武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

菅直人の濁流。  民主党・消費税の背後にあるもの。

2010年07月05日 | 人間の欲望

★党首討論(7・4)
フジとNHKに菅直人は出たが、テレ朝には出ず、代わりに枝野だった。
これは感心しなかった。なぜなら菅は議論もせずに国会を閉幕したが、「テレビで議論できる」と述べた約束を破ってしまったからだ。だから菅直人とか民主党は信用できぬ。
さて、議論は消費税論議に終始した。普天間、外国人参政権、夫婦別姓、子供手当て、年金の問題は、忘れられたように議題に上らなかったのは、国家経営の議論としてはお寒い。
だから、国会の予算委員会や党首討論で、議論を煮詰めなければならなかった。そういう民主主義の根本的なところで、菅直人は逃げまくるから、イカン、アカン、チカン内閣と呼ばれる。
消費税問題について言えば、菅直人は詐欺師と同じだ。つまり後で嘘と分かるような事を、したり顔で喋っている。
つまり、菅が言う低所得層への税還付など初めから不可能だ。ひとつは低所得者の金額の定義は別にして、領収書をまとめて出す方も、受け取る方もチェックすることなど無理。さらに例えば、300万円未満と300万円以上の1円差で、30万円の税金を負担するのか、還付されるかの線引きは不合理。つまり二重苦で税の還付は不可能なのだ。だから本ページは菅直人を稀代の詐欺師と呼ぶ。

★沖縄や徳之島に新しい米軍基地は作らせない。8月15日、靖国の英霊に総理大臣が参拝するのは日本人として、当然のことだ。菅直人は参拝しないという。菅はカンでも、韓国のスッカラカン。
消費税10%にする前に、菅直人はやるべきことがある。国会議員の歳費は年2400万円だが、これ以外に年1200万円が通信費の名目で支給される。これは事実上、別歳費になっている。だから、国会議員は年収3600万円になる。これ以外に民主党の政党交付金173億円、支部長としてそのカネを受け取り、さらにさらに、政治献金を数千万円から数億円を集め、無税の財布として使うことが出来る。
自身は離れ部屋で、高級すき焼きをたらふく食いながら、国民にそのツケを回す、そんなことが許されるか、諸君。貧しき者の為に、われ戦わん。
7・11参院選、民主党を敗残に追い込む。
★菅直人、
この人の顔付き、やはり眠そうに覇気がない。目をトロンとさせて、作り笑いが奇妙だ。おそらく、年金未納のダンゴ三兄弟事件がトラウマになっているのではないか。
あの時、民主党党首の菅は自民党の年金未納を取り上げて攻撃したが、自らの年金未納に足をすくわれ、失脚した。それが菅直人の自業自得ならば、本人も納得しただろうが、それは敵対勢力の罠であったことは後になって明らかになったが、時すでに遅し、それを境にして菅直人は心に傷を負い、権力の悪どさを学んだのではないのか。
そして権力の階段を這い上がるにつれ、自身の魂を切り売りしていった、そのように見える。なお当時、菅直人に引導を渡したのは、田原総一郎の鬼の形相であったことは記憶に鮮明だ。

★ハニー谷垣。
やはり、この人、お坊ちゃま。最後の見せ場の党首討論で、「自民党も消費税10%に賛成です」などと冒頭に言い始めたから、驚いた。マニフェストに消費税10%を書いたにしても、政治的言い方があるだろうに。
いざ、カン・ドクロ城に攻め上がろうという時、「ものども、ここを死に場所に駆け上がれ」と号令をかけるべきところ、「皆様、攻めてたもれ、わらわはここで待つ」と、お澄ましの顔ならば、つわものどもも、意気が上がらぬというもの。
京の公卿のように喋っていたのでは、いくさにならぬ。

★みんなの党、渡辺喜美。
こちらは迫力がある。
民主党と(みんなの党)は対極にあり、連立などするつもりはない、と明確に喋っていた。しかし本ページの考え方は、衆院で民主は圧倒的な多数を持っているから、渡辺が連立に入って、菅直人をチェックすることを希望する。公明党は外国人参政権に大賛成であるから頼りにならぬ。
みんなの党は反対の立場だから、そういう意味においても、民主党を敗残に追い込み、渡辺が連立に組みするのが、マッチベターだ。
がんばれ、みんなの党。
★昨晩(7・4)、朝日新聞の7月3、4日の最新世論調査が発表された。
菅直人が急坂を転げ落ちていく。当然と言えば当然。
菅内閣の支持率は39%で、1週間前の48%から大きく下落。不支持率は40%(前回29%)へ急上昇。
消費税アップの賛否そのものにも変化が生じ、賛成39%、反対48%。前回調査では賛否が拮抗していたが、今回、反対が賛成を9%上回った。
議席を伸ばしてほしい政党は、民主が40%から26%へ急落、みんなの党が10%へ急上昇した。

★口蹄疫のルートと原因。
宮崎畜産を壊滅に追い込んだ口蹄疫の原因は、民主党・衆院議員の道休誠一郎が、口蹄疫発症の地、韓国の抱河市からやってきた韓国人研修者を無理に都濃の畜産農場に押し込んだからと言われているが、そういう事実があるのかどうか、その釈明会見を、なぜ開かないのか疑問だ。道休議員はJICAの前歴により、国の補助金をネタに、一度は断った畜産農場に韓国人を押し込んだとされ、そしてその顛末を自身のブログに記載していたが、口蹄疫発症後にその記事を削除したという。そういう話は本当なのか、虚偽なのか、会見を開いて説明するのが国会議員の義務だ。
さらに、水牛3頭が口蹄疫発症の地、韓国から輸入されたのは、民主党の積極的な介在があったからだとも言われているが、そのことも説明が必要だ。
民主党のカネ、腐敗、言論封殺、スキャンダルについて、民主党は何の説明をせず、沈黙を守るが、歴史はそれを国家社会主義、つまり「ナチズム」と呼ぶ。

(ムラマサ、鋭く斬る)
コメント
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