タイの大洪水。
象も普通に歩く花のバンコック、
チャオプラヤ川から水があふれ、タイの都は水に埋もれてしまった。
以前、成田からバンコックへタイ航空に乗って行ったことがありましたが、その時、偶然にタイ王室のシリントン王女と一緒になりました。
ビジネスクラスの半分をシリントン王女一行は借りきり、ダークスーツの男たちに囲まれていました。
7時間の空の旅のあと、無事バンコック・ドンムアン空港に到着しましたが、着陸してからずいぶん長い間、飛行機が地上を走るので、どこへ行くかと思いきや、王室専用のゲートが空港から遠く離れてあるのですね。
そこでシリントン王女一行を降ろした後、どうするのかと思えば、飛行機はドアを閉めて、空調を切り、そこに停止してしまったのです。
何が起きたかといぶかり、機内の窓から外を見てみると、王女のお迎え式典が行われていたのです。
機内に閉じ込められた乗客はエアコンの切れた機内で、20分ほど待たされたのでした。
そして王女のお迎え式典がようやく終わり、飛行機のエンジンが始動し、エアコンが動いたときには、本当にほっとしました。
タイ人のCAもスマイルしていました。
タイは何から何までゆっくりですからね。
マイペンライ。