麻生太郎とオバマ。
絶対に失敗のボタンを押すマーフィーの法則に嵌ってしまった麻生太郎。
オバマは、24日の麻生太郎との会談後のランチは、テレビのキャスターと昼食を共にしていたことが明らかになった。ワシントン・ポストがすっぱ抜いた。
昼食会に参加したのはABC、CNN、FOXのニュース番組のキャスター。 昼食ではロブスターのスープ、スズキの料理を楽しんだという。12時間かけてワシントンに行った麻生太郎より、テレビキャスターを大切にして、もてなしたということのようだ。キャスターは地元だから、いつでも会食は出来るだろうに。哀れ麻生太郎。
☆
麻生太郎。
堂々と日本語で喋れば良かったものを、下手な英語で、つっかえつっかえ挨拶をしたものだから底を見せてしまった。 ここ一番、英語で勝負するなら、1分ほどの気の効いた心温まる挨拶を、誰かの指南を受けて行えば良かった。 本ページは日頃、麻生太郎を厳しく批判しているが、日本の代表として行っている以上は、頑張ってもらいたいという愛国心はある。 一声かければプロの英語屋は星の数ほどいるだろうに。 大事な政治シーンの切所で勝負をかけられない喜劇。それだけ周りにブレーンがいない。 河村官房長官の受け答えを見ていても情けないほど、ウソ寒さが身に沁みる。中国は、「麻生首相の訪米は冷遇された」と論評し、会食や共同記者会見がなかったことに触れ、「米国は首脳会談には応じたが、いつ沈没するか分からない麻生政権と親しくなることは避けた」。 韓国は、「麻生首相は、外交で支持率の回復を狙ったが失敗」と述べた。 ロシアは「麻生首相は極めて冷淡に迎えられた、日本側からの必死の要求に応じて会談を受けたものの、麻生政権は長くは持たず、親密ぶりを示すのは問題だとオバマが判断した」と指摘した。さて麻生太郎は延命の為に、直ぐに補正予算計上、中国を訪問し日中首脳会談、5月にプーチン来日、そして7月8~10日のイタリア・サミットG8へ、何が何でも岩に噛りついても行きたい。そして、その後は政権投げ出しを図るだろう。9月の総選挙は誰か他の者がやってくれ、俺は嫌だと言って逃げる魂胆だ。福田康夫と同じ政権投げ出しパターンになる。私利私欲の為に権力の座にしがみつき、サミット花道論で逃げ出す。後に残るのは国際的に信用を失った日本だ。さて、昨日国会で、「レームダックの総理が首脳外交をするのは国益を害する」と民主党の前原誠司が麻生太郎を批判したが、麻生は「瑕疵なく選ばれた首相が国益を代表して他国と交渉する。当然のことだ」と述べた。政権を2度続けて投げ出した政党には重大な「瑕疵」がある。その瑕疵に立って選ばれた総理は権力の正統性を有しない。
☆主な外交日程
4月2日、第2回金融サミットG20(ロンドン)
4月中国首脳来日を交渉中。
4月ASEANプラス日中韓首脳会議(タイ)
4月東アジアサミット(タイ)
5月22、23日 第5回太平洋・島サミット(北海道)
5月プーチン来日予定。
7月8~10日イタリア・サミットG8
☆
麻生太郎。
ワシントン・ポストのインタビューで、ブッシュの北朝鮮政策を批判した。
オバマとの首脳会談後にインタビューに応じた。 「ブッシュの末期には、核査察の問題を曖昧にしたまま、対話を行なった」 と語り、ブッシュとライスを批判した。 この麻生太郎という人は、当時も自民党幹事長、総理大臣という最高の地位にありながら、後になって批判するという習癖を持っているようだ。 ブレるというより、その場しのぎで後になって愚痴を言うだけ。昨年の11月に麻生は、ブッシュを褒めちぎったのだが。
☆
村上龍は言う、「中川昭一の不幸は体を張って会見を止める友人がいなかったこと」。 果たしてそうだろうか。 政治的に失脚した今、裏話が洪水のように出てくるが、いつも酔いどれ会見だったので、秘書官も番記者も誰も気にしなかった。 AP通信がしっかりと映像を撮って世界に配信するとは思わなかったという。 権力の腐敗の沼にどっぷりと浸かり、堕落に落ち込んだ同じ穴のナントカ連中。 「身から出た錆」 とはこの事だ。 これが暴露されなければ、有力な総理候補として、中川昭一は国の命運を司る職に居続けたことになる。
★
韓国。
日本の銀行が3月の決算を迎え、韓国に対する融資を減らす、あるいは資金を引き揚げるという「日本トリガーの3月危機説」に韓国は心配している。日本の銀行は韓国企業に対して総額1兆円の金を貸している。しかし、韓国は不況の真っ只中で喘いでおり、会社倒産が相次いでいる。その貸し倒れが日本の銀行にも波及している。現在、日本と韓国の政府間には、通貨スワップ協定があり、300億ドル(3兆円)を自由に使えることになっているが、その実態は日本が韓国に金を貸してやるということだ。日本を口汚く罵りながら、一方では、金にはよだれを垂らす韓国朝鮮がある。
★
ゼネラル・モーターズ(GM)。
26日発表した2008年12月期決算は、純損失が308億6千万ドル(3兆円)という、4年連続の赤字となった。 GMは昨年12月、政府から134億ドル(1兆3千億円)の「つなぎ融資」を受けて破綻を免れた。だが、資金繰りがさらに悪化したため、今月17日に166億ドル(1兆6千億円)の追加融資を要請したが、新たに3月中に20億ドル(1900億円)、4月中に26億ドル(2500億円)の金が必要だという。公的資金だけで延命しているGMは、ここに来て破綻するリスクは高い。
☆
米国の保険最大手AIGも危ない。
カジノ経済に踊ったAIG。 日本ではアリコ、スター生命、エジソン生命等で知られている。 大赤字と資産売却に行き詰まり、再建案がうまく行っていない。 AIGは2008年10~12月決算の純利益が、過去最悪の約600億ドル(5兆8000億円)の赤字に陥った。 世界の実体経済は益々悪化の一途だ。 日本は総選挙を断行し、国民の信を得た本格政権が日本丸の舵をとれ。
(ムラマサ、鋭く斬る)
絶対に失敗のボタンを押すマーフィーの法則に嵌ってしまった麻生太郎。
オバマは、24日の麻生太郎との会談後のランチは、テレビのキャスターと昼食を共にしていたことが明らかになった。ワシントン・ポストがすっぱ抜いた。
昼食会に参加したのはABC、CNN、FOXのニュース番組のキャスター。 昼食ではロブスターのスープ、スズキの料理を楽しんだという。12時間かけてワシントンに行った麻生太郎より、テレビキャスターを大切にして、もてなしたということのようだ。キャスターは地元だから、いつでも会食は出来るだろうに。哀れ麻生太郎。
☆
麻生太郎。
堂々と日本語で喋れば良かったものを、下手な英語で、つっかえつっかえ挨拶をしたものだから底を見せてしまった。 ここ一番、英語で勝負するなら、1分ほどの気の効いた心温まる挨拶を、誰かの指南を受けて行えば良かった。 本ページは日頃、麻生太郎を厳しく批判しているが、日本の代表として行っている以上は、頑張ってもらいたいという愛国心はある。 一声かければプロの英語屋は星の数ほどいるだろうに。 大事な政治シーンの切所で勝負をかけられない喜劇。それだけ周りにブレーンがいない。 河村官房長官の受け答えを見ていても情けないほど、ウソ寒さが身に沁みる。中国は、「麻生首相の訪米は冷遇された」と論評し、会食や共同記者会見がなかったことに触れ、「米国は首脳会談には応じたが、いつ沈没するか分からない麻生政権と親しくなることは避けた」。 韓国は、「麻生首相は、外交で支持率の回復を狙ったが失敗」と述べた。 ロシアは「麻生首相は極めて冷淡に迎えられた、日本側からの必死の要求に応じて会談を受けたものの、麻生政権は長くは持たず、親密ぶりを示すのは問題だとオバマが判断した」と指摘した。さて麻生太郎は延命の為に、直ぐに補正予算計上、中国を訪問し日中首脳会談、5月にプーチン来日、そして7月8~10日のイタリア・サミットG8へ、何が何でも岩に噛りついても行きたい。そして、その後は政権投げ出しを図るだろう。9月の総選挙は誰か他の者がやってくれ、俺は嫌だと言って逃げる魂胆だ。福田康夫と同じ政権投げ出しパターンになる。私利私欲の為に権力の座にしがみつき、サミット花道論で逃げ出す。後に残るのは国際的に信用を失った日本だ。さて、昨日国会で、「レームダックの総理が首脳外交をするのは国益を害する」と民主党の前原誠司が麻生太郎を批判したが、麻生は「瑕疵なく選ばれた首相が国益を代表して他国と交渉する。当然のことだ」と述べた。政権を2度続けて投げ出した政党には重大な「瑕疵」がある。その瑕疵に立って選ばれた総理は権力の正統性を有しない。
☆主な外交日程
4月2日、第2回金融サミットG20(ロンドン)
4月中国首脳来日を交渉中。
4月ASEANプラス日中韓首脳会議(タイ)
4月東アジアサミット(タイ)
5月22、23日 第5回太平洋・島サミット(北海道)
5月プーチン来日予定。
7月8~10日イタリア・サミットG8
☆
麻生太郎。
ワシントン・ポストのインタビューで、ブッシュの北朝鮮政策を批判した。
オバマとの首脳会談後にインタビューに応じた。 「ブッシュの末期には、核査察の問題を曖昧にしたまま、対話を行なった」 と語り、ブッシュとライスを批判した。 この麻生太郎という人は、当時も自民党幹事長、総理大臣という最高の地位にありながら、後になって批判するという習癖を持っているようだ。 ブレるというより、その場しのぎで後になって愚痴を言うだけ。昨年の11月に麻生は、ブッシュを褒めちぎったのだが。
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村上龍は言う、「中川昭一の不幸は体を張って会見を止める友人がいなかったこと」。 果たしてそうだろうか。 政治的に失脚した今、裏話が洪水のように出てくるが、いつも酔いどれ会見だったので、秘書官も番記者も誰も気にしなかった。 AP通信がしっかりと映像を撮って世界に配信するとは思わなかったという。 権力の腐敗の沼にどっぷりと浸かり、堕落に落ち込んだ同じ穴のナントカ連中。 「身から出た錆」 とはこの事だ。 これが暴露されなければ、有力な総理候補として、中川昭一は国の命運を司る職に居続けたことになる。
★
韓国。
日本の銀行が3月の決算を迎え、韓国に対する融資を減らす、あるいは資金を引き揚げるという「日本トリガーの3月危機説」に韓国は心配している。日本の銀行は韓国企業に対して総額1兆円の金を貸している。しかし、韓国は不況の真っ只中で喘いでおり、会社倒産が相次いでいる。その貸し倒れが日本の銀行にも波及している。現在、日本と韓国の政府間には、通貨スワップ協定があり、300億ドル(3兆円)を自由に使えることになっているが、その実態は日本が韓国に金を貸してやるということだ。日本を口汚く罵りながら、一方では、金にはよだれを垂らす韓国朝鮮がある。
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ゼネラル・モーターズ(GM)。
26日発表した2008年12月期決算は、純損失が308億6千万ドル(3兆円)という、4年連続の赤字となった。 GMは昨年12月、政府から134億ドル(1兆3千億円)の「つなぎ融資」を受けて破綻を免れた。だが、資金繰りがさらに悪化したため、今月17日に166億ドル(1兆6千億円)の追加融資を要請したが、新たに3月中に20億ドル(1900億円)、4月中に26億ドル(2500億円)の金が必要だという。公的資金だけで延命しているGMは、ここに来て破綻するリスクは高い。
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米国の保険最大手AIGも危ない。
カジノ経済に踊ったAIG。 日本ではアリコ、スター生命、エジソン生命等で知られている。 大赤字と資産売却に行き詰まり、再建案がうまく行っていない。 AIGは2008年10~12月決算の純利益が、過去最悪の約600億ドル(5兆8000億円)の赤字に陥った。 世界の実体経済は益々悪化の一途だ。 日本は総選挙を断行し、国民の信を得た本格政権が日本丸の舵をとれ。
(ムラマサ、鋭く斬る)