★羽室沙百理(はむろ・さおり)。
悪魔のような看護婦は実在する。
故意に患者の胸を圧迫して肋骨を折る心理状態というのはどういうものだろう。
分かっているだけで6人の老人がやられ、結果的に全員死亡した。
恐らく6人以外にもやっている。
しかし「天網恢恢疎にして漏らさず」、そういう悪魔のようなことをやって、タダで済む訳がない。
自分の子供を生んだばかりのようだが、必ず天罰は下る。
寝たきり85歳の入院患者に暴行を加え、肋骨を折る重傷を負わせたとして、兵庫県警は3月11日、兵庫県佐用町の佐用共立病院の看護婦、羽室沙百理(26)、佐用町山脇、を逮捕した。
佐用共立病院では2008年12月〜09年1月、この女性を含む寝たきりの患者計6人(当時75〜99歳)が肋骨を折られており、羽室の犯行と見て捜査している。
羽室は、6人全員に対する犯行を認めており、「人間関係に悩んでいた。イライラして、喋れない人ばかり狙った」と供述している。
羽室沙百理は2009年1月中旬、肺炎で入院していた女性(85)の胸を両手で圧迫し、肋骨12本を折った。老女は会話ができない寝たきり状態だった。
暴行を受けた6人は男性1人、女性5人で一般病室に入院。
2008年12月8日、6人のうち当時85歳だった別の女性患者の呼吸の異常に医師が気づき、骨折が判明した。さらに翌年1月19日までに5人の肋骨骨折が見つかった。6人は寝たきりで骨粗しょう症を患い、会話もできない状態だった。
結果的に今年にかけて全員が死亡した。
羽室は当時、6人を担当。うち3人の骨折の第一発見者で、残る3人が骨折した時間帯にも勤務していた。現在は育児休暇中だったが、県警がこの日、当時の事情を聞いていた。
「胸に全身の体重をかけるようにしたら、ボキッと音がした。ほかの5人も同様にやった」。
これ以外にも余罪があるはずだ。
この看護婦、悪魔の成り代わりか、一生監獄にぶちこんでおけ。いや、連続殺人者として極刑でも問題ない。
★尾辻秀久。
尾辻さん、盛大にブチ切れた。私怨のようなブチ切れ方だった。
11日に開かれた自民党の与謝野馨の初会合で、参院議員会長の尾辻秀久が乗り込み、講師として招いた吉川洋・東大大学院教授に罵声を浴びせた。
尾辻は、党本部の会場に入るなり、吉川氏を見つけると「どのツラ下げて来るんだ。いい加減にしろ、国賊とはコイツの為にある言葉だ。バカ者」などと一方的に怒鳴り散らし、与謝野の制止を振り切って出て行った。
吉川氏は小泉内閣の経済財政会議のメンバーで当時、社会保障費の毎年2200億円カットをまとめた。尾辻は主張が相いれない吉川氏に怒りを爆発させブチ切れた。こういうシーンも珍しい。尾辻さんは普段は紳士で、良識のある方だが、よほど吉川氏にはハラワタが煮えくり返ったようだ。確かに、医療費2200億円カットを毎年行い、とりあえず1兆3千億円ほど浮かせるという政策は、乱暴だった。
さて、これで自民党の亀裂はいよいよ深まった。貧すれば鈍す。自民党は駄目な政党に成り下がったが、一方の民主党は危険な政党だ。
★ホリエモン。
ホリエモンこと堀江貴文(37)の留守中、六本木ヒルズの自宅に突然強制執行が入り、家財の差し押さえを受けた。差し押さえの紙を張られたのは、大型液晶テレビなど5点約33万円分。2009年5月に東京地裁がLDH社と堀江に対して総額76億円の支払いを命じる仮執行付きの判決を出した。今回はその原告3000人の内6人が、五十嵐という弁護士を立て、約820万円分の差し押さえを行った。だが、ホリエモンは闇討ちに近い裁判所のやり方に怒り心頭。ブログやツイッターで不満をぶちまけた。「昼飯の蕎麦食って家帰ったら知らない男達が6人。いやあびっくりした。鍵は合鍵屋が来ていて勝手に開けられた」。ホリエモンは、すぐに820万円を納付して、差し押さえを解除するという。
ホリエモン事件については本ページでもかなり取り上げたが、この事件を一言でいえば、ホリエモンのような成り上がり者がリーマンから巨額の金を借りて、ニッポン放送、フジテレビを乗っ取ろうとした。そして結果的にフジテレビから1000億円ものカネを分捕った。それに対する復讐を受け徹底的に潰されたということ。ホリエモンの容疑になった5億円ほどの株式売却益を営業利益に計上したことが粉飾決算とみなされたが、少数派ではあるが、それを合法だとする会計学の学説もあるから、ある意味不可解ではある。但し、トータル的には、本ページはホリエモンに批判的な立場だ。
★鳩山。
鳩山由紀夫は昨日、朝鮮学校の教科書が、「日本は拉致問題を極大化している」として日本を批判していることについて、「そのような教科書の内容と高校無償化に朝鮮学校を含めるかどうかは関係ない」と述べ、さらに、「大事なことは対象となる外国学校が、高校の課程に類する教育であるかどうかということだ」。
まるで朝鮮の総理大臣。話にならない。朝鮮学校の教育は金王朝礼賛であり、同時に「日本人は悪い民族」という反日教育をやっている。それに対して我々の税金を投入するなど許されない。橋下徹が言うように、北朝鮮と朝鮮学校は暴力団と同じということ。ところがその直後、朝鮮学校は無料の対象化にはしないかも、とブレ始めた。この鳩山という人、いい加減にせよと言いたいが、まるで首振りベコ(牛)のようにブレまくる。
一方、RENK代表の李英和・関西大教授は、「朝鮮学校は朝鮮労働党や朝鮮総連の支配下にある」として、授業料無償化の対象としないよう訴えた。
☆鳩山夫妻が総理公邸に入居した際にかかった費用は、公表された413万円ではなく、実際は約700万円だったことが暴露された。つまり「過少申告」ということ。過去3代の総理の支出額は数十万〜百数十万円しかかかっていないという。
★自民党。
日米間の核密約について、民主党が総理、外相経験者の参考人招致を求めた。それに対して自民党は、小沢一郎の証人喚問などと引き換えに応じるという。自民党は、「基本的には受けるが、それよりも前に小沢喚問だ」。
自民党が受けると言うのだから、民主党も受ければいい。国会とは国権の最高機関で、国政調査権がある。
★カリフォルニア州サンタモニカの超高級すし・レストラン。
米国ではクジラ肉を客に出すことは法律(海洋哺乳類保護法)で禁じられている。日本のイルカ漁を告発し、米アカデミー賞を受賞した映画「The cove」のスタッフが、店で出された肉を持ち出してDNA鑑定したところ、それがクジラ肉だと分かった。
訴追されたのはサンタモニカの高級日本食店として知られる「ザ・ハンプ」の経営者と、日本人スシ職人(45)。板前には禁固1年と罰金10万ドル(900万円)、経営者には罰金20万ドルが科される可能性がある。お店の弁護士は、「責任を認めて罰金を支払い、法廷で解決する」と起訴事実を認める声明を出した。ハンプが鯨肉を出しているという情報を受け、昨年10月から調査を進めていたという。今年2月28日、スタッフが客を装って来店し、600ドル(約5万4千円)のバカ高い「すしおまかせコース」を注文。ネタの名前を確認する客に対し、店側は鯨肉だと認めた。またスタッフは店内で一部始終を隠し撮りしていたという。日本人ならば、その国の法令を守るべきだ。板前がその法律を知っていたかどうかは不明だが、少なくても経営者は、知らなかったでは済まされない。
さてさて、新鮮なクジラは本当に美味なのだが。
(ムラマサ、鋭く斬る)