武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

民主党の猿の喧嘩。 デパート「そごう」の悪徳商売。

2010年03月29日 | 人間の欲望


★昨日の田原のサンプロ。
「私の人生だった」と吐露。
さすがに目頭を赤くしていた最終回の田原。
ついに21年の歴史に幕を閉じた。見ごたえのある番組だった。これも田原総一朗の技量と人徳の為せる技だったろう。
過去、この番組に出演し、田原や他の政敵から追及を受けたばかりに、政治生命に翳りを生じた政治家が何人もいた。橋本龍太郎、宮沢喜一、加藤紘一、そして昨日も出ていた菅直人。まあ菅直人の場合、今や副総理・財務大臣で政府税調の会長だから、復権したことになるが、国民年金を巡り、仕掛けられた罠に嵌められ民主党の党首を辞任した。故・橋本と故・宮沢は総理大臣にまで上り詰めたのだから、政治生命を縮めたとしても、まだ良かった方だろう。しかし加藤紘一の場合、眠っていても次の総理だったが、当時、番組の中で野中広務から凄みのある恫喝を利かされ、加藤の乱は静かに鎮圧された。
★さて昨日、最後の田原。
最終回にふさわしく、民主党以外は各党の党首が勢ぞろいした。
メインは郵政問題。
「言った」「言わない」が、トラブルの原因になることは、世間でもままある。しかし、大事な国策の郵政問題で、菅直人とドン亀がまさか、テレビの満座の中で、激しい鞘当てを演じるとはみっともなかった。副総理で財務大臣が聞いていない、というのだから、菅直人が正しい。改めて話をして議事録を残せばいい。それだけのことだ。そういう単純かつ当然のことを無視して、ドン亀が、「俺は言ったのだから、これで決める」と何度も繰り返したのは、独裁政治というのか、恐怖政治というのか、日本の重要政策なのだから丁寧な議論が必要だ。それにしても民主党の連立内閣には恐れ入る。だから本ページは民主党連立政権をナチ・ファシスト党と呼ぶ。
ゆうちょ銀行の預入限度額を2千万円へ引き上げるという事は、今の保有資金量を177兆円から倍の350兆円にするという目論見だ。その結果、起こることは赤字国債の買い支えであり、政府が勝手気ままに郵貯に手を突っ込んで借金を続けるということだ。日本は国家破産の道を進んでいるのではないのか。
民間の企業にカネが流れなくなり、中小企業は困る。そして菅直人は、「閣内で話も何もしていない」と、驚くべき実態を明かした。
また郵政グループ内の年500億円の消費税を免税することについても、菅直人は「どなたからもそういう話は来ていない」と言い切り不満気な顔を見せた。
ドン亀は番組の中で、「小沢一郎」の名前をチラチラと出していたが、朝日新聞の星は、「小沢さんには話を通しているみたいですね」と述べるとドン亀は、「そんなことは無い」と声を荒げ、いらだった。
そして混乱の極め付きは、ドン亀が取り付けたと主張する「鳩山総理の了解」である。鳩山は「私が了解したように伝えられているが、了解ではない」と真っ向から否定したが、ドン亀は逆にそれを否定し、「鳩山総理は了解済みだ」と強情だった。
この鳩山政権の稚拙な政治、傲慢な手法、俺が法律だという強権的な態度、こういう異常性を、我々はどう見ればいいのか。
★ドン亀、菅直人、ハニー谷垣。
まるで子供の喧嘩。しかも園児並み。あるいは猿と言ったほうがぴったり。これが副総理と郵政・金融大臣だというのだから、ナチ連立政権は亡国の政治だ。繰り返すが、副総理が一切聞いていないというのだから、改めて議論し、議事録を残せばいい。それだけの話だ。とりあえずは1時間もあれば充分だ。
一方、ハニー谷垣は、相変わらず甘い。町役場の戸籍課長なら立派だと思うが、自民党を率いる将ではない。

★鳩山由紀夫の資産隠し。
さて今日、鳩山の勝場啓二の裁判だ。
平成の脱税王、鳩山家と鳩山由紀夫の巧妙な脱税と資産隠しの手口を次に述べる。今日の裁判では、元公設第1秘書の勝場啓二は罪状を認め、公判は1日で結審する。
勝場啓二が偽装したのは、裁判上では約4億円だが、実際には時効にかかっていない7年分だけで、12億6千万円。脱税の時効は5年だが、虚偽による脱税は7年だから、国税庁は虚偽による7年の脱税であると認定した。
そして虚偽献金の原資は、鳩山家の「六幸商会」経由で、母親の安子さんから提供されたのだが勝場啓二は、「実母からではなく、個人から資金集めをしているように見せたかった」と述べているが、全くの嘘。
前にも何度か指摘したが、政治資金報告書なる物に興味を持つ人はあまりいない。見ても良く分からない内容であるし、そもそも簡単に目に触れるところにはない。
こういう物に興味を示すのは一般の人ではなく、粗探しの政敵しかいない。だから個人献金のように見せかける必要性は全く無い。だいたいが、個人献金が最も多いとされる長妻昭でさえも、年間1千万円レベルなのだ。それを鳩山は年間1億8千万円もの偽装献金を行っていた。しかも個人ではなく、故人献金であった。
なぜこのような不自然なことをやり続けたのか、この問題の本質は、鳩山家の資産隠しであり、脱税なのだ。鳩山自身が認めているように約6億円の追徴金を納めている。そしてこの問題が発覚する前にも、株式売却益7200万円の未払税を指摘されており、その税金720万円も払っている。
このように鳩山由紀夫という男は、平成の脱税王。そういう男がいくら綺麗ごとを喋っても、誰が耳を貸し、信を置くだろうか。

★大手デパート(そごう・西部)社長・山下國夫、の悪徳商売。
随分、ひどいことをするデパートだ。
広島県の老女(87)が認知症であることをいいことに、呉市の大手百貨店「そごう呉」、外商の50代の男性社員が、貴金属や絵画などの高額商品680点、約7千万円の商品を認知症の老女に売りつけていたというひどい話。女性は1999年に夫を亡くして一人暮らし。数年前から認知症の症状が進んでいたという。
「そごう」の社員は一人暮らしの老女宅に頻繁に通い、鍵も預かっていた。 2006年ごろから高額商品の購入が増加。ダイヤなど貴金属約80点(約5千万円)、絵画約20点(約1千万円)のほか、数十万円の食器類なども大量に買わせていたという。
老女はクレジットカードで支払い、決済前には「そごう」の社員が銀行まで老女に付き添い、口座に入金させていた。銀行側が「振り込め詐欺ではないか」と不審に思い、消費生活センターに通報し発覚した。
老女宅からは、包装したままのダイヤや絵画も見つかった。女性は「ダイヤは好きじゃない。そごうの社員にいいように買わされた」と話しているという。
認知症につけ入る悪徳デパート「そごう・西部」。こんなことが許されるのか。

(ムラマサ、鋭く斬る)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする