麻生太郎と首都決戦。
平成維新の号砲が鳴るや否や、緒戦において、自民は早くも壊滅状態に陥ってしまった。本ページが分析したように、自公は過半数を失い、都議会で下野することになった。自民の牙城であった青梅、中央区、千代田区などで自民の猛者が次々と枕を並べて討ち死に。
さて麻生はどうする。都議選で負けても政権は手放さないと突っ張っていたが、自民惨敗を知って、14日にも解散を強行するとぶち切れたそうな。不信任案と問責請求を受け、採決を回避して解散を強行すると聞こえてくる。しかしそれでは反麻生Gが黙っていまい。 一気に自民党内で内乱が勃発だ。自民党分裂まで見える。
振り返れば麻生は告示前に、異例ともいえる離島を除く都議選全候補者57名の応援に回った。その時の迷セリフが、「皆さん、麻生の生のツラ見たことある? テレビよりいい? へッへッへ、お母さん、見る目あるね。ガハハ」。
下品な顔をぶら下げて、品のない演説をぶつ。漢字読めない総理が、口をひん曲げ、目を険しくして、ギラギラと聴衆を見渡す。ここまで自民党が落ちぶれた象徴だ。もはや自民は歴史的惨敗を舐め、廃墟の中から、自民再生を図るべきだ。
一方、民主は、今日13日にも不信任案と問責を出すという。参院で問責が可決されれば事実上、麻生は総辞職か衆院解散を打つしかない。しかし解散を強行しようにも、閣議で解散署名に閣僚が素直にサインするかどうか。小泉さんは郵政解散で島村大臣を罷免して、解散を断行したが、果たして麻生の前で何人が反旗を翻すか。2~3人なら首を切って解散強行もできるだろうが、最後は麻生太郎の気迫というより狂気の為せる業になるのではないのか。そして麻生が解散を強行したにしても、自民党は四分五裂に陥る気配がある。最後は、解散権を行使できないまま、麻生は野垂れ死にする恐れすらある。蟄居閉門に身を落とし白旗降参、江戸城無血開城、平成維新のピーヒャラ笛が聞こえてくる。
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本ページの議席予測は、ほとんど完璧だった。 誤差内にすべて入った。
民主は予測53に対し54が当選。自民38はどんぴしゃり。違ったのは公明が2議席多い当選23。共産が3議席少ない8議席。ネットと無所属各2はどんぴしゃり。いずれにしろ過半数64議席を制するのは反自民連合になった。腐れ銀行の新銀行東京は精算になる。東京は本来、国家レベルの豊かな都市なのだから、自民が下野すれば都民はもっと豊かになる。公共事業の為の土建政治は終りだ。
(じゅうめい、低く口笛を吹く)