★TPP。
TPPというのは米国による日本の構造改革ということだな。
もっと分かりやすく言えば、アメリカンルールに日本が組み込まれるということ。
農業や肉の関税を10年後にはゼロにする、米国、豪州、NZ、アジア各国から安い農作物や酪農品がドンドン日本に入る。
ちなみに機械とか自動車の工業製品については日本の輸入関税は現在、ゼロ。
例外的にあっても2%が関の山だから、問題はない。
さらに焦点はサービスや人的移動の自由化だ。例えば郵便局は完全民営化になる、病院の株式企業化、薬剤薬品の自由化などが俎上に挙げられるだろう。だから日本医師会は強硬に反対する。
そして人的移動の自由化、安い労働力が日本に流れ込み、米国のように日本は人種の坩堝になる。つまり日本は移民社会になるようなものだ。そこには人種問題が急浮上してくる。米国も長年、苦しみ、今の欧州も人種問題で葛藤している。
しかし、こういうことを踏まえても、本ページのスタンスはTPP賛成の立場を取る。
但し、留保条件を付ける。TPPを暫定的にやってみる、そして日本がうまく機能しないというならば、10年後の完全実施を前に無条件に脱退することができる、という留保条件だ。
TPPという走っているバスから飛び降りることは無理という指摘はあるが、飛び降りるのではなく、ボタンを押して堂々と降りればいい。それが留保条件だ。
人種問題というのは国家経営にとって大きな問題だが、一方でTPPというのは、日本の腐った既得権益者と日本再生を志す者との闘いになる。TPPという外圧が無ければ日本の再生は成らぬかも知れぬ。
ちょうど浦賀にペリーが4隻の米国艦隊を引き連れて、徳川幕府に開国を迫ったように。
★東京海洋大。
10月15日、福島県いわき市の沿岸で7月に採取したプランクトンから、高濃度の放射性セシウムを検出したという。小型の海底生物からも高い濃度を検出した。
つまり、恐怖の食物連鎖が始まっているということだな。
放射能に汚染されたプランクトンを魚が食べ、魚を人間が食べる、その放射性物資は幾何級数的に濃縮されて、最後は人間の身体に蓄積される。
検出したセシウムは、プランクトンがキロ当たり669ベクレル。
海底生物のヒトデは137ベクレル。
この食物連鎖の恐怖は、米国における川への放射能漏れ事故により、放射能は食物連鎖により、濃度が幾何級数的に高まるというデータが確立している。
★日本地震学会。
「結果的に、私は間違っていた」。
東北大の松沢教授は学会の発表でこう述べた。
なぜM9の地震が想定できなかったのか、地震学の常識が邪魔をしたと自己批判した。
東大・地震研とか地震予知連とかは、ムダ飯を食っているだけだ。
(ムラマサ、鋭く斬る)
(スッカラ菅ですか。 前には、菅直人をこう表現していました。
立てばイラ菅、座ればアカン、歩く姿はスッカラ菅。
さて、野ブタ君はどのように表現しましょうか)