春風がそよぎ、桜の咲く季節がもうすぐやってくる、この美しい日本。
弘前城の満開の桜、角館の武家屋敷と桜並木、そして戦国の時代を生き抜いた鈍色の松本城に映える桜の枝ぶり、嗚呼、玉杯に花うけて、いにしえの栄華、今いずこ。
★民主党の生方幸夫。
さて、小沢ドクロ城に生方のトマホーク・ミサイルが直撃した。
国会内を歩いていた小沢ガマの顔は、怒りと衝撃に震えていた。そして目の前に暗く深い亀裂が走ったのを見たのではないか。
最近の生方は、副幹事長になって歯切れが悪くなったと落胆していたが、昨日の決起は稲門、記者、ジャーナリストの血が目を覚ましたということではないか。小沢ドクロ城に反旗を翻した生方の銃声一発は、次の雪崩を引き起こすのに充分だ。
生方は3・17産経新聞のインタビューで、「国民の納得が得られなければ幹事長を辞任すべきだ」と述べ、小沢に辞任を迫った。
一方、筆頭副幹事長の高嶋良充は、生方が小沢批判をしたとして、生方を解任した。13人集まった副幹事長会議で解任への反対は出なかったという。
この高嶋は自治労の書記長出身、小沢・鳩山ナチ政権と結託した国家社会主義者たちだ。つまり組合官僚というか労働貴族が国民の自由を奪っていく、秘密警察ゲシュタポに似ている。
生方は言う、「今の民主党は権力とカネを小沢幹事長一人が握っている」。さらに生方は、「秘書3人が逮捕された小沢一郎幹事長の責任を問わず、私を解任するのはおかしい」。しかしその目は、すっきりと輝いていた。それはガマの呪縛から解かれたせいなのか。一方、安住淳は生方を支持し、「民主党の反応が異様だ。理解に苦しむ」。渡部恒三も、「政治家が自由にモノを言えないならヒトラーの時代だ。戦争中だって、まだ自由にモノを言えた」。言論封殺の民主党ナチ政権。
★沖縄県の米軍普天間基地。
この鳩山由紀夫というのは、欺瞞と虚偽に満ちている。あれほど、普天間基地は国外、最低でも県外と声高に訴えながら、選挙に勝つと、誰がそんなことを言ったんですか、という態度は許し難い。
さて、普天間の移転先として、名護市陸上部とホワイトビーチ(うるま市)海上部の沖縄県内2案を米国に提示するという。しかし仲井真知事は、「鳩山総理が目指す県外移設はどうなっているのか。しかも政府から状況の説明がない」と憤る。
米軍基地など硫黄島へでも持って行け。戦後65年経った沖縄に新しい米軍基地はいらない。がんばれ沖縄。
★中沢剛。
本ページの主張は、憲法改正、自衛隊合憲化、総理大臣が靖国神社に参拝するのは当然という考えであるが、第44連隊・連隊長の中沢剛の発言はけしからん。軍人は政治に口を挟むべきではないと知れ。政治をしたかったら、自衛隊を辞め、政治家になればいいのだ。
さて、陸上自衛隊第44普通科連隊(福島市)の連隊長1等陸佐・中沢剛(47)が、連隊長の指揮官から外された。中沢剛は2月、「日米同盟は外交や政治的な美辞麗句で維持されるものではなく、ましてや(信頼してくれ)などという言葉で維持されるものではない」と連隊に訓示し、時の総理大臣を批判した。本来なら、自衛隊法の服務違反で、懲戒処分を行うべし。
★福島県いわき市。
2月に実施された中学校の学力テスト、市立磐崎中学校(生徒数約400人)で、男性の数学教師が中学1年の答案用紙の空欄に自ら答えを書いたり、誤答を書き直したりして50人以上の点数を不正にかさ上げしていたという。
この点数のかさ上げは、栃木県や広島県などでも発覚している。ということは、どこの県でもやっているということだろう。 発覚した理由は、生徒から、「分からなくて空欄にしたところにマルがついている」、「自分の字と違う」などと言われて、不正が分かった。生徒は正直者ということだ。
この教師は発覚後、学校に対し、当初は何が悪いのか分からない様子だったという。そして弁解は、「自分が思っていたより生徒の成績が良くなかったのでやった」。
この教師は4月から90日間の病気休暇を届け出たらしいが、教師失格。
前に大分県の教師の採用試験で、不正に点数をかさ上げして貰い、合格したことが大問題になったが、この教師もその手の不正合格者だろう。
★横須賀の米国海軍。
横須賀を母港とするイージス艦、カウペンズの女性艦長が、この1月、部下に対する虐待などを理由に解任されたという。
この女艦長はホリー・グラフ大佐。海軍一家に育ち海軍兵学校を卒業した。ホリーはイージス駆逐艦の艦長から、2008年に9千トンを超す米国海軍最大のイージス戦闘艦、カウペンズ(乗組員400人)の艦長に昇進した。
ところが、グラフ大佐は部下に悪態をつく、私的な用事を言いつける、飼い犬の散歩を命じるなど艦長の立場を乱用していた。そして決定的だったのは、部下を皆の前で辱めたり、けなしたりという攻撃で部下を傷つけたという。
同じ女性にも厳しかった。ある女性士官は勤務中、「できるなら、お前をクビにしたい」と言われたという。前から評判は悪かったそうだが、親のコネと女性登用キャンペーンの為に昇進したという。最後の艦長交代式では、乗組員の間から期せずして喜びの歓声が上がったという。どこにも憎まれ者はいる。
★「ヤード」と呼ばれる外国人グループの犯罪拠点。
兵庫県内に、「ヤード」と呼ばれるエリアがある。それは車の解体作業場であるが、計81か所あるという。ヤードの多くは盗まれた自動車が解体され、神戸港や大阪・南港などからコンテナ船に積み込まれ、アジア、ロシア、アフリカや中東などに輸出され、現地で組み立てられ、販売されていく。また同時に薬物の密売拠点となっているという。多くは中国、ロシア、イラン、パキスタン、ナイジェリアなど16ヶ国の外国人が経営している。
(ムラマサ、鋭く斬る)