武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

麻生太郎の冬の季節。 谷公士の言い分。

2009年02月04日 | 人生の意味
民主党の細野豪志と麻生太郎。
昨日予算委で漫画太郎は、民主の細野から天下り・渡りを追及されて、まるでチンピラのように品の無い顔を険しくさせ、猿のように歯を剥き出しにしたのは見苦しかった。
このブレる漫画太郎は、出来もしない国民向けのアドバルーンを打ち上げたのは、選挙対策だ。いくら遅くても9月までには総選挙があるからで、しかも小沢一郎には3月解散、4月投票とまで断言されたから、いよいよ頭に血が上った。

谷公士。
今朝(2・4)のテレビ番組に人事院総裁の谷公士が出て20分ほど政治記者と議論をしたのは興味深かった。 官僚帝国の総統・谷公士の考え方は何か。 物腰柔らかに弁舌は切れる。 人事権の内閣一元化に反対し、人事院の独立・必要性を喋っていた。 しかしその喋りは、六法全書を朗読するような中身で聞く人に理解させない役人テクニックを用いる。 その理屈は「国民の奉仕者」を言いながら実は「官僚機構の奉仕者」。人事院は内閣の下にありながら、国会の議決には従うが内閣の言う事は聞かないと言い、人事院と官僚に都合の悪い質問には答えを言わないか、はぐらかす。
つまり官僚帝国の詭弁者に過ぎなかった。 一言で言えば、なぜ谷公士が内閣一元化に反対する理由は、官僚機構は既存の官僚システムを変更されたくないという官僚帝国の秩序破壊を恐れるからだ。 違う言い方をするならば、谷公士の言い分が正しいかどうかは大事なポイントではない。 戦後続いた官僚制度の見直しを時の内閣がやる。その内閣の政策決定に対して、人事院官僚の抵抗と反乱は認められない。 官僚・公務員の給与データはここで逐一言わないが、例えば省庁の事務次官の平均退職金は7000万円だ。 三井・三菱の大企業の部長定年で3000万円だから、その異常さが分かる。 一方、谷の肩を持てば、今の麻生内閣が公務員制度に手を付けるのは、本来なら禁じ手だ。 なぜなら、麻生内閣は国民の信を得ていない。 つまり権力の正統性を持っていない。 それどころか、不支持80%、支持20%を切る 「不信内閣」 だ。 そういう内閣は大事な政策に手をつけるべきではない。

若麒麟。
相撲協会は昨年から親方と力士が、リンチ殺人、麻薬で計8人が逮捕されている。こういう組織に天皇賜杯を授けていいものだろうか。大いに疑問だ。
そして、若麒麟の解雇を塩谷・文科大臣が、「軽すぎる」と批判したことに対し、伊勢ノ海は3日、「解雇は軽くない。重い処分だ」と反論した。 解雇は軽くないと言い張るなら、相撲協会は公益法人の資格を返上しなければならない。つまり純粋な民間になり、税金を払ってから物を言えということだ。
500万円という退職金は本来なら法人税として国庫に納めなければならない性質だ。若麒麟は大麻の他にも、白い粉の「コカイン」吸引疑惑もある。逮捕時にコカインが発見されている。そういう意味では、若麒麟はロシア人大麻力士より罪が10倍重い。 なぜなら最初のドーピング検査で若麒麟はアウトであったが、協会の情けで救ってもらったのだ。その後も麻薬を常習していたとは反省の色なし。相撲協会アンチ・ドーピング委員の大西祥平には、検査を黒から白にした疑惑がある。2回続けて陽性(黒)反応で、3回目に陰性(白)になることは科学的にありえない。そして若麒麟の当時の検査結果資料は廃棄されており検証できない。また報告書には検査キット結果の写真すら付いていないのだ。一方、ロシア人力士の報告書には検査結果の写真が付いている。さらに、ロシア人力士大麻問題で、間垣親方と大嶽親方が降格の処分をされたのだが、まだ半年しか経っていないのに、同じ日に処分を解かれ昇進させたのは驚きだ。これを知って生活指導部の(やくみつる)は、「相撲協会は前向きだ」と称賛したのだから二度びっくり。

日本銀行。
これが資本主義の自己責任とは矛盾する「禁じ手」を日銀が使うとはめちゃくちゃだ。
2002年に同じことをやったことがあるが、これでは共産主義ではないか。
3日、日銀は、銀行、証券、保険、農林中金などなどの保有株式の買い取りを決めた。 株価下落で、金融機関が保有する株の値段が下がり、2009年3月末において評価損を計上するためで、買い入れ規模は1兆円だという。 株の値下がりに伴う金融機関の株を日銀が買い取るというならば、個人投資家が「塩漬け」にしている株も買わなければ不公平だ。 金利を上げるべき時に上げず、先進国は平均 6%の金利を設定していたが、日本だけがゼロから0.5%などという金利とは言えない設定にしていたのは、金利を決定する日本銀行の重大な失政だ。

中国の温家宝。
共産党独裁国家の指導者。悪の帝国のナンバー2だ。
2日、イギリス東部の名門ケンブリッジ大で講演した際、ある男が突然、立ち上がって「どうして大学は独裁者に屈したのか。彼が語る嘘を聞くことはできない」と叫び、靴を投げつけた。靴は温家宝から約1メートル離れたステージ上に落ちた。当たらなかったのは残念だった。その男は外に連れ出され、公の秩序を乱したとして警察に逮捕されたという。
温家宝は、「保護主義を防ぐため中国は世界と協力する」と欧州との関係強化を強調したが、ケンブリッジ大学やロンドンの中国大使館周辺ではチベットの人権問題をめぐり激しい抗議活動があった。中国共産党は、共産党と政府を批判する一切の言論・集会の自由を認めていない。またチベットやウイグルを武力占領し、他民族を支配している現実があるのだ。
(ムラマサ、鋭く一閃)
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