武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

トヨタのfoolproof。 ニッポン人には日本が足りない。

2010年03月15日 | 国際外交の真実

★西郷隆盛。
「ああいう人間に接すれば、どう仕様もない。善も悪もなく、西郷と死生をともにする以外にない。西郷は単に仁者ではなく、その精神を常に無私な糸で緊張させている。天下が西郷を必要としなければ、そのまま朽ちるのみ」。
(司馬遼太郎、翔ぶが如く)

14日の日曜の晩、久しぶりにシーバスを飲んだ。ジャズの倦怠に身を任せて。

 ★昨日の田原のサンプロ。
フランケン岡田が日米密約で出ていたが、外務大臣はこういう問題よりも、(このイッシューは重要だが)、未来の米国、欧州との外交、そしてアジア外交のビジョンを語って欲しかった。岡田は外務大臣になって、中国に核軍縮を求めたらしいが、私が中国ならば「聴く耳もたぬ」だろう。なぜなら、日本は外交の当事者能力を欠き、米国の顔色をうかがう米国の子分に過ぎない。脅かせば身体を曲げ、ひれ伏し、中国が少し譲歩すれば狂喜する。それは中華思想にとって侮蔑の対象にしか過ぎぬ。
岡田よりも、小沢が600余名、140余名の民主党国会議員を引き連れて中国にひれ伏したのだから、小沢と話をした方が早い。
★地域主権。
田原の番組に、名古屋と元横浜と原口が出ていた。
河村たかし、画面に映った左目の隈が、少し異様だった。苦労の為せる業か。
とまれ、河村の生き残りは、「己を捨てることだ」。西郷隆盛のように私心を捨てよ。そこに活路がある。ただし、西郷どんは、故郷の山で、あっぱれ腹を切ってしまったが。
元横浜の中田宏、弁は切れる。しかし、カッターナイフではなく、ナタの鈍さが良くはないか。女性スキャンダルを田原に揶揄されていたが、市長辞職はそれと何か関係があったのか。
一方、原口。最近、鳩山の後継として囁かれているが、なるほど鳩山の軽い悪党ぶりよりも、原口の方が演技がうまい。
★米ABCテレビ。
米国人にも悪い奴はいる。
トヨタの「プリウス」の加速について、「捏造」疑惑が起きている。
カリフォルニア州でプリウスが急加速し、危うく事故になりそうだったトラブルをめぐり、この車を運転していた男の行動に疑惑が浮上している。男は8日、サンディエゴで運転中にプリウスが暴走を始め、ポリスに緊急通報した。駆けつけたパトカーが暴走プリウスの前に立ちふさがる形で停車させ、全米でその映像が流れた。しかしプリウスは、アクセルとブレーキを同時に踏むとブレーキが優先されるシステムになっており、男が主張した暴走は起こり得ない。またギアの位置をニュートラルに変えるようにポリスが繰り返し求めたにもかかわらず、男は無視した。この点について、故意に事故を起こそうとしたという疑惑が持ち上がった。男が金銭に困っていたという報道もある。事故直後にトヨタを訴える意向を示していたこの男は「訴えるつもりはない」に変わったそうな。
一方、12日、トヨタの車が急加速を起こす再現実験を放送したABCのテレビニュースで、編集で別の映像に差し替える偽装工作を行っていたことをABCは認めた。ABCは、南イリノイ大学のデービッド・ギルバート準教授の主張に基づき、急加速を再現した実験を放映したのだが、急加速するトヨタ車の映像と同時にエンジン回転数が急に上がるタコメーターの映像を流した。しかし、実際には、停止した車のアクセルを空ふかし状態でタコメーターをワザと上昇させたものだった。ABCは偽装映像について「再現撮影ができなかったため」と、やらせの説明。これは意図的なトヨタバッシングだ。トヨタはABCを訴え、損害賠償を求めるべきだ。
その反面、11日付のニューヨーク・タイムズは、トヨタ車の急加速の原因を「ブレーキとアクセルの踏み間違い」とする心理学者、リチャード・シュミット・UCLAの名誉教授の意見を掲載した。教授は、今回の急加速について、「アメリカではブレーキを踏むつもりでアクセルを踏む運転者によって頻繁に起きる」と説明。電子系統の欠陥ではなく、「踏み間違い」を指摘した。つまり米国トヨタは、吊かけ式のアクセルとペダルを採用しているということに注目すべきだ。基本設計を変えるべきではないか。米国人は日本人が考える以上に、foolproofでなければならない。Foolproofの意味?「バカでも運転できる」。

★沖縄米軍。
海兵隊の猛者、ジャマル・ゲイリー(23)とクリストファー・ブルックス(24)が現行犯逮捕された。
14日深夜、午前1時ころ、那覇の国際通りで、酔っ払って車を運転し、警官に体当たりして暴行を働いた。 信号無視、酔っ払い運転、助手席のクリスが外に出て、警官の顔面を思い切り殴り、体当たりしたという。両方とも基準の5倍のアルコールが検出されヘベレケ。しかし「酒は飲んでいない」と否認しているfoolproof

小学校の男児トイレ。
福岡市に4月に開校する私立・西南学院には立ってする小便器がない。全部個室だという。なぜなら、「学校でウンチをするとからかわれる」と我慢してしまう男児がいるそうな。他に2004年、甲府市に開校された私立・山梨学院大学付属小もすべて個室のトイレ。「男の児童が大便をできずに我慢しているので、個室にした」という。
そしてウンチの仕方を教室で教えているという。バカとしか言いようがない。もはや日本精神は退化というか衰退だ。こういう学校は少ないと言うなかれ。男子トイレが個室のみの学校は全国に4校しかないが、この背景には精神の脆弱さが潜んでいる。
トイレのTOTOが2003年に発表したデータ、小学生千人に聞いたアンケートで約40%が、「学校ではウンチをしない」と回答。なぜなら、「個室トイレに入ると友達にからかわれる」。
一方、2001年に完全個室化を行った神奈川県の茅ケ崎市立松林小、細井由美校長は、「当初は(男児たるもの座ってするとは何事か)という声もありましたが、皆さん、使ってますよ」。 そりゃ、それしか無いなら、使うしかない。
その証拠に、市内の他の学校ではやっていない。松林小のアンケートでは、個室でも(おしっこを立ってする)男児が8割以上だという。そのせいで「飛び散るしぶきで掃除が大変」「個室だと混雑がひどい」。
私立・立命館小(京都市)は、検討はしたが「公衆トイレには小便器がある。慣れておかないといけない」という理由で個室化を見送った。
こういう教育は言って見れば、モルモットの無菌培養だ。その学校では通用しても、社会ではやって行けない。ましてや世界、あるいはアジアの国に入れば、ひ弱なヒヨコになって、泣くことになる。
誰が、なぜ、どうしてこういう教育にしたのか、10代は腕白でいい。
(ムラマサ、鋭く斬る)

★(森山さんへ、コメントと情報ありがとう。 ニッポン人には日本が足りません

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