武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

菅直人と民主党を糺す。 大塚耕平の欺瞞。

2010年07月06日 | 人生の意味

★菅直人。
民主党あるいは菅直人には、権力の正統性がない。
3党連立における3党首の崩壊は、本来ならば総選挙を行い、新たに国民の審判を受けねばならぬ道理だが、民主党にとって絶対多数を握る衆院を解散することは200%あり得ない。しかし、その結果、7・11参院選では国民から痛烈なしっぺ返しを受けるだろう。今や働く人の25%が年収200万円以下、33%が年収300万円以下という低所得に苦しんでいる。それに10%の消費税を課すとは民主党は狂っている。
対して国家公務員の平均年収は1千万円強、地方公務員は900万円強になる。我々の税金から給料を貰っている公務員が、これだけ優遇されている。
しかも民主党は、公務員の給料2割カットを公約に掲げていたが、口ではヤルヤルと言いながら、その実、手さえつけようとしない。
民主党よ、7・11で思い知るがいい。

★大塚耕平
前から、この人を取り上げたかった。
なぜならこういうタイプ、この種の人間が民主党に多い。かつての自民党にこういうタイプはいなかった気がする。いても表舞台に頭角を現すことはなかった。少し前置きが長くなったが、この大塚耕平、優秀だ。学歴を見ても、弁舌を聴いても切れる。しかるに彼の話を聴いていると、理屈は立て板に水だが、詭弁術に長けているだけ。
1ヶ月ほど前、日曜のテレ朝、郵政国営化法案をめぐり、竹中平蔵とバトルがあったが、竹中が顔をしかめるほど、嘘を嘘で塗り固める大塚耕平の説明だった。一つ例を挙げれば、郵貯限度額を2千万円に上げれば、郵貯だけで340兆円に膨らむ貯金の使い道を、財政投融資、つまり道路建設には使わないと大塚は言いながら、総務大臣の原口は公共事業に郵貯のカネを使うと、別途に発表している。
そして新たに増大する170兆円の郵貯は、米国債を買う原資になる。米国債などは幾ら買っても、日本はそれを転売できない仕組みになっているから、これ以上、米国債を買うなど馬鹿げている。現在、日本は約90兆円の米国債を保有している。
口では綺麗ごとを言うが、その実、公約とは真逆の事をやって恥じない民主党、こういう大塚耕平のようなヤカラのケツを蹴り上げ、永田町から追い出せ。

★前原誠司。
誰も使わなかった地方の自動車道路を無料にした。但し、来年の3月まで。
社会実験と称しているが、何てことはない、赤字路線を税金で補填しただけの話だ。その金額、1千億円。地方の自動車専用道路は誰も使わない。カネを払うくらいなら、在来の国道を使ったほうが、大きな渋滞もないから問題ない。
だから困ったのは、道路公団であり、地方自治体なのだ。銀行から借金して道路を建設したから、利息をつけて返済しなければならない。しかし誰も使わないから、カネが入らない。だから社会実験と称し、税金による補填をやっただけの話。
前原誠司よ、少しは真面目に政治をやったらどうか。あの世の永田も泣いてるぞ。

★民主党の小林千代美
小林は、国会閉幕後の6月17日に議員辞職した。民主党は無駄削減と言いながら、政権党として早期の辞職を小林にさせなかった。
前日の16日までに辞職すれば、補選は参院と同じ7・11に可能だった。そうすればコストが大幅にカットでき、衆院議員の空白時間が少なくて済んだ。
しかし民主党は、後任候補が決まらないとして、小林千代美を17日に辞職させた。これで補選は10月まで延びた。
本当に、民主党はけしからん。口では綺麗ごとを言いながら、我々を騙す。
そういう政治は止めてくれ。
★小沢一郎。
7月末までに出される第五検審の起訴議決を否決に持ち込むために、小沢の弁護士が検察審査会に対して、上申書を出した。つまり、「小沢は清廉潔白ですから、どうぞ起訴議決をしないで下さい」という嘆願書。
こういう上申書を出すことも、受け取る方も前代未聞なのだ。それだけ小沢は切羽詰っているということだが、考えてみれば、自身の政策秘書、会計秘書、そして子分の石川知宏を塀の内に蹴落としておいて、自身は毒マンジュウを食っていないぞと、綺麗ごとを言っても、口の周りは毒アンコで真っ黒け。

(ムラマサ、鋭く斬る)

 

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