる「圧力」をかけていた。そして工事はキャノンの圧力通り、計80億円の随意契約で鹿島が請け負った。鹿島はこの工事でも、大賀規久に違法な裏金を渡していた。県の公社はデジタルカメラ工場の用地造成を31億円で、プリンターカートリッジ工場の用地造成を48億円で鹿島に発注したが、キヤノンは発注の10日前に、キャノン常務名の要請文を公社理事長あてに送付し発注に圧力をかけていた。公社の内規では250万円を超える工事は入札を行なわなければならないが、公社は「緊急性」を要するとして、他のゼネコンから見積もりをとることもなく、鹿島との随意契約を行ない、我々の税金を喰い物にした。緊急性を理由とした随意契約は台風などの災害以外には適用されない。また、大分県へのキヤノン進出を巡っては、脱税事件で逮捕された元大分県会議長の長田助勝(80)が、鹿島から50万円を受け取りながら政治資金報告書に記載していなかった。長田助勝は、大賀規久の仲間に入り暗躍していたと見られる。一方、大分県が実際にかかった費用よりも安い価格でキヤノンに用地を売却したとして、市民オンブズマンが知事の広瀬勝貞を相手取り、差額18億円の返還を求める訴訟を大分地裁に起こしている。県公社は、工場用地の取得・造成費に68億円かかったが、キヤノンに対して50億円で譲渡していた。大分県は、その差額18億円を公社に支出して穴埋めしていた。しかも県は、キヤノンと価格交渉を行わなかったというから、大分県は我々の税金を返還しなければならない。この大分県知事の広瀬勝貞は、東大法学部卒、世襲、経産省事務次官のトップ官僚出身という完全3悪型だが、最近の検察は「まるで駄目夫君」だから尻尾切りで終るか。

モンゴル。
北海道・富良野出身の日本語教師、鈴木千恵さん38歳が、ホームレスの強盗に合い、絞め殺された事件で、モンゴル人の男(29)が逮捕されたという。
現地ウランバートルは治安が悪いから、男ですら夜の一人歩きは危険だとされている。しかし、千恵さんは、日本人の友人宅で食事をした後、帰宅の途についたとされるが、その時刻は何と午前2時の真夜中であったというから、常軌を逸している。モンゴル・ウランバートルの2月の気温は、最低気温マイナス20~30℃にもなり、最高でもマイナス10~0℃という厳寒の地だ。5年以上もウランバートルに住んでいたから、治安状況は分かっていたと思うのだが、油断があったのか。それとも午前2時に歩いて帰宅しなければならぬ何か問題があったのか。

一木泰造の学校、裁判官。
その顔は、ふくよかで感じの良い紳士という風貌だが、やったことは強制わいせつだ。判事の秘密の性癖は夜間高速バスに乗ることだったとは。
2月8日、九州高速バスの車内で都城市内の女子短大生(19)にお触りしたとして、福岡高裁宮崎支部の判事52歳が逮捕された。 
照明が落ちた午後9時、しばらく経って寝入った隣の席の女子短大生の腹に手を乗せ、そのままショートパンツのチャックを下ろし、中に手を入れ、パンティーの中をまさぐったという。 女性は触られて目が覚め、パニックになった。 少し経って友人にメールで相談。運転手にも痴漢を訴え、警察を呼んだ。 しかし、判事は容疑を否認している。福岡に妻子がいるが、宮崎には単身赴任中だった。高速バスは全席指定で三十数人が乗車しており、ほぼ満席だった。本当にやったのか濡れ衣か。 名前が大々的に全国に広まったのは生涯の赤っ恥だ。

カルデロン・のり子さん(13)一家。
のり子さんは日本で生まれ日本で育った。
「私は、百パーセント日本人だと思っています。両親と日本で暮らしたい」。
両親の不法滞在のため、国外への強制退去を命じられたフィリピン人家族が、法務大臣の裁量で日本滞在を認める 「在留特別許可」を求めている。家族は13日、入管に出頭し裁断を仰ぐという。 埼玉県蕨市の中学1年生、カルデロン・のり子さん一家はフィリッピン人だが、日本に不法滞在している。 しかし、のり子さんは、そのことを知らなかった。日本で生まれ育ち、フィリッピンのことは何も知らない。 言葉も文化も分からない。 のり子さんは言う、「ある日突然、自分がフィリッピン人だと知ってびっくりしました」。 娘を普通に学校に通わせ、日本人と同じように育ててきた両親は、不法滞在の罪を問われながら、不安に怯えている。
さて、考えて見れば、不法滞在は許されぬことだが、あの太平洋戦争における日本とフリッピンの関係を考えれば、何ほどのことでもあるまい。 それとこれとは話が違うと批判されるかも知れぬが、13年間も日本人として育った未来ある若い女性を、国外退去にすることなど、許されることではない。
(ムラマサ、鋭く一閃)

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