武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

麻生太郎の支持率14%に急落。 関空の恐ろしい実態。

2009年02月10日 | 人間の欲望
麻生太郎の支持率14%に急降下。
「今の日本は大変か? 日本は大変じゃないよ、そうでしょう、皆さん」 漫画太郎が2・8の日曜日に、福井で演説をぶった。 日本は今、危機ではないという。
また、先週の国会で物議をかもした、「私は郵政担当大臣じゃなかったから、忘れないでくれ。 竹中が担当していた。私は濡れ衣を着せられた」 と「あほう総理」は気色ばんだが、昨年9月の自民党総裁選の論戦の中で漫画太郎は、「郵政担当大臣は、私でしたから、それは忘れないでくれ」 と声を張り上げたのは何だったのか。 支離滅裂だ。「ヤクザ者の顔」 と 「エテ公の心」 を持つ男、麻生太郎。我々はいつまで、この「いけすかない顔」 を見なければならないのだろう。
民主の前原誠司は、漫画太郎を、「やるやる詐欺の常習犯」 と面罵したのは少し溜飲を下げた。 さらに我が前原誠司は、「総理は税金泥棒だ」 と突き放したのは当然だ。 さらに前原の問いに対して漫画太郎は、道路の一般財源化は、「歳入のことであって歳出ではありませんよ。ここのところ確認してくださいよ。 エッ、分かる?」 とダミ声を出したが、詭弁を通り越して、この猿は病気だ。 それとも猿に対して失礼か。
さて、朝日新聞が2月7、8日に実施した最新の世論調査によると、麻生内閣の支持率は14%、前回調査1月の19%をさらに下回った。不支持率は73%(前回67%)に達した。 「いま投票するとしたら」として聞いた投票先は、自民の22%(同25%)に対し、民主は42%(同38%)と倍近い。
しかし思うに、麻生の支持率14%というのは、まだ高いほどだ。漫画太郎は、史上最低の総理大臣ではないのか。 能力も責任感も無く、私利私欲で権力の椅子にしがみついているだけだ。

漫画太郎では、解散総選挙はできない。9月の任期満了まで岩に歯を立てても頑張るだろう。そして7月のイタリアG8サミットに出席した後に、政権投げ出しを考えるのではないのか。まさに福田康夫と同じパターンだ。だから民主党は2月、3月中には麻生に問責決議を突きつけ、総理の座から引き摺り下ろさなければ駄目だ。それは党利党略ではなく、日本を救う平成維新だ。

関西空港。
日本航空と全日空は、今年の4月以降、赤字となっている国内・国際線計28路線を廃止・減便する。その内、関空便が半数に上る。橋本徹は関空を指して、「もうすぐ倒産する会社」と言い、「そんな空港に大阪の税金は使えない」と関空2期護岸工事の支出を拒否した。一方、関空の社長・村山敦は日航と全日空の撤退を聞き、怒りをあらわにした。「一方的だ。地元や経済界の意向を無視している」。しかし、国際線でも日航がロンドン線を廃止し、JALとANAが運航する欧米路線は、1994年の関空開港以来、初めてゼロになる。他方、福島空港では1月末に日航が撤退した。「不便だから使わない、利用が少ないから減便され、ついには空港は無くなるだろう」。ところが国内空港は、今後も増える。2009年に静岡空港、2010年に茨城空港が開港すれば、国内空港の数は99ヵ所になる。これらの地方空港は地元住民の反対にも関わらず、建設土木会社と国会、県会の政治家の大声と、それを焚き付ける国交省の官僚利権に動かされ、膨大な税金を投入し建設中だ。そして、その先に見えてくるのは空港利用者より空港職員の数が多い「幽霊空港」の現実だ。毎年、何十億円もの赤字の垂れ流しが始まる。建設中の茨城空港では、JALとANAは採算が取れないとして就航を拒否しており、今年2月にようやく韓国のアシアナ航空の乗り入れが決まったが、それとても「乗り入れをする」というだけで、定期便化は困難だ。さて、関空は着陸料が世界で2番目に高い。 アジアのハブ空港である韓国・仁川国際空港の3倍もする。そのため航空会社の撤退や減便が続いている。 関空は、1期工事の1兆5千億円にもなる借金を抱え、支払い利息は年間400億円以上、営業利益200億円の倍以上で、累積赤字は2000億円を越える。さらに1兆円かけて2期工事を進めている関空に未来はあるのか。また海上に立つ関空の地盤沈下の問題もひどい。沈下は12メートル以上になり、関空が事実上「失敗作」であったことは今や関係者の間では常識だ。関空が依然として不均一に沈み続けている現状で、今後の工事費に一体どれほどの費用がかかるのか誰にも分からない。そして、1期・2期にかかった膨大な負債は、最終的には税金で尻拭いされるだろう。関空は、役員・部長の殆どを官僚役人出身が占めるという「官僚天下り会社」なのだ。その風当たりを防ぐ為に、社長をパナソニック出身で初の民間出の村山敦を6年前に持ってきた官僚の狡猾さ。しかし現実は、「日航と全日空は、関空切り捨ての前提に立って経営計画を立てているとしか思えない」と巷では囁かれている。
(ムラマサ、鋭く斬る)
コメント
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