★大本営海軍部。
ミッドウエイ海戦において、我が連合艦隊の赤城、加賀、蒼竜、飛竜の4隻の精鋭空母は米軍によって撃沈された。
ところがそれを、時の総理であった東条英機が、いつ知ったかといえば、終戦後だったという。東条は終戦まで4隻の空母は太平洋の白波を切っていたと思っていた。
大本営の嘘と欺瞞、それは今の経産省・保安院と同じだ。
★東電の清水正孝。
会長の勝俣恒久の茶坊主。
昨日の会見では、原発爆発を起こしても「ベストを尽くした」と、強弁するのだから、平たくいえば「人間の顔をした猿」。
東電には原発を管理する資格なし。
そして本ページは原発に明確に反対することに決した。
つまり今すぐとは言わないが、廃炉工程を作り、5年10年後には日本から原発を無くす。
★福島原発。
いまや放射線濃度の高い地域が福島原発から半径30キロ圏を越えて広範囲に拡散している。これは紛れもない事実。そして一連の放射能数値は枝野幸男や保安院、東電の発表とは明らかに異なる。つまり異常に高い。
福島原発から50キロ以上も離れている複数の市でも、国際放射線委員会の基準値をとれば「放射能管理区域」に入る。ところがそこは現在、被災者の避難所となっている。避難所の設置などはもってのほかで、そもそも人間はそこに立ち入ってはならない。
★放射能汚染水の太平洋への投棄。
世界のメデイアは日本を名指して、「海洋犯罪テロ国家」と呼び始めた。
まず海洋への汚物投棄を規制した1972年のロンドン条約が存在する。日本は1980年にロンドン条約を批准したが、今回の件は国際条約違反にあたる。
本ページは当初から、福島原発1万1500トンの放射能汚染水を海に廃棄した事を厳しく批判した。「これは犯罪だ。東電とそれを承認した菅直人、枝野幸男、海江田万里を逮捕して、刑事訴追すべし」と、述べたが、国際社会は同じ論調か、それ以上に日本をテロ国家として非難している。
東電、西山英彦と枝野幸男は「低濃度の放射能だから問題ない」と、言い続けているが、本ページが当初から指摘しているように、日本の法律基準の100倍を上回る高濃度なのだ。しかも地上で保管する方法があるのに、どうして東電はやらなかったのか。
★原発と燃料棒。
東電は、建屋が爆発で吹き飛んだ1、3、4号機のプールからウランやMOX燃料(棒)を取り出す検討に入ったという。
これは何を意味するか。本ページが指摘しているように、本丸の水配管が破壊されており、修理復旧は既に無理なのだ。
だからウラン燃料(棒)を取り出し、別の密閉容器に入れようとする訳だが、プールの6メートル上空で通常の10万倍以上の放射線量が出ているのだから、そんなことが可能なのか。
★経産省と東電。
経産省にとって東電は第一級の天下り先である。
そして言うまでもなく、経産省と東電はズブズブの関係だ。
一方、枝野幸男は13日、経産省・資源エネルギー庁の長官だった石田徹が、今年1月に東電顧問に就任したことについて「天下りは社会的に許されるべきではない」と、態度を変え批判した。
おいおい、言ってることが違うぞ。
今年初めの国会論戦や官邸会見で菅直人や枝野幸男は何と言ったか、「石田徹氏の場合、天下りにはあたらず問題ない」。
菅フィとムーミン豚、本日も暴走運転中。
(ムラマサ、鋭く斬る)