麻生太郎。
森喜朗の「ダメ」の一言で、党役員人事が頓挫し、内閣改造ではなく、補充人事に終ったのは本ページのシナリオ通りだ。この大臣補充も、おざなりの人事で、麻生は急性アルツハイマーになった如く、目を宙に浮かせたまま呆然としたという。まあこれで麻生を座敷牢に入れて、蟄居閉門はひとまずなくなった。さて、本ページの主張は、選挙で自民党に歴史的惨敗を舐めさせる。そこまでしなければ、自民党は口ではうまいことを言っても、その場しのぎの狸のごまかしで、自分達を変える事はできない。自民党の代議士会で若手議員が訴えたように「大政奉還」、つまり下野して、国民の懐深くに帰れ。国民目線から政治を考えるという態度を持たなければ自民党の再生はない。今の自民党は300余名の数に驕った猿の集団のようなものだ。政策より利権、ビジョンより猟官に忙しい自民党に明日はない。人気があるパンツをはいた猿芸人を自民党の看板にするなら、自民党は落ちるとこまで落ちたらいい。そして官僚帝国に仕える利権猿に、一度惨敗という辛酸を舐めさせることが、自民党の再生であり日本の為だ。
★そのまんま東。
お飾り大臣のポストを目の前にぶら下げられて、「知事兼任でも大臣になることはできる」と言い始め「私が自民党へ行けば自民党は負けることはない」と声が大きくなったのは、さすがパンツをはいた芸人。まあ、猿とたいして変わりはないが。
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さて、鳩山由紀夫だが、民主党の党首と議員を辞任すべきだ。小沢一郎の公設秘書は虚偽記載で逮捕起訴されたが、法的には100%合法だった。但し当時、本ページは小沢の党首辞任を求めた。なぜなら虚偽記載は赤門検察のでっち上げだが、その背後には建設談合、あっせん利得が隠されていたから、その責めを小沢が負うのは当然だという考えだった。しかし今回、鳩山由紀夫の公設秘書がやったことは意図的な虚偽記載で、その金額は約2千万円としているが、実際は億円を超えているはずだ。その虚偽記載のカラクリは、鳩山由紀夫の個人脱税だと推理できる。資産を移転し、故人や虚偽名義で自分の政治資金に組み込む脱税の手口だ。これは悪質だ。鳩山由紀夫は秘書が勝手にやったことだと弁明したが、これだけの巨額な資金を90名の虚偽名義を騙って、秘書が勝手にやれる訳がない。 いずれにしても鳩山の政治責任は免れない。連座制の共同正犯だ。さて、鳩山がいなくても民主党には、長妻昭、前原誠司、枝野幸男、馬淵、長島、松原、渡辺とキラ星の如く人材は豊富だ。
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森田直樹(43歳、広島県三原市中之町3丁目)。
この男、人間失格というか鬼畜より劣る。女児強姦の常習者の小学校教師。今は懲戒免職になり元職になった。教え子の生徒の中から、小学生の綺麗な女児を狙って強姦していた鬼畜の所業。死刑にしても何の問題もない。森田は小学校教師だった2004年当時勤務していた広島県三原市の田野浦小学校の校内で女児に強制ワイセツと強姦をやった。この森田という鬼畜は、見た目には優しそうな感じの良い中年の紳士だが、少女を自身の欲望の生贄にする男だった。逮捕後、「かつて勤務していた小学校でも、女子児童27人にワイセツな行為と強姦をやった」と自白した。自宅のパソコンには、女児とのセックスビデオ、女児の裸を写した写真などが数百点入っていた。事件発覚後、広島県教育委員会の調査で、森田本人が「間違いありません」と素直にワイセツと強姦を認めた為、2008年5月27日付けで懲戒免職になった。森田直樹はそれまで、呉、尾道、三原の各小学校の教諭を経ている。さて、森田直樹の求刑公判が7月1日、広島地裁であった。 検察は「醜悪かつ卑劣な犯行」 だとして、加重による上限の懲役30年を求刑した。森田直樹は判明しただけで、勤務していた広島県三原市立・田野浦小の女児10人に対し、学校内で強姦を行ったという。懲役30年、我々の税金でこの鬼畜に飯を食わせなければならぬのか。刑務所内でテレビを見て、読書も散歩も運動もできるというのはふざけている。死刑が当然だ。
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腐れ官僚のやっていること。
年金積立金管理運用独立行政法人という長く意味不明の官僚組織が存在する。本ページでは、過去何回か取り上げたが、その実態はますますひどくなっている。その実態とは、我々の年金が腐れ官僚のギャンブルによって消えていく。しかも損失を蒙っても、その責任は負わなくてよいとされ、法律で守られている。しかも、この恐ろしい仕組みを国民の殆どは知らされていない。
1日、厚生年金と国民年金の市場運用が2008年度は9兆6670億円の赤字だったと発表した。2年連続のマイナスで、赤字額は本格的に市場運用を始めた2001年度以降、最悪だ。しかも公務員の共済年金には一切手をつけていないのだ。世界的な株価の暴落と円高による為替差損が響いたと官僚は他人事だ。国債引き受けによる収益などを含めた運用全体でも、2007年度末で7兆4108億円あった累積黒字が吹き飛び、2008年度末には1兆9908億円の累積マイナスに転落した。運用資産117兆6286億円のうち、国内と海外の株式や債券で市場運用したのは92兆5397億円で、利回りはマイナス10・03%という最悪の数字だった。しかし、この責任は誰も取ろうとしない。自民党と官僚の国民無視の腐敗構造。
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梅原克彦、仙台市長、55歳。
この人、市民からそっぽを向かれ、7月26日仙台市長選に立つことを断念せざるを得なかった。頭まで丸めたが、真面目な仙台の人々は許してくれなかったようだ。梅原市長のタクシー券不正利用は昨年12月に発覚し、市長は260万円を市に返還した。市議会で説明を求められたが、「記憶がはっきりしない」と、とぼけたが、6月24日に市長の問責決議が賛成多数で可決された。この人を調べてみたら、やはり東大法卒、経産省官僚、米国日本大使館公使だったというから、官僚の「俺が法律だ。公金は俺の物」という典型だ。いっそ、公金横領で仙台刑務所にぶちこめ。
(ムラマサ、鋭く斬る)