武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

日本の美しい村が壊れていく。 東電と民主党の犯罪。

2011年04月24日 | 人間の欲望

原発のことを学べば学ぶほど気持ちが暗くなる。

日本全国にある54基の原発のほとんどが、パンク状態に陥っているのだと、広瀬隆は警告する。その悪い意味での集大成が青森・六ヶ所村にある使用済み核燃料の墓場だという。

M7級以上の地震によって真下を走る活断層が動き、冷却装置が破壊されれば、爆発、大量の放射能飛散を引き起こし、青森1県どころか日本全国が壊滅に至るだろうと予測する。日本全国ということは東アジア全般に影響を及ぼす。

何しろ核燃料が4千発も地下に保管され、それは百年単位、千年単位、万年単位で冷却を継続しなければならない。

そしてその使用済み核燃料は毎年、大量に吐き出されるが、六ヶ所村は既に満杯状態であり、各原発は福島原発と同じように、原子炉の上に水プールを作って、冷却している。その対策も長い所で10年、短いところで3年しかもたない。

 

★飯館村の牛と豚。

福島の飯館村は日本の原風景のような美しい村だった。

しかし日曜日の朝(4・24)、TBSがあるビデオを10秒ほど流した。

あるグループが飯館村に入り、牛が飼われている牛舎を映した映像であった。

生きていたのは約30%、しかも何事が起きたのかという不安げなまなざしをした、やせ細った牛たちが寄り添い、他の70%の牛たちは地面にへたりこみ、死んでいた。

豚も同じだろう。

これは損害賠償の問題ではない。

生きる人間と家畜への冒涜だ。

もう原発は止める。

 

★ドイツのメルケル首相。

先日も書いたが、ドイツは日本の原発トラブルを見て、ドイツにある原発の全廃宣言を出した。

例えていえば、日本でジャンボ旅客機が墜落したからといって、他の国が飛行機を飛ばすことをやめる、ということはあり得ない。

しかし原発ではそういう思考法になるのだ。

それだけドイツも、日本のことながら骨身に染みたということではないか。

 

(ムラマサ、鋭く斬る)

コメント
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