武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

なぜ麻生太郎は米国に行くのか。 日本の奴隷解放。

2009年02月22日 | 国際外交の真実
麻生太郎。
以前は、時の総理大臣を批判しても、馬鹿にするということはなかった。それがいつの頃からか馬鹿にするようになってしまった。明確には小泉さんの後、即ち安倍晋三と福田康夫からだ。今の麻生太郎などは最初から馬鹿にされていたのではないのか。 共通点はある。父祖父に総理大臣を持ち、小さい頃から、お坊ちゃまと育てられ、バカ殿教育にあると見るのは的外れではないだろう。 小さい時から周りが平伏するから、世の中の厳しさを知らないし知ろうともしない。かつて1789年のフランス革命において、マリー・アントワネットは民衆が飢えに苦しんでいると聞いて、「だったら、お菓子を食べればいいのに」と呟いたという有名な話があるが、そういう感覚だろう。
麻生太郎ウォッチャーに言わせると、麻生は最近、目線がうつろ、そうかと思うと睨むように視線が恐い、そして常に爪を噛んでいる」。爪を噛むのはナポレオンの末期と同じ症状だと訳知りは言う。 さて、23日夜、麻生太郎は米国に向けて出発する。24日にワシントンでオバマと首脳会談を行う。 会談の中身は、米国債の購入、アフガンへの自衛隊派遣、カネ支援、未来自動車の米国生産と米国のおねだりばかりだ。権力の正統性をもっていない麻生太郎が勝手なことを言う。

ヒラリーと韓国。
韓国の李明博大統領と会談し、「北朝鮮の核保有を容認できない」 ことを再確認したという。 記者会見で、、「韓国政府がアフガニスタンに派兵することを望むか」という記者の質問にヒラリーは答えなかった。「韓米FTAについては掘り下げた議論はなかった」。つまり何も中身の無い会談だったということになる。 その中で、李大統領は、4月2日にロンドンで開催されるG20金融サミットで、各国が少なくともGDPの2%を投資しなければ駄目だと語ったそうな。 そうすると日本は10兆円の支出になる。 紙幣の印刷機を高速性能に変えよということか。
☆韓国のメディアは面白いことを言う。 ヒラリーの服装は日本に居る時が青色で、韓国は赤色だったと言い、青色は上品で大人のイメージ、赤色は戦闘的だとして、暗にヒラリーを批判したのは、朝鮮人のひがみだ。

ヒラリーと温家宝。
21日に中国首脳と会談を行なった。ガイトナー財務長官は1月、中国の為替政策について「中国は為替操作をしている」と批判したが、中国は国家統制だから中国に有利な方へ舵を切るのは当然なことだ。それに対して温家宝は、「借金で過剰消費をしている米国が、1人当たりのGDPが先進国の数十分の一に過ぎず、中国から借金をして、さらに非難するというのはあべこべだ」と米国を痛烈に批判した。 さらに、「中国は飢餓や貧困を輸出せず、他人に迷惑もかけていない」と強調した。中国は米国債の最大保有国であり、総額7800億ドル(73兆円)を保有している。航空機のボーイングや原子力発電のウェスチングハウス(東芝)など米国の大企業も中国が最大の商売相手だから米国も弱い。独裁国家の中国に言い立てられるのは、米国も情けない。ブッシュとライスが米国を破産国家にしてしまった。

橋下徹。
麻生太郎支持の橋下徹が先週、金子・国交大臣と会談を行い、最初に、「官僚からの奴隷解放だ」 を言い放ち、さらに関空について、「関空は倒産する。そんなところに連絡橋建設として大阪の税金65億円を使えない」 と、ねじ込んだ。 金子と国交省の官僚は結果的に、「見直しの検討をする」と述べたが、官僚の検討という意味は 「少しボヤッと考えてみるが、実行はしない」 ということだ。また、大阪、京都、滋賀、高知、佐賀の5知事が、地方分権について意見を交わすシンポジウムを21日、大津市内で開いた。橋下徹は霞が関批判を述べ、「財務省の役人は国のカネと言うが、てめえらの金か。税金は僕らのお金」 だとして、地方への権限と財源の移譲を訴えた。 大戸川ダムに反対している滋賀県の嘉田由紀子知事は、「霞が関は制度疲労を起こしている。 解体しないといけない」と発言したそうだが、そんなことで官僚帝国は、痛くも痒くもない。 過去の歴史上に存在した様々な帝国は、内部にしろ外的な要因にしろ、物理的に破壊されたことによって終焉した。 それは帝国の歴史であり法則でもある。
(ムラマサ、鋭く斬る)
 
コメント
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