★大連立。
谷垣総理ということなら、自民党はまとまるだろう。
それは民主党から自民党への事実上の政権移譲を意味する。
しかし菅直人が納得し、民主党はそれでまとまるのか。
菅直人を見ていると、北朝鮮と同じに見える。つまり草を食っても、泥を呑み込んでも必死に権力にしがみつくというタイプではないか。
菅直人の本当の名前は、シン菅ス。
★福島県南相馬市。
桜井勝延・市長がSOSを叫んでいる。
「放射能を恐れてボランティアも物資輸送、メディアも自己責任で入らざるを得ない。市民は兵糧攻めだ」。
ユーチューブ(英語字幕付き)で菅直人の非情さを国際社会に訴えた。
「コンビニやスーパーはすべて閉鎖、金融機関も閉じている。ガソリンが少なく自主避難にも困っている。食糧も不足してきている」。
いまだ約2万人の市民が残っているという。
これが菅直人と民主党の政治です。
★米国の支援。
米国は原発事故直後から強い危機感を持ち、米国の機材や専門家の派遣を日本に申し出たが、「官邸の反応は鈍かった」。
米国は発電機やポンプ、ホースなどの冷却機材一式を用意しており、いざというとき米空軍が世界中どこでも急送する態勢になっている。
しかし日本の官邸は「反応せず」、この構想は幻に消えた。
★福島原発、遠隔操作ロボット。
米国は、遠隔操作できる長いアーム式のロボットを日本に提供した。
前後にカメラ7台と熱探知センサーなどで現場状況を把握、アームショベルや電動カッター、粉砕器などが使える。
また別のロボットは、放射能の精密測定器や暗視カメラも搭載している。
翻ってロボット技術の先端を走る日本はどうか。
無いのである。
実は、日本原子力研究開発機構という官僚組織が6億円の開発費をかけ、原発事故用のロボットを開発、5台作ったのだが動かない。
その理由は、メンテナンスをしていない為に、ロボット5台はお飾り状態、しかも操作できる人間がいないのだという。
これが官僚の底知れぬ怠慢と腐敗なのだ。
予算の獲得はもっともらしい理由を付けるが、その実態は、6億円のカネは飲み食いに消え、誰かの懐に消えたということ。
そもそも6億円などかからない。既存のロボットメーカーや大学の工学部に頼めば1億円、かかっても2億円だ。
そういうことで、原発事故用に開発された日本のロボット、福島には派遣されない。
つまり「役立たず」。
代わりにスケアクロウ、案山子(かかし)でも送って、原発の見張りでもさせてみれ。
★相撲。
これで一件落着。
本ページは八百長相撲を批判してきたが、これだけの角界追放を決めたなら、撃ち方やめだ。
計23人の力士の八百長を認定し、「引退勧告」、「退職勧告」、「出場停止2年」の処分を科した。つまり23人全員が、事実上の角界追放。
さらにワルの元締め、北の湖、九重(元横綱千代の富士)、陸奥(元大関霧島)の3悪人は、理事辞任に追い込まれた。
まあ、琴欧州が怪しいところはあるが。
(ムラマサ、鋭く斬る)
(eggplant さん、日本の官僚は理屈で負ければ、精神力になりますから。原爆には竹槍で戦う式です)