★民主党。
民主党を考えると、「出生の秘密」という言葉が浮かんでくる。
民主党のキーパーソンは、小沢一郎、鳩山由紀夫、菅直人、羽田孜、渡部恒三、石井一、山岡賢次、興石東、などなど。
つまり自民党・田中派、社会運動、労働組合の顔が浮かび上がってくる。民主党はそれらの混合体であり、少々、乱暴な言い方をすれば、国家社会主義者の像が立ち上がってくるのではないか。
強力な国家指導者が、民衆を羊のように囲い込み、飴とムチを、つまりサーカスを与える代わりに、同時に言論統制を敷いていく、そういう国家像が見えてくる。民主党の言論統制とは、口とは裏腹にネット選挙を解禁しなかったように、情報封殺による政権批判を押さえ込もうとした意図があり、民主党が得意とする「論理のすり替え」が付加される。一例を挙げれば、ドン亀と小沢、原口がやろうとしている「郵政民営化改革法案」、この法案の中味を正確に言えば「郵政国営化法案」であることは議論の余地がない。このように情報をすり替え、羊頭狗肉の料理を作ろうとするのが民主党の本質ではないか。国民に分かりやすく「国営化」であることを明示するのが政治の義務でありモラルだ。
このように、田中派の強権政治と組合運動の統制政治が民主党の体質であり、それ故に、マニフェストは「嘘も方便」という欺瞞であっても、恥じることがない。
歴史的に見ても、ソ連共産党のスローガン政治「すべての権力をソビエトへ」、中国・毛沢東の「造反有理」という共産主義者の政治手法なのだ。しかしながら、それらのスローガンは空虚な流行語と同じように廃れていく。
ちょうど「コンクリートから人へ」の民主党のスローガンは、既にマニフェストからはずされ、誰も口に出さなくなった。
★菅直人。
この人、感心しない。
官邸でのぶらさがり会見は長くて５分で終了。その終わり方は、質問を突然さえぎり、プイと立ち去る。人間として失礼であるし、開かれた政治に逆行している。そして背広の話、元総理の小泉さんのスーツは本人が言っていたように、吊るしの安物だったが、菅直人のスーツは極上の生地を使って１００万円はするものだ。ヨーロッパ製の高級生地を着る市民運動家。
★ドン亀と福島みずほ。
ドン亀が民主党との統一会派を解消するが連立はそのまま、というのは意味不明だと昨日、本ページで指摘したが、何とドン亀は社民党と統一会派を組むのだという。
つまり社民党は民主党とは統一会派を組めないから、代わりにドン亀が福島との略奪愛を狙う。そしてその結果、何が起きるかと言えば、民主、ドン亀、福島の連合軍は衆院で３分の２に達し、参院で法案が否決されても、衆院で再可決できるというウルトラＣを目論むという。
さて本ページの見解、こういう野合は批判の対象だが、「まあ、お好きなように」ということ。なぜなら、民主党の正体が明らかになった今、ドン亀と何をしようが、福島をめぐる略奪愛ごっこだろうが、その罪と罰は遅かれ早かれ必ず振り落とされる。福島がその気になって、ドン亀とくっつけば、普天間と辺野古はどうなるのだろう。そういう節操の無い政治をやれば、国民からしっぺ返しを受ける。
★小沢一郎。
第五検察審査会は、小沢の２回目の議決を７月中には出さないと聞こえて来た。
２回目の議決は、民主党代表選後の９月以降になる雲行きだという。客観的に見て、それを英断と見るのか、それとも不法行為と見るのか。
検察審査会法・第４１条の２によれば、２回目の議決は１回目の起訴議決から３ヶ月以内にしなければならない、という規定があるのだが、小沢の第一回の起訴議決は４月２７日であったから、第二回目は７月末までに議決しなければならない。
★立ち枯れ日本と舛添党。
平沼、与謝野、舛添が合流するという。参院でちょうど５人になる。
敬老精神は持っているつもりだが、老人クラブは、壮と青があって光るもの。
それがなければ、立ち枯れていく。
★岡田克也、別名フランケン岡田。
１４日の韓国・中央日報によると岡田克也は、「日韓共通の歴史教科書をつくることが理想だ」と、述べたそうな。
さらに、「日韓両国は政治、経済、文化だけでなく、安全保障や防衛でも協力を考えるべき段階だ」。また、日韓経済連携協定（ＥＰＡ）締結も強調したという。
まずＥＰＡをやれば、韓国から合法的な売春婦が大量に日本に流れ込んでくる。そうなったら日本は売春天国になる。
さらに岡田克也は、「日本と韓国は基本的な価値を共有している」と述べたが、基本的な価値の共有は全く無い。
例を挙げれば、日本人と韓国朝鮮人の食事の作法は全く異なる。日本では犬食いとして嫌われる食べ方を韓国人はする。韓国女性は片方の脚を立て膝にして食事を摂るのが正しい作法だが、日本では考えられない。また韓国人は、同じスープに皆がスプーンを入れて飲むのだから、日本人は目が点になる。
さらに日本人は犬は食べないが、韓国では犬料理店のポシンタンは人気が高い。昔はソウルに軒を並べていたが、ソウル・オリンピックの時に韓国人もまずいと考え、水源（スオン）市へ強制的に大量転居させられたはずだが。
さらにフランケン岡田は、「日本としては将来、東アジア共同体を構想している」と語ったが、韓国の小中学校で使っている社会教科書を読んだことがあるのかね、岡田君。そして韓国・天安市にある独立記念館に行ったことがあるのか。
そこまで言うなら外務大臣たるもの、韓国、中国の日本について書かれた教科書を読みたまえ。そして抗日博物館や独立記念館を見て来たまえ。そこには東アジアの現実がある。
先日、ソウルの駐韓・日本大使が講演の際、韓国人からテロを受けたが、その際に韓国男のテロリストが言い放った言葉は、「韓国人なら、日本人を殺せ」。
（ムラマサ、鋭く斬る）
