武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

四月の暗い空。 寺井隆幸のこと。

2011年04月03日 | 人生の意味

★福島原発。

4月になっても心が晴れない。

原発の放射能放散は、我々の世代だけでなく、今の乳幼児、子供、若者に大きな健康被害をもたらすだろう。

しかも胎児や、これから可能性を宿す卵子や精子にも深刻な影響を及ぼす。なぜなら放射能の体内被曝は、DNA損傷を招き、汚染された食物連鎖によって人間の体内に取り込まれ、その汚染された栄養素は特に卵子へ胎児へと供給されるからだ。

その結果、何が起きるのか、その悲劇は容易に想像できる。

そして、この悲劇は「直ちに」には起こらない。

2年後から兆候が出始め、4年後には社会問題化し、10年後には放射能汚染による甲状腺ガン、肺がん、白血病がピークを迎えるというシナリオが透けて見えてくる。

この政治責任はきっちりつけてもらわねばならぬ。

原発は国家の重要な国策であった。事務次官会議に出席し、国策をリードした歴代の事務次官、及び原子力安全委員会、経産省保安院の責任は重大である。

しかし、5年後、10年後には、こういうワルは表舞台から消え、責任追及を免れるのだろう。だから堺屋太一が言うように、「日本を官僚主導へ戻すな」というテーマに突き当たる。

自民党? この政党は小選挙区制を導入してから、人材貧困、世襲お坊ちゃまのセレブ・クラブに成り下がり、ママが付いていないと機能しない政党になってしまった。

そして核心的には、自民党の派閥解消の掛け声は、政治のダイナミズムを喪失させ、権力の緊張関係を損なわせたことは疑いようがない。

 

★寺井隆幸。

この人、東大・原子力工学卒。

現在、原子力工学の東大大学院・教授、各テレビへの露出度が高く、今朝(4・3)のTBSにも出て原発事故の解説をしていたが、とんでもない奴だな。

100回も聞いた原子炉のポンチ絵の簡単な説明をしたが、我々が知りたいことは、今、原子炉で何が起こっているかの踏み込んだ説明なのだ。しかしその説明をしようとしない。なぜなら1号から4号機までメルトダウンが起こっているからだ。但し4号機はプール内で燃料棒が溶けている。

そして関口宏が、高濃度の放射能が漏れていることを心配すると、関口の話をさえぎって、「それは問題ありません。なぜなら原発周辺に人はいないし、30キロ圏内は屋内退避になっているから、人への害はありません」。

おいおい、福島原発には500人を超えるワーカーが決死の作業をしているぞ、それに屋内退避と言っても家から全く外に出ない訳にはいかない。

この寺井隆幸なる、ろくでもない輩を叩き出せ。

あるいは、安全だというなら福島原発へ派遣せよ。

 

★東電。

東電は、3月末の大混乱にあって、福島に新規に原発2基を建設する計画を国に出したという。アホかいな。

豆腐に頭ぶつけて死んじまえ。

 

★大連立。

再度、民主党の岡田克也から自民党に大連立の申し入れがあったそうな。

統一地方選挙は民主党の大惨敗が見えているから、その支え棒だろうな。

自民党は谷額総理でなければ大連立は呑めない。

一方、菅直人も降りる気はない。

ただ、菅直人には前門の虎、後門の狼が待っている。

 

★みんなの党の参院議員・寺田典城。

前の秋田県知事だが、みんなの党を裏切り、民主党に加担した。

3月31日の参院本会議子ども手当を延長する「つなぎ法案」に(み党)の党議拘束に反して賛成票を投じた。

韓国朝鮮や中国の母国に住む外国人の子供に我々の税金をくれてやることに賛成したということだな。 息子の寺田学は菅直人の側近。

かつて寺田典城は建設会社のオーナー社長をやっていたのだが、小沢一郎に1100万円を超す献金をしていたという。そして小沢疑惑の核心といえる胆沢ダムの工事を次々に受注した。
この建設会社は秋田県横手市の「創和建設」。

寺田は、2006年までは22・5%の株式を保有する筆頭株主。
この献金は、公共事業受注企業の選挙献金を禁じた公選法違反にあたるため、小沢一郎は「陸山会」から「小沢一郎くらしと政治研究所」への献金だったと訂正したものだ。創和建設が受注した胆沢ダムの工事費は約17億円に上るが、その発注元は例の水谷建設、前田建設工業、奥村組だった。

寺田もワルよのォ。

それって我々の税金だぞ。

 

★福島県天栄村。
牛の肉から高濃度の放射能が検出されたという。
ところが厚労省はすぐに、改めて検査した結果、放射性物質は検出されなかった、と発表した。

ホンマかいな。

牛が放射能で体内被曝していれば、その原因はエサではなく、水の可能性が高い。だとすれば人間も体内被曝をしていることは確実だ。


★犬を救助。

一匹のメス犬が漂流していたという。
三陸沖合の壊れた屋根の上に犬がいるのを、海保のヘリが発見、犬を救助した。

犬はソーセージ、クッキーを与えられ、安心した様子だという。

犬は茶色のメス、中型雑種、茶色の首輪をしている。 

塩釜港に上陸し、動物愛護センターに保護されたが、職員の伊藤光市さんは「大事に世話して、できたら飼い主に返したい」。

飼い主が現れない場合は、もらい手を探すという。

 

(ムラマサ、鋭く斬る)

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