★野田佳彦。
ついに本格論戦が始まった。
当初、野田民主党は代表質問だけ、4日間で国会を閉じようとしたが、ろくでもないな。そして今週で国会を閉じて延長はしないというのだから、野田よ、いつ仕事をするんだ。
昨日(9・26)の衆院予算委を聴いていて思ったことは、野田佳彦という人物は「薄らバカ」ではなくて、「悪党」だな。
今まで、歴代の総理を悪党と呼んだことはなかったが、総理に就任してからの野田の言行を見ていると、そのように思う。
さて昨日、野党の質問は自民党オンリーだったが、野田の答弁は「正心誠意」のカケラも見えなかった。
☆朝霞の105億円、国家公務員向け高級マンション建設。
誰が凍結を解除して、建設にゴーサインを出したのかと塩崎恭久に糺された野田の答弁は、「政務三役で決めました」。
おいおい、それを言うなら、「財務大臣の私が決めました」というべき。
それに都内には公務員宿舎が1万5千戸の空き室があるのに、朝霞に新規の850戸を、何故いま必要なのか。東北の復興にその労力と財源を回すべきだ。
ところが野田は、木で鼻をくくったように、「総合的に判断し建設する」。
悪党だな。
☆官僚の東電への天下り。
いま現在、51人いるという。
3・11以降、さすがに経産省からの天下りはないが、警察庁、国交省、農水省、総務省からゾロゾロだ。それを東電と官僚の癒着という。
民主党は政権を取ったら、すぐに「天下り根絶」と言わなかったか。
何もかもデタラメな民主党。
☆福島県の損害賠償申請書。
福島選出の吉野正芳が東電と野田を攻めた、「こんな分厚い申請書とマニュアルを読んで書けとは、東電と政府は非常に冷たい、冷たい、冷たい」。
まあ、冷たいというより、その160ページのマニュアルを読んで、50ページ以上の申請書を書くことは無理というもの。しかもそれは3ヶ月ごとに申請しなければならない。枝野幸男も「弁護士の私でも書くのは無理」と言いはなった。
さらに問題は、その申請書の署名・押印欄には、小さい文字で「一切の異議、追加の申し立てをしない」という一文が書いてあり、原発被災者に署名させようとしていた。
署名すれば、東電の思う壺だ。
ワルよのォ。
★稲田朋美。
我らが稲田朋美の登場。
☆秘書3人の有罪判決を受けた昨日、小沢一郎の国会喚問を要求した。
まあ、無理だろうが、小沢一郎は既に過去の人。
小沢の秘書3人が逮捕され有罪の禁固刑判決が出たのだから、小沢一郎は議員辞職に相当する。
☆野田が韓国朝鮮人から受けた政治献金について、
稲田さんの追及にあって野田は、「まだ調査中で分からない」。
稲田朋美はそれに納得せず、「献金者は韓国民団の役員であったことは、すぐに分かるはず。総理、なぜ答えない」。
韓国朝鮮人から政治献金を貰えば、政治資金規正法違反、禁固3年、議員失職だぞ。
☆靖国参拝問題について、
野党時代の野田は靖国参拝派だったが、総理になるや「参拝しない」と態度を変えた。こういう奴は信用できぬ。
中国や韓国が靖国に干渉するのは、重大な内政干渉であり、国際問題だぞ。
中国や韓国の猿には、思い切りガツンと言わなければ駄目だ。
稲田朋美と野田の稲門対決だったが、稲田さんは毅然と対峙して、素晴らしかった。
一方の、野田というか野ブタは作文の棒読みで、まさに悪党だな。
この人の正心というのは、邪心の言い間違いだろう。
民主党よ、次の総選挙では全員落選の地獄を見せてやる。
(ムラマサ、鋭く斬る)
(お茶目さん、日本人は愛すべき人たちですが、世界に類のない、お人好しですからね。それが過ぎれば罪悪というもの)